続きません。
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転載元(http://www.facetheshow.com/archive.php?file=20100424deeznuts)
姿かーたちも……うっ……
先日、バンドマン生態研究の第一人者であり、今回の記事を担当する予定でありましたバン・D・マンクーソ氏が、何者かの手で殺害されているのが発見されました。
※何者
私わっさんは、彼のバンドマンに対する情熱、及び学生への愛情あふれる評定に敬意を払い、彼が残した未完成の原稿を基に今回の記事を書き上げていく所存であります。よろしくお願い致します。
それでは早速本題へと入っていきましょう。現代バンドマン学概論、第1回は……
マキシマムザホルモンで言うところの
この人、ダイスケはんのパート。すなわち、デスボイスとかシャウトだけ担当するボーカルの生態について取り扱っていきます。
※デスボイスとかシャウトというのは、この動画のフォーマルな格好の人が出してるキモい声
それでは、早速見ていきましょう!
①生態 |
一般に、私たちが彼らを見かける場所といえば下北沢や高円寺などのライブハウスや木造アパートですが、本来は北陸や東北などの田園地帯でイネやアワ、あるいはオヤノスネを食料としている種が多くを占めていました。彼らが下北沢や高円寺などで見かけられるようになったのはここ数十年のことであり、その要因は不明です。一説にはジムショやレーベルなどと呼ばれるブローカーが飼育していたものが脱走、そのまま野生化したためと言われています。
そして、デスボ・シャウト担当の特徴として最もよく知られているのが彼ら独自の求愛行動。そう……
ツーステップですね。
河川敷や原っぱ、あるいは一橋大学の裏手などでメスのバンドマン、あるいはバンギャにツーステップを仕掛ける彼らを見かけることも多いでしょう。
少し本題からは離れてしまいますが、このような話を聞いたことはないでしょうか? 人類は、非力な猿が森から追い出され、そのような状況でも生存できるよう手が器用になり、知能が高まったことで進化を成し遂げたというものです。
彼らがツーステップを行うようになった理由も、それと同様だと言われています。どういうことかと言いますと、彼らがギターやドラムができる求愛行動、すなわち「ソロ」を持たないため、独自に進化をする中でこのような求愛行動が新たに生じた、というワケです。
ギターとドラムのソロの例。冬場、鮭が川をのぼって産卵を行うように、彼らもまた夏場にはフェスのステージにのぼってソロを披露しつがいを作るのだ。
これはクリーンボイス担当ボーカルのオス(以下clと表記)にはあまり見られない行動なのですが、clは基本的にイケメンか、そうでなくともなんかイケメン扱いされることが多く、そうした特異な求愛行動をとらずともバンギャを選び放題であるためだと言われています。
また、clとデスボシャウト担当によるバンギャの奪い合い、というケースも多々見られています。
いくらツーステップがあると言っても、これだけではclにデスボシャウト担当は敵いません。そのため、様々な方法でバンギャを魅了しようとします。最初の動画のバンドでいきますと、例えばラップをしてみたり
般若心経を唱えてみたり、さらには
変なダンスを踊ってみたりしています。
このように健気にバンギャへのアピールを行うデスボシャウト担当は、その愛くるしさからペットとしての人気も高まっています。しかし、我々人類とデスボシャウト担当との関わりは、実はここ最近の話だけではありません。今からその歴史に迫っていきましょう。
②デスボシャウト担当と人類の関係 |
デスボシャウト担当と人類が関わりを持つようになった時期は正確にはわかっていませんが、少なくとも4000年前には人類に飼育されていたのではないか? とされています。その証拠に、古代エジプトの壁画にもオーディエンスにマイクを向けるデスボシャウト担当の姿が描かれています。
また、彼らは他のパートに加えて暇な時間が多く、その時間をマイク回しやよくわからん動きなどで潰すことには慣れています。彼らはその特性を生かし、様々な場面で人間を助けています。
例えば、プラカード持ち。よくショールームとかネカフェなんかの場所をお知らせするためにプラカードを持っている人を見かけますが、総務省の調査によると、実にその8割以上がデスボシャウト担当だと言われています。
あるいは、警備員。彼らは暇な時間をうまく潰すのみならず、怪しい動きをした人物に対し、本来の持ち味であるデスボイスとシャウトを生かした威嚇、あるいはダイブを行うことによって犯罪を防止します。
またそうした実用的な側面のみならず、ペットとしての人気も近年急激に高まってきています。かつては他の動物に比べるとマイナーな存在だったのですが、近年では渋谷1○9にデスボシャウト担当専門店がオープンするとの噂も持ち上がるなど、デスボシャウト担当人気の盛り上がりからは目を離すことができません!
このグラフを見ても、デスボシャウト担当の人気は明らかである。
国立市にお住いの神田さん一家(仮名)。5年前からデスボシャウト担当を2匹飼っている。「最初は夜デスボでご近所さんに叱られたり、2匹が音楽性の違いで喧嘩したりして大変でしたが、今ではなくてはならない家族の一員です」と語るのは慶喜さん(写真中央右上)
いかがだったでしょうか? この記事を読んでみなさんがデスボシャウト担当に興味を持っていただけたら幸いです。以上、わっさんでした。
もちろん全部嘘です。本当にすみませんでした。
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