きみの缶ペンケースは、ファンシーであふれていたよね。
春休みとか、GWとかって、大掃除するじゃないですか。
捨てられないものがたくさんでてきますよね。
たとえば。
こういうペン立てとか。
とりたてて使えるわけじゃないんだけど、置いておいても邪魔になるだけなんだけど。
でも、当時の自分を支えてたのって、その筆箱のサイズであり、そのシャープペンシルの柄であり、その便箋の挿絵なんですよね。
友達からピンク色のお手紙が届けば、空色のメモ帳で対抗してみたり。
MONOならよく消えることなんて知ってるんだけど、猫の柄の消えにくいやつ選んじゃったり。
キラキラした宝石もどきがくっついてるだけで、数十円高い鉛筆を買ってしまったり。
ファンシイイイイイイイイイ!!!!!!!!!
今回はですね、かつて少女だった、そして今も変わらず、この先も永遠に少女であるバシジョ諸君に、懐かしさと恥ずかしさをお届けします。
というのも。
あの頃のファンシー文具たちって、わけわからんしょっぱすぎる英語の集合体なんです。
あの頃の可愛さも、憧れも、夢も、実はワケノワカラナイ英語に踊らされていただけってことをね、振り返るべきなんです!!!
なぜかって?
……この間文房具屋さんに行った時に、うっかり散財しちゃったからだよ!!!!!!
そんな失敗を、みんながしないために!
目を覚ましてもらうために!!
今回の記事があるわけです。
あの頃憧れたファンシー文具がいかにダサいものだったのか、自動翻訳機能を使って証明して見せます。
あれです、そうせきゅんはオールドな人間なので「画像翻訳」とかいうテクノロジーについていけず、Weblioに手で打ち込みました、そこも含めてダサいって話です。悔しい。
缶ペンケース |
まず最初は、この世の女子の8割がその魅力に悩殺され、授業中に落として音を立てては白い目で見られた、でお馴染みの「缶ペンケース」です。
こちら、ライターのムーン☆芙麗夢☆けろっぴから送られてきたものです、ありがとうございます。
飲み会での「とりあえずビール」的なノリで、「とりあえずAngel Clover」みたいな文化、あったよね。あったあった。
そして、これみよがしに散らされるパンダが3匹。パンダさえ描いておけば売れると思っていやがる。全くその通りなんだけど。
問題は、右側に連なる英語たちなわけです。もはや誰も読まないでくれ、と言わんばかりに、ひっそりと、しかし確実に描かれている英文。しかも筆記体!
でもね、私は罪な女、自動翻訳しちゃうんだから。おねがいWeblio!
気持ち悪い、自動翻訳の典型的な文章ができあがりましたね。
これが書かれた筆箱で生活していたと思うと、くやしさと、「でも悪くはないな」っていう謎の自信が生まれてきます(テキトー)。
マジックライトペン |
続いて、なつかしのマジックライトペン。
見えないインクで書いた文字が、青色みたいなライトを照らすことで浮かび上がってくるやつ。
私は小学5年生の頃、このペンを使って日記帳に好きな人の名前を書いていました。
「NON STYLE井上」って書いていました。切ないを通り越してなんつーか可哀想。
そんなペンの側面にあったのがこちらです。
シンプルisベスト、と言ったところでしょうか。こちらを翻訳してみると……
素敵な対句ですね。
でも「心臓」っていう単語の画数の多さがやばい。
「ハート」ってもはや和製英語だもんなぁ、と感じる訳ですね。
チェーンバッグ風のふろくのポーチ |
文具なのかどうがちょっとあやしいところではありますが、『ちゃお』の付録で私がまだ捨てていなかったチェーンバッグ的な何かをご紹介します。
このサイズで何が入るっていうんだよ。まったく。しかし、英字とチェーンに騙された私は、まるで熱に浮かされたかのように、これを持っておでかけとかしたかったんでせうね。
これもシンプルな逸品ですが、翻訳にかけてみましょう。
あながち間違いではないですね。
MECHAMOTEはもはや固有名詞という判断。
私もMECHAMOTEのそうせきゅんとかに改名しよっかな。
便箋コレクション(2種類続けてどうぞ) |
諸悪の根源、レターセット。そもそも文字を書く紙に柄として文字を書くなよ。
なんて野暮なことを言うのはやめて、まいりましょう。まずはこちら、美大生Bさんから送られてきた代物です。
意外とまともなことを言ってましたね。LINEとかメールじゃなくて手紙をわざわざ送ってくる人の持っていそうな思想って感じ。知らんけど。
さて、次にまいりましょう。福岡出身Cさんが送ってきてくれた、こちらです。
どれだけ快適なんだオマエは。オマエの英語は快適じゃないぞあんまり。そんで絵柄の自転車は全く関係ないんかい。どうせなら鳥とか快適の挿絵にしろ。おめでとう休日!!
シャープペンシル |
はい、でました王道、シャーペンに書いてある英語を見てまいりましょう。とある女子校出身の友人Aから送られてきたものです。
「Shining Magic♪」の文字で、すでに首のかゆみが止まりません。
詳しく見ていきましょう。
さて、皆さん、目が覚めましたか?
自分がどれだけヤバい文字に囲まれて小中学生時代を過ごしてきたのか、ご理解いただけましたか?
可愛いと信じていた気がするものも、今見たら可愛くなく感じるでしょう。
何が原因かって?「それは、時間です。」
私はね、この企画を経てもなお、ファンシー文具が欲しくてたまりません。
ダサさこそ可愛さだ、と信じたい気持ちが、まだどこかに眠っているんです。
まだMECHAMOTEの女の子でいたいんです。
ジーンズ地の筆箱とか、ジャラジャラしたシャーペンとか、まだまだほしいんです。
というわけで、緊急連載企画!!!
次回、噂のそうせきゅん、国立の文房具店にて大量のファンシー文具を購入して「画像翻訳」するの巻。
お楽しみに~☆
☆☆☆おまけ☆☆☆
今回友人に協力を依頼した結果送られてきた中で懐かしかった画像たちを最後にアルバムっぽくしておきますね。
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