人生そんなにけずられていない一橋生に捧ぐ、青春ドラマ。
噂のそうせきゅんです。
最近毎晩悪夢を見るんですよね。困っちゃいます。カピバラさんを貪り食う夢とか。仔犬飼ってたことを一週間忘れちゃう夢とか。足に白髪が生えまくる夢とか。
ストレスですかね。
精神をけずられていっている気がします。
けずられるといえば……
皆さん、「笑けずり」という番組をご存知ですか?
▲なんかこんな番組
「笑けずり」は、2015年の8月から9月にかけて放送されたNHKBSプレミアムによるお笑いドキュメンタリー的な番組です。
審査員により選ばれた9組の芸人たちは合宿に参加し、豪華な講師芸人たちによるネタ作り・披露の課題を短期間でこなしていく。課題のたびに順位が付けられ、最下位に選ばれた芸人は合宿を途中で脱落、つまりけずられるという超過酷な番組なのだ。
自分たちがいつけずられるかわからない、仲間たちがどんどんけずられていく中、相方との絆を確かめ合ったり、時にはネタ作りで衝突したり、他の芸人と仲良くなったり、恋したり……。
こんなにアツくて笑えるドキュメンタリーは見たことない!!!という感じでした。
さて、今回はそんな笑けずりのシーズン2がいよいよ9月2日から始まるということで、シーズン1をふりかえってみるぞ~ということなのです。
が、しかし!!!!!
今まで芸人さんの画像をごにょごにょと掲載していたところ、編集長ぶってぃーから叱られてしまい、挙句の果てにはこんな無茶ぶりがとんでまいりました。
お笑いコンビの絵を描け、だと!?!?!?!?
はじめは動画だけを貼って芸人さんを紹介していくつもりだったのですが、それではわかりにくいとの声が編集部から寄せられ、しかも写真は使わない方がいいということで、手描き命令ですよ。
というわけで、今回の記事はそうせきゅんのド下手イラストが随所にちりばめられておりますが、ご了承ください。
さてさて、前置きはこの程度にして、さっそくシーズン1で最後までけずられずに残った3組から紹介していきましょう。
ザ・パーフェクト |
▲似ている度30パーセントぐらい。
ボケのハードパンチャー妹尾とツッコミのピンボケたろうによるコンビ。
ピンボケたろうによる、ツッコミなのかどうかさえわからないような優しいツッコミスタイルが魅力的です。彼はNHKの「あさイチ」でもレポーターをつとめています!
ちなみに妹尾さんは簿記2級を持っているそうです。落ちこぼれ商学部生そうせきゅんとしては胸が痛い話だぜ!でも、簿記2級を取れるような整理脳の持ち主だからこその、独特なボケでも構成がしっかりしたネタなのかもしれないですね。惚れる。
Aマッソ |
▲この100倍は可愛いので、頼むから画像検索してください。
小学校からの仲良しである加納と村上による女性コンビ。
個性的な雰囲気はもちろんのこと、とにかくぶっとんだ設定、ボケ、切り口……他ではこんなネタ見たことありません!
有名な放送作家である倉本満津留のイベントに出演したり、渋谷のラジオで番組を持っていたり、あのいとうせいこうによるフェスに出演が決定していたり、人気と評価がぐんぐん上がっていて確実にキてます。
今私が一番ライブを見に行きたいのはAマッソです!何が言いたいかというと誰か一緒に見に行きましょう、連絡ください。あとお願いだから画像検索してください。
ぺこぱ |
▲もはや別人。似顔絵って思ってた以上に難しい。
ツッコミ担当のシュウペイと、キザ担当の松陰寺太勇によるコンビ。
着物姿、ローラーシューズ、厚化粧に身を包んだ松陰寺さんのキザキャラがインパクト大でクセになります。
実を言いますと私は笑けずりを見てから松陰寺さんに恋をしました。キザーーーン!!!
なんかあんまり文で紹介しても伝わらない気がするので、普通の漫才の動画と、それから私が松陰寺さんに恋するきっかけとなった動画である本人の曲の2本貼っておきますね。是非ご覧ください。
さて、この「笑けずり」、やっぱり結局お笑い好きの人のための番組でしょ?って思われそうなんですが、そんなことはないんです!!!
この合宿にやってくる有名な芸人講師によるメッセージは、芸人でない私たちにとっても大切なことばかりなのです!
飲み会だったり、面接だったり、そういった人とのコミュニケーションにおいて応用できるのはもちろんのこと、生きていく上で覚えておいた方が良い教えがたくさんありました。
どんな芸人が講師を務めたのか、どんな授業だったのか、少しだけご紹介!!!
1回目 中川家 |
▲微妙度80%。
最初の講師は中川家でした!授業の内容は、「つかみ」について。
とにかく早く笑わせることが大切で、その中にキャラクターの紹介など自己紹介的要素があるといいとかなんとか(番組ではもっと面白く、かつ崇高に語っていらっしゃいました)。
私たちも、初対面の相手に会った時や、プレゼンの最初のスライドなんかでは、この「つかみ」を意識したいものです。あ、あの、こんな感じでこじつけで教訓を語っていくので、よろしくお願いします。
2回目 笑い飯 |
▲自分の1番好きな芸人がここまで似ないとさすがにへこむ。おまけの鳥人。
笑い飯による授業は、「発想力」について。
与えられた単語と逆の言葉をどんどん揚げていくトレーニングや、腹筋ツッコミというゲームが紹介されていました。他の誰ともかぶらないような訓練方法、いかにも笑い飯らしいですね……。
この発想力やオリジナリティというのは、きっと人生の中でけずられないために必要な要素ですよね。こうやって記事を書くたびに痛感します。他のライターにはないようなアイデア、独自性とは、みたいな。そろそろライターの発想力は尽きてきたので、外部ライター募集中ですぞ!
3回目 千鳥 |
▲私の絵を描く才能がくさっとんじゃ。
千鳥は、「ツッコミをいかす」ことについて。
千鳥の得意とする引っ張り漫才を例に、臨機応変に様々なツッコミを入れ、それをいかすような漫才をつくっていく授業をしていました。「クセがすごいわ!」といった名フレーズを生んだ千鳥ならではの視点です。
普段から私たちもツッコミを入れていくべきだ!というわけではないですが、サークルやゼミでの話し合いがピリついた時にヤジをとばす感じでちょうどいいツッコミを入れられるような人間になりたいと日々思っています。あれ、皆さんそうではない……?
4回目 バイきんぐ |
▲どうしても描けなかったので、編集長ぶってぃーが描いた小峠さんを貼っておきます。
漫才に焦点を当てた「笑けずり」シーズン1でしたが、コント師の登場。授業は「漫才コント」について。中川家のようなしゃべくりタイプとは少しちがいますね。
バイきんぐが強調したのは、ベタな設定の中でも、その切り口で斬新さをアピールすること。この授業では特に参加芸人たちが苦戦していました。
大学生の中にも、明らかに奇をてらっている人や、目立とうとしてよくわからないことをしている人がいますが、普通でいながらもその切り口によって知性や面白さを表していきたいものですね。その方がスマートですし、好印象な予感。
5回目 サンドウィッチマン |
▲セリフを書けばごまかせることを学んだ。
最終回はM-1で敗者復活からの優勝と言う偉業をなしとげた彼らならではの「賞レースに勝てる漫才」について。
ずっと笑わせ続けるために無駄をなくし、全ての言葉を吟味し、面白くしていくのだそうです。時間制限のある大会で優勝するためには欠かせない努力。
面接だったりプレゼンだったり、時間が限られた中で最大限の力を発揮するには、やはり綿密な準備が必要であること、そして妥協は許されないのだな、ということが学び取れるのではないでしょうか。
「笑けずり」シーズン1について、ざっくりと紹介させていただきました。が、「笑けずり」の面白さについては一切伝えられていません。
笑いに命をかけ、寝ずにネタを作り、練習に励む芸人たちの友情、成長、青春は、実際に番組を見ていただかないと伝わりません!!!
いよいよ9月2日から、「笑けずり」のシーズン2コント編がスタートします。
講師は千原ジュニア、ロバート、ジャルジャル、シソンヌ、サンドウィッチマンという豪華メンバー!詳しくは公式サイトをチェックしてみてください!
http://www.nhk.or.jp/warakezuri/
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