ワンコインでひふみんに会える!?
銀杏がきれいに色づき始め、一橋のキャンパスを美しく彩る季節となりました…秋といえば学園祭の季節、
今年度第48回一橋祭に、将棋界の生ける伝説「ひふみん」こと加藤一二三さんが来校します!!!
11月24日(金)16時より兼松講堂にて開催される加藤一二三講演会では、
TVで見る愛らしい「ひふみん」ではなく、偉大な功績を残した「プロ棋士九段加藤一二三」として、
63年間に及ぶ盤上での戦いの人生についてお話しいただきます。
ここでしか聞けないお話があるかもですよ!!?皆さんこれは必聴です!!!!
講演会の詳細は一橋祭公式HPまで!
チケットの販売方法と価格は以下の通りです!
① イープラスW EBページ(http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002240405P0030001)
10月上旬~11月23日 600円
② 学内事前直接販売 11月8日~10日、20日~22日で昼休み時に販売を行っております。また兼松講堂下一橋祭本部にて常時販売をしております。価格500円
③ 国立市洋菓子店「白十字」10月上旬~11月23日 500円
④ 国立市和食店「食彩わらび亭」11月11日~11月23日 500円
⑤ 当日販売 11月24日一橋祭初日開場~完売次第終了 600円
西門のこれ↓です。これ↓を見てくれれば一目瞭然ですね☆
講演会の情報はこのへんにしておいて、本講演会の講師、加藤一二三さんについてお話します!
今やテレビでは引っ張りだこ、お茶の間の愛されキャラ「ひふみん」として日々万民を魅了し続ける加藤一二三さん、「かわいいだけのおじいちゃん」だと思っていませんか??
違います!!!!
加藤一二三さんは、史上初中学生プロ棋士としてデビュー。今でいう藤井聡太四段でしょうか。
その強さを讃えて、人々は加藤一二三さんを「神武以来(このかた)の天才」「一分将棋の神様」と称しました。
神にもたとえられるその強さをもってして、リーグ戦を駆け抜け、史上最年少18歳でA級棋士に。
「A級」とは、数多いるプロ棋士の中で行われるリーグ戦トップ10人という激闘を勝ち抜いた猛者にのみ与えられる称号です。
18歳といえば、高校3年生。思い出してください。受験勉強に追われ、模試の判定で一喜一憂していたあのころを。加藤一二三さんは、そのときにはすでに将棋界の頂点10人にまで昇り詰めていたのです。
TVで見る愛くるしい印象とは異なり、実は将棋の鬼才…ものすごいギャップですね。
そんな加藤一二三さんにはこんな逸話があるんです! |
対局に挑む際には、ネクタイの先端がベルトより20㎝下になるほど、ネクタイを長く結ぶというこだわりがあるとのこと。これは、かつて偶然ネクタイを長く結んだ際、いつもより頭が冴えて、対局に勝利したという縁起を担いでとのこと。
街中に、そんなに長いネクタイの人がいたら思わず見てしまいますね(笑)
また対局中に駒を打つ音がとても大きいことでも知られています。これは、勝負に熱が入ると、どうしても駒を持つ手に力が入ってしまうからとのこと。
穏やかな雰囲気の方ですが、内には勝負に対する熱い情熱をお持ちなのでしょう。
他にも多くの逸話をお持ちの方なので、気になった方はぜひ調べてみてください!!
将棋の戦法は、「居飛車」「振り飛車」の二つに大分されますが、プロ棋士にはそれぞれ得意とする戦法があり、
・堅固な守りを持ち味とする棋士
・イケイケドンドン超攻撃型の棋士
・軽さを信条とする棋士
…など様々な戦い方を持っています。
加藤一二三さんは、中でも「棒銀居飛車」を得意としています。
「棒銀」とは銀将を棒のようにまっすぐ進めて攻める戦法であり、最も古い戦法の1つといわれています。
速効性があり、破壊力が高い反面、狙いが分かりやすくため、防がれやすいという短所ももっていることが特徴です。
この「棒銀」は対「振り飛車」として有力な戦法でもあり、加藤一二三さんは、これを発展させた「居飛車舟囲い急戦」という強力な戦法の礎を築いたことでも有名です。
…中々、難しい話になってきましたね。
「百聞は一見に如かず」…ということで
あなたも、ひふみんに会ってみん?
加藤 一二三
(かとう・ひふみ)
1940年1月1日生 福岡県嘉麻市出身
プロ棋士9段。実力制6人目の名人。
師匠は(故)剱持松二九段。1954年当時14歳でプロ4段、史上最年少棋士・史上初の中学生棋士となり、「神武以来の天才」と評された。
2017年6月20日「第30期竜王戦」の対局で引退。62年10カ月にわたる現役生活に終止符を打った。タイトル獲得数は名人・王位・棋王など通算8期を誇る。引退後は仙台白百合女子大学客員教授に就任。「ひふみん」の愛称で親しまれ、現在は様々なバラエティー番組に出演をしている。
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