半分過ぎた夏休みをここから加速させる最高で最強の方法、3選。

わたしたちの夏に必要なことはすべて広告が教えてくれる、かもしれない。


 

さて、どうもみなさまこんばんは、ライターのOBAです。

 

公開日に≪打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか?≫を観てきてたのですが、まず制服も白ワンピースも目にまぶしすぎて心が死にました曖昧な心を溶かして繋ぐ相手がまだ見つかってないので、お願いきっとまだ終わらない夏であって欲しいなと思います。

 

いい曲。

 

 

 

花火、いいですよね。打ち上げ花火も線香花火も、シャーーーーって勢いよく飛び出す手持ち花火も大好き。激しい花火もしっとり見つめる花火もみんなでわいわい盛り上がる花火も、どれも素敵です。最後には何もなかったように消えてそれでおしまい、あとに残るのは焦げ臭い火薬のにおい、消えちゃったねってポツンとつぶやくあの瞬間突如襲い掛かる”夏の終わり”感、それでも私たちの心にはあの闇の中に咲くあでやかな光がいつまでも残り続けるんだ~~~は~~~~~~~~~~~。

 

 

ここまで盛り上がって、そうしてふと自身の夏休み前半戦を思い返すわけです。

なんもしてねえ。と。

 

 

朝起きたら昼、真っ白な手帳、逃げ込んだ先のInstagramには裏切られる、そんな夏。

あの日見渡した渚の君の白い背中どころか、思い返せるのは唯真っ白な天井のみ。あと何度なんて贅沢なこと言わないから一回くらい花火をみたい夏だったし何度でも言葉にして呼ぶ君が切実に欲しいつらい。

 

 

最高に自由で永遠に長い、大学生の夏休み。

――も ”””折 り 返 し 地 点””” の今、何かここから出来ることってないのかなと考えたわけです。

 

 

答えは広告の中にありました。

 

夏の広告には、夏にこういうことをしませんか?こういう人へ共感しますか?というメッセージが、説得力と具体的イメージありで凝縮されています。

 

そう、つまり夏の広告には先人たちの夏への知見が詰め込まれているようで。

 

 

ここから夏を加速させていきたい。だから、本日は夏の映像媒体広告から導き出された最強の方法を3つ、お届けします。

 

 

 


 

遊びに行きたい。食べに行きたい。行ってみたい憧れの場所。見たい場所。いつかたどり着きたいところ。叶えてみたい夢のさき。――それ、声に出して言ってみよう。そんなCMです。

 

 

旅、行きたくない?

 

 

大学生の夏休みは折角2か月間もあるのだから、時間がないと行けない遠くの場所へじっくり行ってみたい。いつもと違う景色が見たい。刺激が欲しい、新しいなにかと出会いたい。

 

旅行に行けない人、色々な理由がありますよね。部活が忙しい、お金がない。もしかしたら勇気が出ないのかもしれないし、重い腰をあげるのがめんどうくさいのかもしれないし、あるいは授業期間でちょっと疲れてしまっているのかもしれない。

そんな風に今年の夏叶えられなかった人(それから、叶えたけれどまだまだ物足りない人も!)、こんな東京にいながら楽しめる”旅”ならいかがでしょうか。

 

 

 


 

サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで

 

国立新美術館と森美術館、2館同時開催している展覧会。インドネシア/カンボジア/シンガポール/タイ/フィリピン/ブルネイ/ベトナム/マレーシア/ミャンマー/ラオスより集められた作品を、9つの視点で切り取っています。会期は~10/23(月)

 


 

吉田博展 山と水の風景

開国して西洋文化が勢いよく流入してきた明治から、大正、昭和の時代を駆け抜けた稀代の画家・吉田博。今でこそあまり名前が知られていませんが、その圧倒的な技術と今見ても新しさを感じるキャッチ―な色使いは一見の価値あり。海外渡航の際に描かれた20世紀の各国の風景画がおすすめです。会期は~8/27(日)

 

 



 

世界が変わるぜ。

中条あやみが言っているのでこれは多分世界の真理です。

 

 

主人公は高校生の女の子。友達と好きな人が被っていることを知りショックを受けた日のこと。ギターを背負って歩く帰路、知り合いの中古CDショップのおじさんに1冊の本を渡されて――。

 

 

私の周囲で結構いるのが、この夏は本を読んでるよって人たち。ゼミ関連の本も、漫画も、論文も、小説も。あわただしい授業期間中に読めなかったものがあれば、この夏に消化してみるのはどうでしょう。

 

♪夏のいちばんナツイチ ナツイチ愛すでナイスなナツイチ♪

とのことですが、毎年お馴染み「ナツイチ」ほか夏のフェアの選書にいまいちピンと来ないまま終盤を迎えてしまったあなたのために、選外の各社おススメ文庫本を独断と偏見と愛と勇気でお伝えしてみよようとします。

 

 


 

廃墟建築士/三崎亜紀

 

独特すぎる世界を淡々とさも日常のように描写するなら右に出る者はいない作家・三崎亜紀の短編集。
廃墟を「造る」事を生業とする主人公を描く表題作ほか4編。

 

雪月花黙示録/恩田陸

 

日本の伝統を厳格に受け継ぐ「ミヤコ」の最高学府、光舎。そこに通う女子高生剣士・蘇芳は生徒会長を目指すいとこの御曹司・紫風らとともに、次第に権謀術数の渦中に巻き込まれていく。

画像引用元:Amazon

https://www.amazon.co.jp/%E9%9B%AA%E6%9C%88%E8%8A%B1%E9%BB%99%E7%A4%BA%E9%8C%B2-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%81%A9%E7%94%B0-%E9%99%B8/dp/4041031842/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1503119070&sr=1-1&keywords=%E3%80%80%E9%9B%AA%E6%9C%88%E8%8A%B1%E9%BB%99%E7%A4%BA%E9%8C%B2%E3%80%80%E6%96%87%E5%BA%AB 

 

 

ボトルネック/米澤穂信

 

亡くなった恋人を追悼していたぼくがなぜかたどり着いたのは、ぼくが存在しないもう一つの世界だった――。
存在しないはずの姉・サキとともに、リョウは元の世界とこの世界の「間違い探し」をはじめる。



 

 

25年前の夏に出会ったある1組のカップルの、1992年から2017年の話。

 

 

25年前、まだ生まれていない人が多いんじゃないかなって思いますが、どうでしょうか。

想像がつかなすぎる世界なので、ウイキペディアに頼ってみます。

1992年の日本

クレヨンしんちゃんのアニメと日清ラ王が始まって、茶髪が定着した頃らしいです。

 

 

このムービーを観て心が耐えきれないあなたはたぶん私と仲良くなれる感性のもち主なので、昔なつかしソング縛りで聴く会がおすすめ。

友達と部室や合宿で大音量で、カラオケで、あるいは一人でイヤホン越しに。ポケモンの昔の映画ソングとか聴くとあ~~~~は~~~~~~~~~ってなるので試してみてほしい、あと『ポケットにファンタジー』とかもとてもやばいです。もう一度こどもに戻ってみたいの~~~1日だけでもなれないかな~~~~わかる~~~~~~~~ってなります。

 

懐かしの主題歌も、両親が良く聴いていたあんな曲も、ずっとウォークマンで再生していたあの曲も、初めて買ったあのCDも。
掘り起こして聴いてみる、そんな夏の1日もいいのではないかなと思います。

 

 


 

今年の夏はどんな広告が出るのかも気にしつつ、夏休み後半戦も加速度的に調子を上げていきましょう。

 

物語のように何度も繰り返さないこの夏が、良き休暇にでありますように!

 

 

 

 

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