平成29年度一橋大学新入生のための履修学概論

新入生も、履修相談に乗らなきゃいけない上級生もこれを読もう


 

こんばんは。法学部新3年になるゴンゾーです。

 

今回は平成29年度の一橋大学新入生のために履修の組み方を説明します。

 

構成は

 

❶履修を組む時・上級生に相談する際の注意

❷必要なもの・情報と必要な用語の解説

❸学部別組み方ガイド・履修例

 

となっています。

 

 

WEB抽選履修登録日程ガイドブックp2に載っているのでそこを見て下さい。

 

 

❶履修を組む時・上級生に相談する際の注意

 

大学からの説明や上級生からの話を聞いているかもしれませんが、今年4月から一橋大学のカリキュラムが大幅に変わりました。そのため、今年に限って上級生に相談するというのはあまり参考にできません。特に英語をはじめとする全学共通教育科目は上級生とはカリキュラムが全く異なりますから、新制度を熟知していない上級生の話を聞くとかえってミスを招くかもしれないので気を付けましょう。

 

 

では、何が参考になるのかというと4/1(土)の新入生ガイダンスで配布された赤紫色「平成29年度学士課程ガイドブック」です。

 

 

このガイドブック、321ページもあり見る気が失せてしまうかもしれませんが、今年度のガイドブックはこれまでより改善されています

 

というのも、僕が入学した2年前はガイドブックは2冊あり合計738ページと今年の2倍以上、内容も体系的でないなど分かりづらいものでした。しかし、今年度のガイドブックは以前は最初に置かれていた小難しい規則集を最後に移動したり、大量にあった理念の説明を省略したり科目一覧を読みやすくしたことなどにより読みやすくなっています

 

依然として履修制度を初見で理解するのが大変であることは変わりませんが、履修を組む際に生まれた疑問点ガイドブックを読めばほとんど解消してしまうので気になったことがあればすぐに調べるようにしましょう。

 

 

❷必要なもの・情報と用語定義

履修を組む際に必要なものと情報は以下の通りです。

 

Ⅰ.もの

 ①学士課程ガイドブック平成29年度版

 ②授業時間割(学部科目・全学共通教育科目の2枚あります)

 ③履修を書く紙や筆記用具

 

 

Ⅱ.情報(学内の掲示板や大学ホームページで手に入れて下さい)

 ①自分の所属するPACEのクラス

 ②自分の推奨された英語のレベル

 ③【商・社会学部生】自分に割り当てられたゼミ

 

 

 

 

 

 

続いて、履修を組む際に知っていなければならない全学部共通のルールを4つ説明します。

 

 

 

①進学・卒業要件(ガイドブックp20~37)

 

進学要件とは2年から3年に上がる際に必要な単位の要件

 

卒業要件とは卒業するのに必要な単位の要件

 

のことです。

 

この要件は学部ごとに異なっています。ガイドブックp20~28にはの形で、p29~36にはチェックシートの形で載っています。表もチェックシートも言わんとしていることは同じです。

 

 

 

 

②CAP制(ガイドブックp39)

 

CAP制とは

 

・1つの学期に履修できるのは最大14単位まで

 

・1年間に履修できるのは最大44単位まで

 

とする制度です。

 

要するに各学期・各年度に履修できる授業の数には上限が設けられているということです。夏・春休みに開講される集中講義はこれに算入されないので、早めに単位を修得したい人はこれを活用するのも一手かもしれません。

 

 

 

 

③シラバス

 

一橋大学で開講されるされる全ての授業は、その概要MERCASで閲覧できるシラバスで知ることができます。シラバスを見れば

 

・授業内容

 

・筆記試験やレポート提出の有無

 

・使用する教材

 

・履修可能な学年・学部

 

は大体分かります。

 

 

同じ名称の科目でも先生が違えば授業内容も全く異なることもありますし、

 

同じ名称かつ同じ先生の授業でも時限が違えば授業内容が異なることもあります。

 

 

 

シラバスを確かめずにWEB抽選に当選し、授業が予想よりキツくて後悔する人

 

授業の内容や成績評価について文句を言う人

 

はよくいますが、シラバスをよく見ればちゃんと明記されていることがほとんどです。

 

 

シラバスを見ずに履修する授業を決めるなんて愚の極みですから、履修する授業のシラバスは必ず確認しておきましょう。

 

 

なお、一部の先生はシラバスを公開しないままの場合もあります。その場合はどうしようもありません。黙って履修するか諦めるかしろということなのでしょう。

 

 

 

 

④「学部科目」と「全学共通教育科目」

 

開講されている全ての授業は学部科目全学共通教育科目のどちらかになります。

 

学部科目導入・基礎・発展・部門外など

 

全学共通教育科目外国語・数理情報・運動文化・人文学など

 

というふうに区分されています。

 

慣れていくうちに覚えてもらうしかないです。

 

 

ここで知っておいてほしいのは、進学や卒業に必要な単位の要件は区分が細かく指定されているため、進学・卒業要件を満たすようバランスよく履修していく必要があるということです。学部科目ばかり取ったり全学共通教育科目ばかり取っているとあとで痛い目に遭ってしまうわけです。

 

 

 

次の[補足]は上3つと比べて重要ではないので、読まなくても履修を組めます。読むと逆に混乱を招くかもしれませんが、上級生に履修のことを相談する際に注意しておいてほしい用語です。

  

 

 

[補足] 般教(その他の全学共通教育科目)

 

般教という用語は公式用語ではありませんが、昨年度までは「その他の全学共通教育科目」の略称として一橋生の日常会話の中で使われていました。「一般教養」が語源です。

 

しかし、みなさんの進学・卒業要件p20~28の表を見ると、「その他の全学共通教育科目」の部分には斜線が引かれていますね。

 

これは、先輩たち新2年生以上の旧カリキュラムでは必修(12単位)だったものが、みなさん新1年生の新カリキュラムでは無くなった(0単位)という意味です。なんで新ガイドブック上から削除せず、斜線を引いただけにしているのかは僕にはよく分かりません。紛らわしいですね。

 

なお、法学部では「他学部教育科目及び全学共通教育科目」6単位と名称を変えて残っています。

 

 

注意しておいてほしいのですが、普通の上級生は自分の履修のことで手一杯で、1年生の新カリキュラムがどうなったのかなんて興味がないでしょうから、般教(その他の全学共通教育科目)進学・卒業要件から消えたなんてこと知らないと思います。

 

ですから、上級生に履修を相談していて「般教」という単語が使われた場合は、そのことに気を付けなければなりません。

 

 

また、人によって般教」「自由選択科目に算入される『全学共通教育科目』」とかいう意味で使われることもあります。短く便利な単語なので、新カリキュラムになった今後も何らかの意味で頻繁に使われるだろうとは思いますが、定義は人や時や場合によってまちまちなので使うときは気を付けましょう。

 

 

 

 

 

 

これらを4つを心に留め、いよいよ各学部別に履修を組んでいきます。

 

 

❸学部別組み方ガイド・履修例

 

ここから先、履修の組み方を具体的に説明していきます。

 

 

4月履修登録しなければならないのは春夏学期通年科目夏休みの集中講義の授業だけですが(p2)、ここでは、履修は春夏秋冬4学期分まとめて組むことにします。

 

 

 

 

というのも

 

・1年間全体を見通していた方が科目偏ることなくバランスの良い春夏学期時間割を組むことができ

 

卒業・進学要件を満たすために1年生自分が何をやっているのか明確に意識できる

 

からです。

 

 

 

 

こうした方が僕が履修制度を説明しやすいというのも理由の一つです。

 

 

 

 

ただ、9月秋冬学期履修登録をする際には、この時期(4月)に組んだ時間割をベースにしながらも、手を加えて少しくらいは改変することがほとんどです。

 

 

 

 

 

なお、この記事の目的はライターのオススメ授業や先生の評判などの紹介ではなく、あくまでも履修の組み方を説明することです。履修制度を理解したあと、いよいよ自分の履修を組む際は、自分の興味関心や将来の志望、部活やサークルの活動時間などを考えて履修を組んでください。

 

※記事中の説明には細心の注意を払っていますが、誤りがある可能性もあります。疑問に思った点や不明な点はガイドブックを確認したり教務課に問い合わせて確認して下さい。また、記事公開後に大学により履修ルールの変更・補足がなされる場合もあります大学からのお知らせをこまめに確認するようにして下さい。なお、本記事により読者が不利益を被った場合も本サイトは責任を負いません。

 

 

 

ここから先は自分の属する学部の説明を読み、履修を組んでいきましょう!!

 

学部は上から商・経済・法・社会の順になっています。

 

 

 他の学部の説明を読んでも益なしなので、自分の学部の説明までスクロールしてください。

 

(ヒトツマミのサイトには下のページまでボタン1つで飛べる機能はありません。頑張ってスクロールしてください。)

 

 

商学部

 

商学部の1年生は他学部と比べて履修しなければならない科目があらかじめ大学により決められていることが多いため、履修を組むのが比較的楽だといわれています。しかしながら、自分で選択しなければならない科目もそれなりにあるため、注意が必要です。

 

 

商学部生が履修を組む際には、ガイドブックのp20~21、p29~30にある進学・卒業要件p84~85にある学部科目の構成・履修モデルの2つを必ず確認しなければなりません。

 

 

進学・卒業要件p20~21、p29~30には「経営学入門」「マーケティング入門」「会計学入門」「金融入門」「ビジネス・エコノミクス入門」の5科目が必修と書かれています。

 

さらに学部科目の構成・履修モデル(p84~85)にはこれら5科目を1年次に履修することが勧められています。実際それが一般的です。それに従うと以下のようになります。

 

 

 

上のようになっていない時間割は商学部失格です。出直してきてください。

 

 

次に、自分の「PACEⅠ・Ⅱ」のクラスと「導入ゼミナールⅠ・Ⅱ」を時間割に組み込みます。

 

春夏学期に履修する「PACEⅠ」「導入ゼミナールⅠ」の2つは1年生の春夏学期に関してはあらかじめ大学により決められています。(PACEはp44、導入ゼミはp3~4)

 

秋冬学期に履修する「PACEⅡ」は大学により変更される場合もあるそうです(p44)

また、同じく秋冬学期に履修する「導入ゼミナールⅡ」は自分でゼミを選択できるようになります。(p3~4)

 

「PACEⅠ・Ⅱ」と「導入ゼミナールⅠ・Ⅱ」の時間は人それぞれですが、ここでは、

 

夏冬学期は「PACEⅠ(30)」、導入ゼミナールⅠは木曜1限の小西先生、

 

秋冬学期は「PACEⅡ(20)」、導入ゼミナールⅡは火曜3限の松井先生

 

としましょう。

 

 

 

必ず取らなければならない授業だけで既に24単位が埋まりましたね。ここから先は残りの20単位を埋めていきます。

 

商学部学部基礎科目2年生以上(ビジネス統計基礎を除く)、発展科目は3年生以上にならなければ履修できない決まりとなっています(p43)。おそらく、先に全学共通教育科目他学部教育科目を取れという意図なのでしょう。

 

そのため、先に全学共通教育科目他学部教育科目を履修していくことになります。

 

 

以下、進学・卒業要件p20~21、p29~30)に即して説明しつつ時間割を埋めていきます。

 

 

 

①外国語科目

 

外国語科目には

 

英語科目(p8、p45、p70~73)である「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」

 

英語以外の外国語科目(p8~9、p45、p73~77)である「外国語『初級(総合)Ⅰ・Ⅱ』」「外国語『初級(速修)』」

 

があります。法・社会学部生は英語以外の外国語が必修ですが、商・経済学部生は必修ではありません。ドイツ語・フランス語・中国語などの第二外国語を学びたい学生も多いでしょうから、ここでは数パターンの時間割で説明します。

 

 

 

英語のみを学びたい場合

 

英語科目には「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」「英語Ⅲ」の3種類ありますが、1年生が履修できるのは「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」です(p42)

 

では、「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」の違いは何なのかということですが、ガイドブックと一橋大学大学教育研究開発センターのホームページを詳しく調べたのですが「開講されている授業のシラバスを見ろ」の一点張りで確かなことはよく分かりませんでした。

 

以下は僕の推測に過ぎず、本当に責任は負えないのですが、manabaでは上級生に向けて「新『英語Ⅱ』は旧カリキュラムの2年生以上向けの英語科目だった旧『英語Ⅲ』に対応するもの」という説明がなされているため、新「英語Ⅱ」は主に2年生を履修者として想定した科目であると考えられます。しかし、「英語Ⅱ」のシラバスには対象者を1年生と明記しているものもあり、2年生向け英語科目と断言することはできません。

 

しかし、英語がⅠ・Ⅱと順番で並んでいる以上Ⅰから履修するのが筋でしょうから、ここでは春夏学期には「英語Ⅰ」を履修することとします。

 

「英語Ⅰ・Ⅱ」WEB抽選科目なのでMERCASでWEB抽選に申し込まなければなりません。第一回抽選では推奨されたレベルの英語にのみ抽選に申し込むことができます(p8)

また、「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」それぞれ春夏学期で2単位まで秋冬学期でも2単位までしか履修できないことになっています(p8)

 

WEB抽選の際に特に注意しなければならないのは、これまで作ってきた時間割にある必修科目と時間が被らないようにすることです。被ってしまった場合、取り消すことができないので、学部の必修科目を再履修する破目になってしまいます。第何希望の科目もこれまで組んできた時間割と同じコマに申し込まないよう注意しましょう。

 

ここでは、4月の抽選で早坂先生の春夏・金曜3限「英語Ⅰ(ライティング・標準)」に当選、9月のことはまだ分かりませんが友澤先生の秋冬・月曜4限「英語Ⅰ(リーディング・標準)」に当選したものとします。

 

 

❷英語も第二外国語も学びたい場合

 

「英語Ⅰ・Ⅱ」に関しては、上にある❶の説明を読んでください。

 

どれを第二外国語に選んだ場合も大差ありませんから、まとめて説明します。

 

1年生の時は初めて学ぶ人が大半でしょうから、初級の授業を履修することになります。初級の授業には

 

法・社会学部の1年生が必修として受講している週2コマ4単位「初級(総合)Ⅰ・Ⅱ」

 

全学部生を対象とした週1コマ2単位「初級(速修)Ⅰ・Ⅱ」

 

の2種類があります(p8~9、p45、p73~74)。

 

 

 

どちらがいいのか判断しかねるところですが、言語オタクなので英語・中国語・朝鮮語・ドイツ語・ラテン語・ギリシア語の6言語44単位をこの2年間履修してきた僕の私見では

 

 

旅行した際に本当に話せるレベルを目指すのなら迷わず週2コマ4単位「初級(総合)Ⅰ・Ⅱ」

 

旅行先でほとんど話せないけど本当に基礎的な単語の意味が分かるレベルでいいので教養として単語・文法を身に付けておきたいのなら週1コマ2単位「初級(速修)Ⅰ・Ⅱ」

 

 

を履修するべきです。ただし、どちらの授業を受けても結局は自分がどれくらい勉強するかで力の付き具合が違うのは言わずもがなですが。

 

 

 

週2コマ4単位もある「初級(総合)Ⅰ・Ⅱ」を履修できるのか不安な商・経済学部生もいるとは思いますが、1つ上の商・経済学部の先輩たちはみんな必修として履修していたのだし、同学年の法・社会学部生は今でも必修として履修させられているのですから、決して無理な話ではないはずです。

 

ただ、語学に関心があるけれどもそこまでガッツリやりたくない場合は「初級(速修)Ⅰ・Ⅱ」でも全然問題ないのではないでしょうか。総合の 半期4単位・通年8単位は時間をかなり割かなければなりませんから、確かに躊躇したくなりますよね。

 

 

また、語学は「継続は力なり」の学問ですから、総合・速修を問わずⅠ・Ⅱを継続履修するのが望ましいです。ただ、これも春夏学期自分には語学が向いてないと思ったら秋冬学期を履修しないことにするのも十分ありだと思います。

 

 

とにかく、

 

・英語と第二外国語を両方とも取るか

 

・どの第二外国語を取るか

 

・総合と速修どちらにするか

 

は僕が決めても仕方がないので、自分の心に問いかけて決めて下さい。

 

 

いくつも時間割の例を挙げるのは面倒ですから、ここでは上述❶と同様に「英語Ⅰ」4単位履修し、さらに第二外国語として星名先生の火5金4の「中国語初級(総合)Ⅰ・Ⅱ」を4学期にわたり8単位履修する、語学への向上心が高い時間割(しかしこれが先輩たち旧カリキュラムの最低限の必修)を例として挙げます。

 

 

ちなみに、この履修例だと外国語科目卒業要件p20~21、p29~308単位4単位ほどオーバしてしまいますが、オーバーした分は自由選択の単位に算入され、進学・卒業要件に含まれます。初級(総合)で学んだ内容を会話を中心に実践練習する授業として位置づけられている「初級(実践)Ⅰ・Ⅱ」2年次以降「○○語中級」の授業を履修した場合もオーバーした単位は同様に扱われるので安心してください。

 

 

 

③数理・情報科目

 

進学・卒業要件p20~21、p29~30を見ると、外国語科目の次に数理・情報科目8単位(進学には6単位)が必要とされています。

 

しかし、ここは特に注意が必要なのが商学部生は数学科目のみが算入され、情報・理科科目はこの区分を満たさず自由選択に算入されてしまうこと(p20、p29~30、p37)

 

数理・情報とは名ばかりで、実際は数学しかダメなのです。

 

ガイドブックp77~78に列記されている数理科目だけが算入されます。

 

 

また、数学科目は全てWEB抽選科目ですが、他の抽選科目と異なり数学科目は学籍番号による当選基準が開示されているようなのでよく確認して申し込みましょう(p9)

 

なお、商・経済学部生は数学科目をできれば1年生のうちに取り切る、遅くとも2年次春夏学期までに一般的です。しかし、ガイドブックp77~78の開講科目を見てもらえると分かるのですが、春夏学期は「線形代数」や「微分積分」はⅠが圧倒的に多く開講されますが(計31コマ)、Ⅱはほとんどなく(計4コマ)、逆に秋冬学期は「線形代数」や「微分積分」のⅡが多い(計17コマ)代わりにⅠがほとんど開講されない(4コマ)ので、両科目のⅠ1年の春夏学期に、1年の秋冬学期に履修するのがベストです。ただ、数学が苦手な人はそんなに急がなくても大丈夫ですよ。

 

なお、商学部は「確率」「統計」履修できますが、「数学概論」履修できないので注意しましょう(p42)。

 

 

 

ここでは、数学が得意だと仮定して

 

春冬学期に小林先生の火曜3限「線形代数Ⅰ」と宮田先生の金曜1限「微分積分Ⅰ」

秋冬学期に小林先生の木曜1限「線形代数Ⅱ」と林先生の金曜3限「微分積分Ⅱ」

 

に当選したことにしましょう。

 

❶英語のみ履修の場合(商)
❶英語のみ履修の場合(商)

 

第二外国語を履修しない場合、36単位埋まりました。

 

 

❷英語と第二外国語履修の場合(商)
❷英語と第二外国語履修の場合(商)

 

英語と第二外国語を履修する場合、44単位埋まりました。

 

CAP制により1年間に履修できる単位は44単位までと定められていますから、これで履修が完成です!!

 

各学期の履修単位も春夏はそれぞれ11単位、秋は10単位、冬は12単位となり、こちらもCAP制の上限を満たしています。

 

 

 

第二外国語を学ばない学生は空いている残り8単位で他学部教育科目を埋めていきますが、これは2年生になってからは時間割が柔軟に組めるようになりいくらでも履修できるので、本当に問題ありません。焦る必要はないので安心してください。

 

ただ、2年次他学部教育科目を1つも取れなければ自動的に留年になってしまいますから、不安に感じる人はやっぱり「初級(総合)Ⅰ・Ⅱ」「初級(速修)Ⅰ・Ⅱ」にしたり、数学の履修を遅らせてもいいかもしれません。

 

 

僕はそこまで面倒を見れませんから、自分で決めて下さい。

 

 

 

 

③他学部教育科目

 

第二外国語をやらない学生はあと8単位ほど埋めなければなりませんね。次に埋めるのは他学部教育科目です。これは、卒業するためには他学部の科目2学部以上から合計6単位は履修しなければならないとする決まりです。

 

学部科目には履修できる学生・学年に指定があるものも多いので、ガイドブックp42~44をしっかりと確認したうえで授業を選びましょう。

 

ここでは、筆者である僕が法学部生であることから

 

春学期月2木2「法学入門(他学部)」

 

をみなさんに強制的に履修させることにします。

 

 

④自由選択科目

 

先ほど説明したように、商学部科目はこれまで履修に組んできたものを除き2年生にならないと履修できないので(p43)、残り6単位は自由選択の単位を埋めます。

 

自由選択の単位には全学共通教育科目のキャリア科目を除けば、学部・全学共通教育科目を問わず全ての科目が算入できます。

 

外国語科目のところでも説明しましたが、他の要件に入るはずだったけれども取り過ぎて溢れ出た単位も無駄になることなくここに算入されます。

 

 

ここでは、

 

小関先生の夏月2木2「フランス語圏の社会と文化」

金井先生の秋冬金4「古典講読入門(文学)B」

高橋先生の秋冬金2「宗教と文化(近現代)」

 

を取ることにします。

 

 

ついに44単位埋まりましたね。

 

CAP制により1年間に履修できる単位は44単位までと定められていますから、これで履修が完成です!!

 

各学期の履修単位も春夏はそれぞれ11単位、秋は10単位、冬は12単位となり、こちらもCAP制の上限を満たしています。

 

 

空きコマが気になるようでしたら英語や数学などの科目を他のコマに移すのもよいかもしれません。

 

★終わりに

 

あくまでも履修の組み方の説明のために作ったものですが、今回つくった履修は一応このままでも通用するものです。ですが、人の興味関心は人それぞれですし、授業を真面目に受けたい人もいれば、大学生の間に授業なんかよりもしたいことがある人もいるはずです。ですから、自分の興味関心に基づいて自分のなかで優先順位を決め、

 

この般教の授業はどうしても取りたいから同じコマに被っている微積の授業は諦めて別のコマにする

 

とか

 

部活に専念したいから出席しなくても単位が取りやすいと評判の授業を取りまくる

 

という風にして自分なりに考えて履修を組んでいってください。

 

 

 

 

経済学部

 

経済学部生が履修を組む際には、ガイドブックのp22~23、p31~32にある進学・卒業要件p92~93にある学部科目の構成・履修モデルの2つを必ず確認しなければなりません。

 

まず真っ先に時間割を埋めてくれるのは「PACEⅠ・Ⅱ」です。

 

春夏学期に履修する「PACEⅠ」1年生の春夏学期に関してはあらかじめ大学により決められています。(p44)

 

秋冬学期に履修する「PACEⅡ」は大学により変更される場合もあるそうです(p44)

 

 

自分のPACEⅠ・Ⅱ」のクラスを時間割に組み込みましょう。「PACEⅠ・Ⅱ」の時間は人それぞれですが、ここでは、

 

夏冬学期は「PACEⅠ(30)」

 

秋冬学期は「PACEⅡ(20)」

 

とします。

 

 

つづいて経済学部の学部科目を埋めていきます。

 

1年生のうちに100番台コア科目4つ全て200番台コア科目を4つのうち1つ履修しておくことが望ましいと一般的と言われています。

 

春夏の間に100番台コア3科目6単位

秋冬には残りの100番台コア2単位200番台コア科目のうち1科目4単位

を履修するのが王道です。

 

ここでは、王道に従い

春学期に冨浦先生の火2金2「経済学入門」

夏学期に石倉先生の月3木3「経済思想入門」、西出先生の火2金2「統計学入門」

秋学期に大月先生の月3木3「経済史入門」

秋冬学期に200番台コアである小島先生の月1木1「基礎マクロ経済学」

を履修することにします。

 

 

経済学部生は1年次にこれくらい学部科目をとっておけば十分です。

 

そのため、残りは全学共通教育科目他学部教育科目を履修していくことになります。

 

 

以下、進学・卒業要件p22~23、p31~32に即して説明しつつ時間割を埋めていきます。

 

 

 

①外国語科目

 

外国語科目には

 

英語科目(p8、p45、p70~73)である「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」

 

英語以外の外国語科目(p8~9、p45、p73~77)である「外国語『初級(総合)Ⅰ・Ⅱ』」「外国語『初級(速修)』」

 

があります。法・社会学部生は英語以外の外国語が必修ですが、商・経済学部生は必修ではありません。ドイツ語・フランス語・中国語などの第二外国語を学びたい学生も多いでしょうから、ここでは2パターンの時間割で説明します。

 

 

 

英語のみを学びたい場合

 

英語科目には「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」「英語Ⅲ」の3種類ありますが、1年生が履修できるのは「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」です(p42)

 

では、「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」の違いは何なのかということですが、詳しく調べたのですが「開講されている授業のシラバスを見ろ」の一点張りで確かなことはよく分かりませんでした。

 

以下は僕の推測に過ぎず、本当に責任は負えないのですが、manabaでは上級生に向けて「新『英語Ⅱ』は旧カリキュラムの2年生以上向けの英語科目だった旧『英語Ⅲ』に対応するもの」という説明がなされているため、新「英語Ⅱ」は主に2年生を履修者として想定した科目であると考えられます。しかし、新「英語Ⅱ」のシラバスには対象者を1年生と明記しているものもあり、2年生向け英語科目と断言することはできません。

 

しかし、英語がⅠ・Ⅱと順番で並んでいる以上Ⅰから履修するのが筋でしょうから、ここでは1年次には「英語Ⅰ」を履修することとします。

 

「英語Ⅰ・Ⅱ」WEB抽選科目なのでMERCASでWEB抽選に申し込まなければなりません。第一回抽選では推奨されたレベルの英語にのみ抽選に申し込むことができます(p8)

また、「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」それぞれ春夏学期で2単位まで秋冬学期でも2単位までしか履修できないことになっています(p8)

 

WEB抽選の際に特に注意しなければならないのは、これまで作ってきた時間割にある科目とコマが被らないようにすることです。英語や数学などの科目は開講されている授業が多いためいくらでも他の授業を選ぶことができますが、学部科目は選択の余地が少ないことが多いので、取りたい学部科目と英語などの科目が同じ時間に被っている時は、場合にもよりますが学部科目を優先させるのが賢明です。第何希望の科目もこれまで組んできた時間割と同じコマに申し込まないよう注意しましょう。

 

ここでは、4月の抽選で早坂先生の春夏・金曜3限「英語Ⅰ(ライティング・標準)」に当選、9月のことはまだ分かりませんが友澤先生の秋冬・月曜4限「英語Ⅰ(リーディング・標準)」に当選したものとします。

 

 

❷英語も第二外国語も学びたい場合

 

「英語Ⅰ・Ⅱ」に関しては、上にある❶の説明を読んでください。

 

どれを第二外国語に選んだ場合も大差ありませんから、まとめて説明します。

 

1年生の時は初めて学ぶ人が大半でしょうから、初級の授業を履修することになります。初級の授業には

 

法・社会学部の1年生が必修として受講している週2コマ4単位「初級(総合)Ⅰ・Ⅱ」

 

全学部生を対象とした週1コマ2単位「初級(速修)Ⅰ・Ⅱ」

 

の2種類があります(p8~9、p45、p73~74)。

 

どちらがいいのか判断しかねるところですが、言語オタクなので英語・中国語・朝鮮語・ドイツ語・ラテン語・ギリシア語の6言語44単位をこの2年間履修してきた僕の私見では

 

 

旅行した際に本当に話せるレベルを目指すのなら迷わず週2コマ4単位「初級(総合)Ⅰ・Ⅱ」

 

旅行先でほとんど話せないけど本当に基礎的な単語の意味が分かるレベルでいいので教養として単語・文法を身に付けておきたいのなら週1コマ2単位「初級(速修)Ⅰ・Ⅱ」

 

 

を履修するべきです。ただし、どちらの授業を受けても結局は自分がどれくらい勉強するかで力の付き具合が違うのは言わずもがなですが。

 

週2コマ4単位もある「初級(総合)Ⅰ・Ⅱ」を履修できるのか不安な商・経済学部生もいるとは思いますが、1つ上の商・経済学部の先輩たちはみんな必修として履修していたのだし、同学年の法・社会学部生は今でも必修として履修させられているのですから、決して無理な話ではないはずです。

 

 

ただ、語学に関心があるけれどもそこまでガッツリやりたくない場合は「初級(速修)Ⅰ・Ⅱ」でも全然問題ないのではないでしょうか。 総合の半期4単位・通年8単位は時間割をかなり割かなければなりませんから、確かに躊躇したくなりますよね。

 

 

また、語学は「継続は力なり」の学問ですから、総合・速修を問わずⅠ・Ⅱを継続履修するのが望ましいです。ただ、これも春夏学期自分には語学が向いてないと思ったら秋冬学期を履修しないことにするのも十分ありだと思います。

 

 

とにかく、

 

・英語と第二外国語を両方とも取るか

 

・どの第二外国語を取るか

 

・総合と速修どちらにするか

 

は僕が決めても仕方がないので、自分の心に問いかけて決めて下さい。

 

 

いくつも時間割の例を挙げるのは面倒ですから、ここでは上述❶と同様に「英語Ⅰ」4単位履修し、さらに第二外国語として星名先生の火5金4の「中国語初級(総合)Ⅰ・Ⅱ」を4学期にわたり8単位履修する、語学への向上心が高い時間割(しかしこれが先輩たち旧カリキュラムの最低限の必修)を例として挙げます。

 

 

 

ちなみに、この履修例だと外国語科目卒業要件p20~21、p29~3010単位2単位ほどオーバしてしまいますが、オーバーした分は自由選択の単位に算入され、進学・卒業要件に含まれます。初級(総合)で学んだ内容を会話を中心に実践練習する授業として位置づけられている「初級(実践)Ⅰ・Ⅱ」2年次以降「○○語中級」の授業を履修した場合もオーバーした単位は同様に扱われるので安心してください。

 

 

 

③数理・情報科目

 

進学・卒業要件p22~23、p31~32を見ると、外国語科目の次に数理・情報科目8単位(進学には6単位)が必要とされています。

 

しかし、ここは特に注意が必要なのが経済学部生は数学科目のみが算入され、情報・理科科目はこの区分を満たさず自由選択に算入されてしまうこと(p22、p31~32、p37)

 

数理・情報とは名ばかりで、実際は数学しかダメなのです。

 

ガイドブックp77~78に列記されている数理科目だけが算入されます。

 

 

また、数学科目は全てWEB抽選科目ですが、他の抽選科目と異なり数学科目は学籍番号による当選基準が開示されているようなのでよく確認して申し込みましょう(p9)

 

なお、経済学部生は数学科目を1年生のうちに取り切るのが一般的です。春夏学期は「線形代数」や「微分積分」はⅠが圧倒的に多く開講され、秋冬学期は「線形代数」や「微分積分」のⅡが多い代わりにⅠがほとんど開講されないので、両科目のⅠ1年の春夏学期に、1年の秋冬学期に履修するのがベストです。興味がある人は「確率」を履修することも多いようです。

 

ここで注意なのは、経済学部生は「数学概論」全学教育教育科目の「統計」履修することはできません(p42~43)。統計に関しては、経済学部生向けには学部科目の授業があるからでしょう。

 

ここでは、春冬学期に小林先生の火曜3限「線形代数Ⅰ」と宮田先生の金曜1限「微分積分Ⅰ」を、秋冬学期に立井先生の金曜1限「線形代数Ⅱ」と宮路先生の火曜3限「微分積分Ⅱ」に当選したことにしましょう。

 

❶英語のみ履修の場合(経済)
❶英語のみ履修の場合(経済)

 

32単位埋まりました。

 

 

❷英語と第二外国語履修の場合(経済)
❷英語と第二外国語履修の場合(経済)

 

40単位埋まりましたね。

 

 

③他学部教育科目

 

第二外国語をやらない学生はあと8単位ほど埋めなければなりませんね。次に埋めるのは他学部教育科目です。これは、卒業するためには他学部の科目2学部以上から合計6単位は履修しなければならないとする決まりです。

 

学部科目には履修できる学生・学年に指定があるものも多いので(特に商学部科目と社会学部科目)、ガイドブックp42~44をしっかりと確認したうえで授業を選びましょう。

 

ここでは、僕が法学部生なので、みなさんに春学期月2木2「法学入門(他学部)」を強制的に履修させることにします。

 

 

❶英語のみ場合(経済2)
❶英語のみ場合(経済2)

 

34単位埋まりましたね。

❷英語と第二外国語履修の場合(経済2)
❷英語と第二外国語履修の場合(経済2)

 

42単位埋まりました。

 

 

 

④自由選択科目

 

残りの単位は学部科目で埋めてもいいんですが、ここでは1年生の時は先に自由選択の単位を埋めることにしましょう。

 

自由選択の単位には全学共通教育科目のキャリア科目を除けば、学部・全学共通教育科目を問わず全ての科目が算入できます。

 

 

1年次は全学共通教育科目である程度埋めていくのが一般的です。

 

 

また、外国語科目のところでも説明しましたが、他の要件に入るはずだったけれども取り過ぎて溢れ出た単位も無駄になることなくここに算入されます。

 

 

ここでは、村田先生の冬火2金2「心理学」を取ることにしましょう。

 

第二外国語を履修することにした人は、ここでCAP制44単位に達します。

 

 

 

 

これにて履修完成です。

 

各学期とも11単位となっており、学期ごとのCAP制の履修上限14単位も満たしていますね。

 

 

 

第二外国語を履修していない人は、履修していない8単位分を埋めなければなりません。

 

 

ここでは、先ほどの「心理学」に加え

春夏学期に木曜2限「古典講読入門(文学)E」と岡田先生の金曜4限「情報リテラシー」

秋冬学期に尾方先生の水曜2限「論理学」と檜垣先生の水曜3限「確率」

を履修することにしましょう。

 

 

こちらも、これにて履修完成です。

 

各学期とも11単位となっており、学期ごとのCAP制の履修上限14単位も満たしていますね。

 

人によっては全学共通教育科目の代わりにもう何コマか学部科目を取るのもありかもしれません。

 

 

また、空きコマが気になるようでしたら英語や数学などを他のコマに移すのもよいかもしれませんね。

 

 

★終わりに

 

あくまでも履修の組み方の説明のために作ったものですが、今回つくった履修は一応このままでも通用するものです。ですが、人の興味関心は人それぞれですし、授業を真面目に受けたい人もいれば、大学生の間に授業なんかよりもしたいことがある人もいるはずです。ですから、自分の興味関心に基づいて優先順位を決め、必ずシラバスを確かめながら

 

この自由選択の授業はどうしても取りたいから同じコマに被っている微積の授業は諦めて別のコマにする

 

とか

 

部活に専念したいから出席しなくても単位が取りやすいと評判の授業を取りまくる

 

という風にして自分なりに考えて履修を組んでいってください。

 

 

 

法学部

 

法学部には「法学コース」「国際関係コース」の2つがあります。どっちをやりたいか入学時にはっきりしている人もいれば、授業を履修していくにつれて考えが固まっていく人もいると思います。

 

ここでは、「法学コース」志望の学生と「国際関係コース」志望の学生の2通りで考えていきます。ですが、コースの決まりは緩やかなものですから、自分の関心に合わせてアレンジしていってください。

 

 

 

法学部生が履修を組む際には、ガイドブックのp24~27、p33~34にある進学・卒業要件p102~103にある学部科目の構成・履修モデルの2つを必ず確認しなければなりません。

 

 

進学・卒業要件p24~27、p33~34)を見ると、法学部では1年次

 

「第二外国語」8単位

「PACEⅠ・Ⅱ」8単位

 

が必修となっています。

 

 

 

第二外国語である「初級(総合)Ⅰ・Ⅱ」「PACEⅠ・Ⅱ」は大学によってクラスが割り当てられていますので、それを履修します。

 

秋冬学期にある「PACEⅡ」は大学によってクラスが変えられることもあるそうです(p44)

 

 

第二外国語やPACEのクラスはひとそれぞれですが、ここでは、法学部生らしく日本法の源流であるドイツの母国語ドイツ語を選択したことにして、

 

夏冬学期は「ドイツ語初級(総合)Ⅰ」「PACEⅠ(30)」

 

秋冬学期は「ドイツ語初級(総合)Ⅱ」、PACEはクラスが変わって「PACEⅡ(20)」

 

として話を進めます。

 

 

続いて、法学部の学部科目を埋めていきます。

 

 

ここからは「法学コース」「国際関係コース」かによって分かれますが、両者ともに取る授業が異なるだけで、制度や科目区分は同じなのでまとめて説明していきます。

 

 

法学部科目には「導入」「前期指定基礎」「基礎」「発展」「部門外講義」があります。

 

進学・卒業要件p24~27、p33~34)を見ると、2年次から3年次に上がるには少なくとも

 

「導入科目」4単位

「前期指定基礎科目」16単位

 

が必要です。1年生の頃はとりあえずこの2つを埋めていくことが目標になります。

 

 

科目によっては学年に縛りがあるものの、法学部は1年次から学部科目の選択を比較的自由にできるようになっています。Mercasで各授業のシラバスを必ず確かめながら、履修する授業を選んでいってください。

 

 

 

法学コースの人は、法曹志望を念頭にすると

 

春学期に火3金3「実定法と社会」と火1金1「現代国際社会と政治」

 

夏学期に火3金3「憲法(統治機構)」

 

秋冬学期に火3金3「憲法(総論・人権)」、火1金1「民法(総論・物権)」、月2木2「刑法(各論)」

 

を履修しておけば完璧です。

 

夏学期が物足りなければ、月2木2「ヨーロッパ国際関係史」を取るのもいいかもしれません。

 

 

法曹志望の場合、憲法・民法(総論・物権)・刑法(各論)をこの時期に取っておくと2年次以降の選択肢が増え安泰ですが、秋冬学期の負担が大きく感じられるようならば、1科目減らしてもいいかもしれません。

 

 

また、法学コースにするか国際関係コースにするか迷ってる人は秋冬学期に憲法・民法・刑法のどれか1科目を秋学期の月2木2「国際法総論Ⅰ」など国際系の科目にしてもいいかもしれません。

 

 

細かいことまで僕は面倒を見切れないので、最後は自分で決めてください。

 

 

法学部法学コース❶
法学部法学コース❶

 

国際関係コースの人は

 

春学期に月2木2「法と社会」と火1金1「現代国際社会と政治」

 

夏学期に月2木2「ヨーロッパ国際関係史」と火1金1「国際政治理論」

 

秋学期に月2木2「国際法総論Ⅰ」

 

冬学期に月2木2「国際組織法」

 

秋冬学期に火3金3「憲法(総論・人権)」と金4「冷戦史」

 

を履修しておけばいいかもしれません。ただ、僕の知り合いにゴリゴリの国際関係コースの人がいないため、これで大丈夫かどうかは分かりません。

 

 

上記の前期指定基礎科目の代わりに

 

秋学期の火1金1「国際政治経済」

春学期の火3金3「日本外交史」

 

を履修するのもオススメです。

 

 

国際系科目は全て時間割が偏っていて履修を組みにくいと思いますが、頑張ってください。

 

 

法学部国際関係コース❶
法学部国際関係コース❶

 

ここで「なんで国際関係コース志望に憲法入ってんねん」って思った人がいるかもしれません。実は

 

法学部の卒業要件学部科目64単位(主ゼミを除く)

 

も必要なのに対し、今年開講されている

 

国際関係の授業40単位だけ

 

なので、例え導入科目4単位と教授言語が英語である国際系の発展の難しい授業まで全て取り尽くしたとしても、

 

あと20単位法律系の科目から履修しなければならないからです。

 

 

そのため、どの分野でもいいので、国際関係コースの人法律系の授業一年次から計画的に履修しておくことを強く勧めます。

 

一橋の法学部は履修制度は国際関係コースの人に冷たいのですが、入学してしまった以上後悔しても仕方がありません。地道に履修していきましょう。

 

 

残りは全学共通教育科目を履修していくことになります。

 

 

以下、進学・卒業要件p24~27、p33~34)に即して説明しつつ時間割を埋めていきます。

 

 

 

①外国語科目

 

外国語科目には

 

英語科目(p8、p45、p70~73)である「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」8単位

 

英語以外の外国語科目(p8~9、p45、p73~77)である「外国語『初級(総合)Ⅰ・Ⅱ』」8単位

 

 

が含まれます。このうち、英語以外の外国語科目は一番最初に時間割に組み込んだいわゆる「第二外国語」(ここではドイツ語)で8単位全て埋まります。

 

 

 

ですから、ここでは残りの英語8単位を扱います。

 

なお、法学部・社会学部では英語や第二外国語以外の外国語(第三以降の外国語)を履修した場合は、外国語科目に算入されず、あとで述べる「他学部教育科目及び全学共通教育科目」に算入されます。

 

 

 

英語科目には「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」「英語Ⅲ」の3種類ありますが、1年生が履修できるのは「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」です(p42)

 

では、「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」の違いは何なのかということですが、詳しく調べたのですが「開講されている授業のシラバスを見ろ」の一点張りで確かなことはよく分かりませんでした。

 

以下は僕の推測に過ぎず、本当に責任は負えないのですが、manabaでは上級生に向けて「新『英語Ⅱ』は旧カリキュラムの2年生以上向けの英語科目だった旧『英語Ⅲ』に対応するもの」という説明がなされているため、新「英語Ⅱ」は主に2年生を履修者として想定した科目であると考えられます。しかし、「英語Ⅱ」のシラバスには対象者を1年生と明記しているものもあり、2年生向け英語科目と断言することはできません。

 

しかし、英語がⅠ・Ⅱと順番で並んでいる以上Ⅰから履修するのが筋でしょうから、ここでは1年次には「英語Ⅰ」を履修することとします。

 

「英語Ⅰ・Ⅱ」WEB抽選科目なのでMERCASでWEB抽選に申し込まなければなりません。第一回抽選では推奨されたレベルの英語にのみ抽選に申し込むことができます(p8)

また、「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」それぞれ春夏学期で2単位まで秋冬学期でも2単位までしか履修できないことになっています(p8)

 

WEB抽選の際に特に注意しなければならないのは、これまで作ってきた時間割にある科目とコマが被らないようにすることです。英語や数学などの科目は開講されている授業が多いためいくらでも他の授業を選ぶことができますが、学部科目は科目選択の余地が少ないことが多いので、取りたい学部科目と英語などの科目が同じ時間に被っている時は、場合にもよりますが学部科目を優先させるのが賢明です。第何希望の科目もこれまで組んできた時間割と同じコマに申し込まないよう注意しましょう。

 

 

ここでは、4月の抽選で友澤先生の春夏・月曜4限「英語Ⅰ(リーディング・標準)」に当選、9月のことはまだ分かりませんがマイケル・ダイヤ―先生の秋冬・月曜4限「英語Ⅰ(ディスカッション・標準)」に当選したものとします。

 

法学部法学コース❷
法学部法学コース❷

 

38単位埋まりましたね。

 

法学部国際関係コース❷
法学部国際関係コース❷

 

こちらも38単位埋まりました。

 

 

②他学部教育科目

 

これは、卒業するためには他学部の科目2学部以上から合計6単位は履修しなければならないとする決まりです。また、2年次から3年次に上がる際にも2単位必要とされています。

 

学部科目には履修できる学生・学年に指定があるものも多いので(特に商学部と社会学部科目)、ガイドブックp42~44をしっかりと確認したうえで授業を選びましょう。

 

ここでは、1年次には2単位だけ履修することにしましょう。

 

経済学副専攻プログラム(p132~134)を考えているとして、法学コース・国際関係コースともに経済学部の春学期にある冨浦先生の火2金2「経済学入門」を履修することにしましょう。

 

 

 

法学部法学コース❸
法学部法学コース❸

 

 

40単位埋まったので、残りはあと4単位です。

 

 

法学部国際関係コース❸
法学部国際関係コース❸

 

 

こちらも40単位埋まったので、残りはあと4単位です。

 

 

③自由選択の単位

 

法学部1年生が他に考えるべき進学・卒業要件p24~27、p33~34)

 

「自由選択の単位」

 

「他学部教育科目及び全学共通教育科目」

 

です。

 

「自由選択の単位」にはキャリア科目を除く全ての科目が

 

「他学部教育科目及び全学共通教育科目」は法学部科目とキャリア科目を除く全ての科目

 

を算入することができます。

 

 

どっちから先に埋めていくかは個人の自由ですが、どちらにも算入しやすい全学共通教育科目を埋めていきましょう。

 

 

ここでは、

 

法学コースの人は

 

春夏学期に松原先生の金4「国語」

夏学期に小関先生の月2木2「フランス語圏の社会と文化」

 

を履修することにします。

 

 

法学部法学コース❹
法学部法学コース❹

 

春学期12単位、夏学期10単位、秋と冬はそれぞれ11単位となり、1年間で44単位ですからCAP制の上限を満たしていますね。

 

 

自分で作っておいておきながら言うのもあれですが、空きコマが多く、綺麗な時間割とは言えません。授業を移動して空きコマを埋めることをオススメします。記事執筆の時間の都合上、僕にはそこまでできませんでした。

 

 

国際関係コースの人は

 

夏学期に河野先生の火3金3「英語圏の社会と文化」

秋冬学期に和泉先生の火2「情報リテラシー」

 

を履修することにします。

 

法学部国際関係コース❹
法学部国際関係コース❹

 

 

こちらも各学期11単位で合計44単位とCAP制の上限をクリアしています。

 

 

こちらの時間割も、自分で作っておいておきながら言うのもあれですが、空きコマが多く、綺麗な時間割とは言えません。授業を移動して空きコマを埋めることをオススメします。記事執筆の時間の都合上、僕にはそこまでできませんでした。

 

 

★終わりに

 

あくまでも履修の組み方の説明のために作ったものですが、今回つくった履修は一応このままでも通用するものです。ですが、人の興味関心は人それぞれですし、授業を真面目に受けたい人もいれば、大学生の間に授業なんかよりもしたいことがある人もいるはずです。ですから、自分の興味関心に基づいて優先順位を決め、シラバスを必ず確かめながら

 

この自由選択の授業はどうしても取りたいから同じコマに被っている微積の授業は諦めて別のコマにする

 

とか

 

部活に専念したいから出席しなくても単位が取りやすいと評判の授業を取りまくる

 

という風にして自分なりに考えて履修を組んでいってください。

 

 

 

社会学部

 

社会学部生が履修を組む際には、ガイドブックのp28、p35~36にある進学・卒業要件p109~110にある学部科目の構成・履修モデルの2つを必ず確認しなければなりません。

 

 

進学・卒業要件p28、p35~36)を見ると、社会学部では1年次

 

「第二外国語」8単位

「PACEⅠ・Ⅱ」8単位

「導入ゼミナールⅠ・Ⅱ」2単位

 

が必修となっています。

 

 

 

第二外国語である「初級(総合)Ⅰ・Ⅱ」、英語コミュニケーションスキル科目である「PACEⅠ・Ⅱ」、学部科目である「導入ゼミⅠ・Ⅱ」は大学によってクラスが割り当てられていますので、それを履修します。

 

秋冬学期にある「PACEⅡ」は大学によってクラスが変えられることもあるそうです(p44)

 

 

第二外国語やPACEのクラスはひとそれぞれですが、ここでは、社会学部生は哲学が大好きそうなので、ドイツ観念論を学ぶためにドイツ語を選択したことにして、

 

夏冬学期は「ドイツ語初級(総合)Ⅰ」「PACEⅠ(30)」

 

秋冬学期は「ドイツ語初級(総合)Ⅱ」、PACEはクラスが変わって「PACEⅡ(20)」

 

また、

 

春学期は猪飼先生の金2「導入ゼミナールⅠ」

 

秋学期は稲葉先生の木2「導入ゼミナールⅡ」

 

が割り当てられたものとして話を進めます。(※)

 

 

(※《17/4/6追加》外部からご指摘により判明しましたが、社会学部の「導入ゼミⅠ・Ⅱ」は、原則として春秋ともに同じクラスを受講するようになっています。履修する「導入ゼミⅠ・Ⅱ」は大学によって割り当てられ、自動で履修登録されるため本記事の記述により実際に不利益を被ることは全くないと思いますが、混乱を招いたことをお詫びします。なお、このため記事で例示した時間割の例は実際には正しくないものとなりますが、履修の組み方の説明という本記事の目的に大きな影響を与えるわけではないため、以下は実際にはありえない「導入ゼミⅠ・Ⅱ」の組み合わせのまま説明していきます。

 

 

次に社会学部の学部科目を埋めていきます。

 

社会学部は必修学部導入科目として

 

「社会研究の世界」2単位

「社会科学概論Ⅰ・Ⅱ」4単位

「導入ゼミナールⅠ・Ⅱ」2単位

 

があります。

 

このうち、「導入ゼミナールⅠ・Ⅱ」は先ほど説明して時間割に組み入れましたから、ここでは残りの2つを説明します。

 

「社会研究の世界」は春夏学期の火曜1限に開講されているものしかありませんから、これを履修しなければなりません。

 

一方、「社会科学概論Ⅰ・Ⅱ」に関しては、それぞれ2つずつ開講されていますから、どちらかを選ぶことができます。Mercasでシラバスを見て、自分が取りたい方を履修しましょう。

 

 

ここでは、

 

春夏学期に太田先生の火1「社会研究の世界」

春学期は町村先生の月1木1「社会科学概論Ⅰ」

秋学期は貴堂先生の火3金3「社会科学概論Ⅱ」

 

履修することにします。

 

 

 

 

その他の学部科目ですが、社会学部の学部基礎科目2年次学部発展科目3年次以降でないと履修できない決まりなので(p42~44)、1年次学部導入科目を履修していくことになります。

 

ここでは、ドイツ哲学オタクの履修という設定なので、「社会研究入門ゼミナール」は2年次に回すことにして、

 

冬学期に井頭先生の火2金2「哲学概論」と上野先生の月2木2「倫理学概論」

 

を履修することにしましょう。

 

 

こうして28単位が埋まりました。

 

 

 

残りは全学共通教育科目他学部教育科目を履修していくことになります。

 

 

以下、進学・卒業要件p28、p35~36)に即して説明しつつ時間割を埋めていきます。

 

 

 

①外国語科目

 

外国語科目には

 

英語科目(p8、p45、p70~73)である「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」8単位

 

英語以外の外国語科目(p8~9、p45、p73~77)である「外国語『初級(総合)Ⅰ・Ⅱ』」8単位

 

 

が含まれます。このうち、英語以外の外国語科目は一番最初に時間割に組み込んだいわゆる「第二外国語」(ここではドイツ語)で8単位全て埋まります。

 

 

 

ですから、ここでは残りの英語8単位を扱います。

 

なお、法学部・社会学部では英語や第二外国語以外の外国語(第三以降の外国語)を履修した場合は、外国語科目に算入されず、あとで述べる「他学部教育科目及び全学共通教育科目」に算入されます。

 

 

 

英語科目には「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」「英語Ⅲ」の3種類ありますが、1年生が履修できるのは「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」です(p42)

 

では、「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」の違いは何なのかということですが、詳しく調べたのですが「開講されている授業のシラバスを見ろ」の一点張りで確かなことはよく分かりませんでした。

 

以下は僕の推測に過ぎず、本当に責任は負えないのですが、manabaでは上級生に向けて「新『英語Ⅱ』は旧カリキュラムの2年生以上向けの英語科目だった旧『英語Ⅲ』に対応するもの」という説明がなされているため、新「英語Ⅱ」は主に2年生を履修者として想定した科目であると考えられます。しかし、「英語Ⅱ」のシラバスには対象者を1年生と明記しているものもあり、2年生向け英語科目と断言することはできません。

 

しかし、英語がⅠ・Ⅱと順番で並んでいる以上Ⅰから履修するのが筋でしょうから、ここでは1年次には「英語Ⅰ」を履修することとします。

 

「英語Ⅰ・Ⅱ」WEB抽選科目なのでMERCASでWEB抽選に申し込まなければなりません。第一回抽選では推奨されたレベルの英語にのみ抽選に申し込むことができます(p8)

また、「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」それぞれ春夏学期で2単位まで秋冬学期でも2単位までしか履修できないことになっています(p8)

 

WEB抽選の際に特に注意しなければならないのは、これまで作ってきた時間割にある科目とコマが被らないようにすることです。英語や数学などの科目は開講されている授業が多いためいくらでも他の授業を選ぶことができますが、学部科目は科目選択の余地が少ないことが多いので、取りたい学部科目と英語などの科目が同じ時間に被っている時は、場合にもよりますが学部科目を優先させるのが賢明です。第何希望の科目もこれまで組んできた時間割と同じコマに申し込まないよう注意しましょう。

 

 

ここでは、4月の抽選で友澤先生の春夏・月曜4限「英語Ⅰ(リーディング・標準)」に当選、9月のことはまだ分かりませんがマイケル・ダイヤ―先生の秋冬・月曜4限「英語Ⅰ(ディスカッション・標準)」に当選したものとします。

 

 

②数理・情報科目

 

数理・情報科目とは、卒業するためには数学情報理科の授業の中から4単位履修しなければならないという決まりです。

 

これらの科目はガイドブックp77~79に列記されています。

 

いつ取ってもいいようですが、時間に余裕のある1年次にまとめて取ってしまいましょう。

 

 

社会学部生はいつも

 

「俺、数学がマジでできないwww」

 

と話していますから、ここでは数学避け情報・理科科目を選択し

 

秋冬学期に松田先生の火4「情報リテラシー」

秋冬学期には「仙人」の通称で親しまれている大橋先生の金1「自然科学史(西洋)」

 

を履修することにします。

 

 

なお、情報科目でもプログラミングを扱う場合、数学的な考え方がある程度は必要とされるので、シラバスをよく見るようにしましょう。

 

 

 

こうして36単位が埋まりました。

 

 

ガイドブックp110にある(3)社会学部生の履修モデルには「外国語または数理情報科目から 4単位」と書かれています。しかし、卒業・進学条件の表(p28)、卒業・進学要件チェックシート(p36~36)、一橋大学学部履修規則(p262~266)には数理情報科目の卒業・進学要件に外国語科目を代わりに算入できる旨の記述はありませんから、ガイドブックp110にある(3)社会学部生の履修モデルにある記述は間違っているものと考えられます。正しくは「数理情報科目から 4単位」です。履修を組む際には気を付けてください。

 

 

③運動文化科目

 

社会学部生は運動文化科目が必修となっています。

 

 

卒業までに取ればいいようですが、比較的時間に余裕のある1年次に取ってしまいましょう。

 

この科目の組み合わせは

 

「スポーツ方法(春夏)Ⅰ」「スポーツ方法(秋冬)Ⅰ」

「スポーツ演習」

「スポーツ方法(春夏)Ⅰ」「スポーツ演習」

「スポーツ方法(秋冬)Ⅰ」「スポーツ演習」

 

 

の4通りあります(p45)

 

ここでは、❷を選択し、

 

夏学期に中村先生の火2金2「スポーツ演習」

 

を履修することにします。

 

 

38単位埋まりました。

 

 

④他学部教育科目

 

第二外国語をやらない学生はあと8単位ほど埋めなければなりませんね。次に埋めるのは他学部教育科目です。これは、卒業するためには他学部の科目2学部以上から合計6単位は履修しなければならないとする決まりです。

 

学部科目には履修できる学生・学年に指定があるものも多いので(特に商学部科目)、ガイドブックp42~44をしっかりと確認したうえで授業を選びましょう。

 

ここでは、僕が法学部生なので、みなさんに春学期月2木2「法学入門(他学部)」を強制的に履修させることにします。

 

 

40単位埋まりました。CAP制の上限まで残り4単位です。

 

 

④自由選択科目

 

先ほど説明したように導入科目を除き社会学部科目は2年次にならないと履修できないので(p42~44)、残り4単位は自由選択の単位を埋めます。

 

自由選択の単位には全学共通教育科目のキャリア科目を除けば、学部・全学共通教育科目を問わず全ての科目が算入できます。

 

他の要件に入るはずだったけれども取り過ぎて溢れ出た単位も無駄になることなくここに算入されます。

 

 

ここでは、

 

小関先生の夏学期月2木2「フランス語圏の社会と文化」

河野先生の夏学期火3金3「英語圏の社会と文化」

 

を取ることにします。

 

 

春・冬学期11単位、夏学期12単位、秋学期10単位で合計44単位とCAP制の上限をクリアしています。

 

空きコマが気になるようでしたら、英語などを別のコマに移動してもいいかもしれませんね。

 

 

★終わりに

 

あくまでも履修の組み方の説明のために作ったものですが、今回つくった履修は一応このままでも通用するものです。ですが、人の興味関心は人それぞれですし、授業を真面目に受けたい人もいれば、大学生の間に授業なんかよりもしたいことがある人もいるはずです。ですから、自分の興味関心に基づいて優先順位を決め、必ずシラバスを確かめながら

 

この自由選択の授業はどうしても取りたいから同じコマに被っている微積の授業は諦めて別のコマにする

 

とか

 

部活に専念したいから出席しなくても単位が取りやすいと評判の授業を取りまくる

 

という風にして自分なりに考えて履修を組んでいってください。

 

 

 

この記事をシェアしよう!

あわせて読みたい