メンバーおすすめの1冊もご紹介!一橋読書会インタビュー

読書好きじゃないあなたも必見。


みなさん こんにちは。編集長のぶってぃーです。

この間の記事でもお伝えした通り、2代目編集長に就任いたしました。よろしくお願いします。

 

さて、今回は一橋読書会を取り上げます。

読書会と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか?

 

私は

 

 

こんなのを思い浮かべます。真面目で、しずかで、真面目で、しずか。

高尚な会話ばかりしていて、一般人にはついていけないイメージが拭いきれないんですよね。

でも、これって勝手なイメージ。真実はいかに?気になりますよね。

そこで今回は実際に一橋読書会にお邪魔して、その実態を調査してきました!


一橋読書会インタビュー

 

ーーヒトツマミ編集部です。本日はよろしくお願いします。

「2年の飯野です。よろしくお願いします。」

 

ーーまず、活動人数と男女比、兼サー率について教えてください。

「今のところの活動人数は、男6人女4人で合わせて10人です。ただ、周りに積極的に声を掛けているので人数は増えつつあります。兼サーは、ほとんどみんなしていますね。1人だけサークルに入っていない人がいますが、劇団コギトやSwings(バドミントンサークル)、えんのしたなどサークルに所属している人が多いです。体育会は今のところいませんけどね(笑)」

 

ーーそうなんですね!劇団コギトとかだと割と忙しいイメージがあるのですが、一橋読書会の活動日はどうなっているのですか?

「実は不定期でやっているんです(笑)基本は月2回で活動しています。」

 

ーーなるほど。活動では何をやっていらっしゃるのですか?

「みんなで決めた課題本を各自で読んできてもらって、その本の感想や自分なりの解釈、理解できなかったところなどを活動で共有しています。今までの活動で使った課題本には、『伊豆の踊子』『羊と鋼の森』『生物と無生物のあいだ』などがあります。あと、それぞれがオススメの本を持ってきて紹介し合ったりもします。」

 


 

「この活動を通して、『ああ、こんな本があるんだ』とか『こういう本を好きな人がいるんだ』というように読書の幅を広げることができます。そもそも、一橋では、本好きの人が集まって本について楽しく語り合う機会がなかったので、読書を通じて読書仲間を増やしたいという想いから、この読書会を作ったんですよね。僕は昔から本を読むのが大好きで、『類は友を呼ぶ』みたいな感じで不思議と周りも読書好きな人が多くて。本好きな人はどこか通じるものがあるのではないかと思ったのも、作った理由の一つです。」

 

ーーへえ、そうだったんですね!ただ、活動内容をお聞きした感じ、「本を相当愛している人しか入れないのかな」という印象も受けたのですが......そこらへんについてはどのようにお考えですか?

「あ(笑)読書好きではない人でも、もちろん大丈夫ですよ。この読書会を通じて、将来的に読書を好きになってくれたり、友達になれればいいなという風に考えています。」

 

ーーなるほど......


 

はい。「読書好きではない人でも、もちろん大丈夫」なのかどうかは、読書大好き人間ではない、この私がジャッジしましょう。

ここで、活動の一部「おすすめの本紹介」を覗いてみることに。

 


読書会メンバーが推す!オススメの一冊

 

記事の長さの都合上、今回は一番右にいるノナカさん(以下敬称略)のおすすめの一冊を紹介します。

 

「すべての仕事はクリエイティブディレクションである。」

 

ノナカ:「完全に偶然で、別にHASCさんがいるからではないんですけど(笑)今回は『すべての仕事はクリエイティブディレクションである。』という本を持ってきました。」

 

 

ノナカ:「日本の広告業界では通常、クリエイティブディレクターという全体を統括するリーダーみたいな人、コピーライターアートディレクターCMプランナーをひとまとまりにチームを編成して広告のキャンペーン作りを進めていきます。その中に、クリエイティブディレクターの頂点に立つキングオブキングみたいなエグゼクティブクリエイティブディレクター(ECD)がいるのですが、これはそのECDを務める古川裕也さんが書いた本です。」

 

↑古川裕也さん(電通)

画像引用元:http://dentsu-ho.com/people/44

 

ノナカ:「本の中身はといえば、題名が全てを表しているんですけど(笑)すべての仕事は、クリエイティブディレクションである、すなわち広告を作るときの手法があらゆる仕事にも応用できるということが書かれています。中身を本格的に語るのは複雑で難しいのですが、すごく参考になります。一橋生でクリエイティブ職に就く人は多くないとは思いますが、管理職とか営業職とかでもクリエイティブな考え方が重要になってくるのだと学びました。」

 

ーーへえ!面白いですね。アイデアの出し方とかも書かれているのですか?

 

ノナカ:「書いてあります!目次にも『コアアイディアの確定』『ゴールイメージの設定』『アウトプットのクオリティ』みたいにカタカナが多く書かれていますけど(笑)でも、読めばわかりますよ。

 

あと余談なんですけど、この本の中でGoogleの求人広告が紹介されているんですね。(写真参照)

 

 

これ見たことありますかね?この問題を解いて、ネットでそのURLを入力すれば、Googleの求人サイトにとべるんです(笑)」

 

(一同)「へえ~!!!」

 

『選ばれた人間しか応募できない』という、すごく上手い広告の出し方で。」

 

飯野:「まず俺英語が分からない(笑)」

 

ノナカ:「Googleって知的なイメージがあるから、一般の人が見ても『ああ、Googleすごいことやっているな』って企業ブランドのアップにもつながるし、ターゲットとしている理系のすごい人たちが『この問題を解いてやる!』と思って応募するインセンティブにつながるし、本当にうまく考えられた広告なんですよね。」

 

(一同)「面白い!すごい!」

 

ノナカ:「うんうん!ということで、本を一言で表すと、『最高にクリエイティブなおっさんの頭の中。』かな。」

 

(一同)「おお~!!」

 


......

 

.........

 

............非常に盛り上がりました。

 

 

楽しすぎてびっくりしました。いや、この本だったからというわけではなく、メンバーの皆さんが明るくて、良い意味で内容は真面目だったけれども、まさに「和気藹々」とした活動でした。これだったら誰でも気軽に入れる感じがします。大丈夫です。

 

「ちょっ、この文章からじゃ全然伝わってこないんだよっ!」と思った方。すみません、私の文章力のなさによるものです。実際に一橋読書会に足を運んでみてください。

8月の活動日は8/8、23、30の3回で、それぞれ一橋附属図書館で活動を行うそうです。詳しい時間などは一橋読書会までお尋ねください。

 

【連絡先】

一橋読書会Twitter  

@bashi_yomyom

 

 

 

それでは、読書で充実した夏を。

以上、ぶってぃーがお届けしました!!

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