”これ頑張って作ったの♡”って、思いっきり市販ですけどね~~
こんにちは、蛮勇亭にゅーとんです。
世界の愛が育まれるバレンタイン!!!!!はだいぶ昔の話ですが……
私はこの愛に溢れていた日にもあるたくらみをしていたわけです。
題して……
実証方法は簡単。「大学に入って初めてのバレンタイン、彼女はどんなお菓子をくれるのかな?」とウハウハしている橋男彼氏たちに「これ、私作ったの♡」と言って市販のお菓子を渡してみる、というもの。
騙されていく橋男彼氏をどうぞご覧あれ!
まず協力してくれたのはA子とB男カップル。
A子にお願いしたのは「明らか自分では作れなさそうな高級店のマカロン」。去年の夏休みにライターのGaGaリンがとてもマカロンとは呼べないようなひどい物体を作っていましたが、
やっぱりマカロンって難しいですよね。味をおいしくすることはまだできるにしても、高級店ほどの形のよさは家庭ではなかなか作れないものです。
A子が買ってきたのは相模原にあるお菓子屋さんC’est la Saison!のマカロン3種類。味は柚子、コーヒー、キャラメル。
上に柚子ピールなどが少量だけ載っているあたり、手作りではほとんどやりませんよね。あんな少量のために材料買わないじゃん……。
しかしやっぱり形がきれいすぎますよね。
完全に市販ですからね(笑)
これを市販のラッピング袋に入れ替えて……
箱に入れたら完成!
すごい、豪華すぎて手作り感ZERO
いざ港の見える丘公園へ!
渡したときのやり取りを、A子の心の声とともにお楽しみください。
A子「 じゃあ開けてみて!!」
B男「 え、なんだろうこれ。」
A子「 ん?!待って?!」(この人マカロンわかんねえのかよ!!!)
B男「んー名前言われたらわかるかも……。」
A子「 ん、んーと、これはマカロンっていうんだよ。」(ニッコリ)
B男「ああぁ、マカロンか。」
A子 (気を取り直して)「マカロンって作るの大変なんだよ!」
B男「へぇーそうなんだ!すごい!」
A子「食べてみて*╲(^o^)/* 」
B男「じゃあ柚子いただくね!美味しい!柚子とマカロンってイメージなかったけど意外と美味しいね!」
A子「でしょ!よかったー!作るのに何時間くらいかかったと思う?」
B男「2、3時間くらい?」
A子「うん、さすが!そのくらいー!いろいろ試行錯誤して頑張ったんだ!」
B男「まじか…!ホントありがとう!」
B男、「柚子とマカロンってイメージなかった」なんて言ってますけど、いやもともとマカロン知らなかったんでしょ!と突っ込みたくなる私です。
続いてネタバレの様子をどうぞ!
A子「これ実はヒトツマミの企画で……」
B男「は?!?!」
A子「いや、だからヒトツマミの企画で……(省略)これ地元のまぁまぁ高めなお店で買ったマカロンなんですよ。」
B男「そこはコンビニじゃなくて高級なとこなのね(笑)」
B男よ、注目するところそこじゃないと思うのですが……(笑)
最後にB男の感想を!
“なんか箱とかやけに高そうだなと思ったけどキレイな形にするためにめっちゃ頑張ったんだと完全に思わされました(笑)でも何はともあれ嬉しかった(^○^)”
なんか……騙されたのにおいしいバレンタインもらってニヤついてるB男の顔が浮かびますね、幸せな人だ。
続いて協力してくれたのはC子とD男カップル。
C子にお願いしたのは「コンビニのフィナンシェとマドレーヌ」。こちらは手作りの定番ですが、マカロンと同様に完璧な形に仕上げるのは手作りではなかなかできないもの。
これをラッピングしておしゃれな紙袋に入れると手作りらしきものに。
詰め替えも完了していざ井の頭公園へ!(リア充は公園が好きみたいですね笑)
D男「うわーやばい、ありがとう。ちょー綺麗!」
C子「どれくらい時間かかったと思う?(笑)」
D男「えーバターとかめっちゃ使ってそうだし3,4時間くらいかな?」
C子「やっぱそう見えるよね!私頑張った!」
D男「さすが料理部だねー想像してたよりもはるかに美味しそうでびっくり!」
C子「ありがとう〜(笑)」
C子が元料理部だからってまんまと騙されてしまったD男。
さっそくネタバレをします。
C子「実は…ヒトツマミの企画で……」
D男「え、まじか。」
C子「実は両方ファミマで買いました。」
D男「綺麗すぎると思ったんだよなぁ。でもありがとう(笑)」
こちらもニヤついてる顔が想像できるD男。彼からの感想もどうぞ!
“彼女のスペックの高さから考えると既製品と同一またはそれ以上のものを作ってきても全く疑いの余地は存在せず、ゆえにまともに受け取ってしまった。僕のピュアな心を返してください。以上”
ははは、“ピュアな心“……(笑)
ドンマイですね(笑)
(すいませんでした!!!!!!!!!!!)
最後は私自身が挑戦!!!!
私があげるのは、カントリーマアム!!
さすがにそのままだと確実にバレるのでトースターで少しこんがりと焼きます。
そしてカモフラージュ用に我が家に余り過ぎて困っているアメリカの高カロリーチョコButterfingersを使ったアメリカンクッキー(こちらは本当に手作り)も一緒にあげます。
形がバラバラなあたりが手作り感丸出しですね。
ちなみに私はアメリカ留学中にアメリカンクッキーに恋をした結果、美味しすぎて体重が25%増。帰国後体重は戻りました!今は日本人体型ですからね!!!(必死)
柔らかくて食べやすいのでついつい食べ過ぎてしまうかなり危険な食べ物です。
そしてバレンタイン当日の私の予定は……♡
あれ??
あれれれれれれれれれ????????
スケジューリング間違えたみたい……ではないですね、はい。(察してください。)
ということで私は“友チョコ”をあげることにしました。
そこらへんのイケメンの何十倍もチョコがもらえる女子校で中高6年間過ごした私。
(高校時代のもの。写真提供、友人)
もらう数も多ければ、あげる数も多い。となると、学年が上がるにつれて増えてくるのが
“タッパー族”
いちいち可愛くラッピングなんてしていたらお金がかかる!ということで、タッパーにばばんと詰めてしまおう、というわけです。
そんなタッパーに詰めて用意したものがこちら!
どこからどう見てもカントリーマアムはカントリーマアムにしか見えない気もしますが、とにかく成功を願って学校に向かいます。
私が選んだターゲットは体育会テニス部所属のE子とF子。
部活終わりに疲れているであろう彼女たちに「差し入れもってきたんだけど食べない?」とLINEを送り付けます。
テニスウェアのまま出てきてくれた二人にクッキーを見せると……
E子「え、こっちのクッキー、カントリーマアムみたい!」
タッパーの中身を見るなりそう言い出すE子。本当に見た目もさることながら、発している香りもカントリーマアムそのもので、“これは企画失敗か?”とも思いましたが……
こんなところで諦める私ではありません!なにせ人にウィンクをしたという記憶まで植え付けてしまうライターなのですから……!!
必死に信じてもらえるよう言い訳をします。
私「そうそう、似てるんだけどこれアメリカのレシピで!」
F子「え、ほんとにカントリーマアムじゃないの?!すご~い!」
一口ぱくりと食べてからそう言うF子。
私「アメリカのすごい甘いチョコ使ってるの!」
E子「ほんとだ!アメリカの味だ〜!」
去年の夏にモニター留学でアメリカに行き、アメリカの味をしっかり覚えたはずのE子……アメリカの味はもっと甘いと思いますが(笑)
F子「美味しい〜!すごい、手作りでこの味作れるんだね!」
E子「ほんとにカントリーマアムみたいだけどカントリーマアムより美味しいね!」
“カントリーマアムみたいだけど
カントリーマアムより美味しいね!”
爆笑な一言をいただいたところでネタバレ!
私「いや、実はこれヒトツマミの企画で…(笑) これ、普通にカントリーマアム!ちょっと焼いただけ!」
E子「え、うそ!やっぱそうじゃん!私言ったよね、最初に!“カントリーマアムみたいだ”、って!」
F子「あれ?ちょっと待って……私この企画の話、先週聞いてた……!(当初ターゲットは別の人の予定だったので、私はF子に企みを話していたのでした。)」
私「あ、そうじゃん!“カントリーマアムをちょっと焼く”ってとこまで全部言ってたのに!(笑)」
F子「でも美味しかったから騙された気がしない〜幸せ!」
なんていい子なんだ……騙してごめんなさい!!
ちなみにあんなにタッパーいっぱいに入っていたクッキーも、体育会女子2人の手にかかれば、気づけば残りたったの3枚。
こうして騙されやすすぎる2人とひとしきりしゃべってから帰ろうとしたところ……
私「今日はほんとにありがとね〜!」
F子「差し入れありがとう〜!」
E子「ありがとう〜!ん?ありがとうなのか……?騙されちゃったし。」
私「騙したこっちがありがとうだね(笑)」
“騙したからには新勧させて!”ということで、宣伝しておきます。
新1年生の皆さん!体育会テニス部に入部するとこんなにも騙しやすいお姉さんたちが待ってるよ!
たくさん騙してご飯おごってもらってね!!!
本当に、2組のカップル、そしてテニス部のお2人、ありがとうございました!
彼女から”ホワイトデーは愛のこもった贈り物をしろ!”という圧力を感じている彼氏の方々や、料理が苦手な人はぜひ市販のお菓子とラッピング類を買ってみてください。一橋生ならきっと信じてくれますよ!
以上、いつまで経っても人に迷惑をかける記事しか書けない蛮勇亭にゅーとんでした!
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