空から 八つ橋 降ってくる。
みなさん こんにちは。ぶってぃーです。
期末試験に襲われる人が続々と増えておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
私の最近のハイライトといえば、
先日、4限の授業前に友人が、「いつもお世話になっているから」と突然真顔で言ってきてプレゼントをくれたのですが、そのプレゼントが
単位パンだったことです。
「は?お世話になってると思うんだったら、もっといいものちょうだいよ」と思ったのですが、よくよく考えてみれば、私はクラ語の小テストで下から2番目というひどい成績をとったことがある崖っぷちの大学生。事実、テスト直前の今でさえ、全然やる気を出さないでのんきに暮らしているから、崖から転落してしまう未来まで見えてきていました。
この単位パンをくれた友人はクラ語をいつもとなりで受けている子だったので、私の成績状況もよく知っており、期末試験が近づく中で私のことを深く心配してくれていたのでしょう。最初のムカッとした気持ちも、たったの数分で消え去り、なんだか温かい気持ちになりました。
ほんわか
しかし、私のように、テスト勉強に対してやる気がでないのも、単位や良い評価がくるか不安になって騒ぐのも、おそらく大半の大学生にとってはよくある話。単位パンをありがたくいただいている一橋生を私は何人も見てきました。「テストさえなければ平和に暮らしていけるのになあ」と思っている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、そんなみなさんのために、
どうやったらテストがなくなるのか
について真剣に考えてみました。
以下、具体的にご紹介していきたいと思います。
①どうやったらテストがなくなるのか
早速、このお題について真剣に考えてみたわけですが、テスト前のストレスで相当頭をやられてしまったらしく、とても記事には載せられない残酷な方法ばかりが頭に浮かんできてしまいました。そこで複数の編集部員に相談したところ、噂のそうせきゅんがとっておきの方法を提案してくれました。
それは
「テスト当日に八つ橋が降ってくるらしいと言ってみる」
です。
←京都名物「八つ橋」
具体的に説明すると、「天気予報士が、テスト当日に『八つ橋が降ってくる』と言っていたと騒ぎ、先生にテストの中止を頼み込む」という作戦です。
今回は、クラ語である中国語の期末テストがなくなることを目指して頑張りたいと思います。テスト実施日は29日です。
さて、実は私の中国語クラスの先生はドシビ(とてもシビア)なことで有名なのですが、なんだかんだ言って、生徒のことをよく見てくれているとても素晴らしい先生なんですよね。毎回の授業で小テストが行われるのですが、A4のテスト用紙の一番下に【学生の感想欄】を設けてくださっていて、生徒たちが自由に先生へのメッセージを書き込めるんです。
例えば
12月18日 小テスト
先生:うー、いよいよ寒くなりましたな。
私 :先生、体調にお気をつけください。
先生:雪降らないねえ
これは、小テストの成績悪化に焦っている私が、体調を気遣うことで先生に媚を売ろうとしている会話です。先生がうまくかわしたのかよくわかんないけど、それにしても、全然話が噛み合ってない。
12月25日 小テスト
先生:大学生になってもお年玉をもらうつもりですか?事故のない有意義な冬休みを!
私 :もちろんもらうつもりはありません。自分のお小遣いをけずって 弟にお年玉をあげたいとおもいます。
先生:エライ!
これも、小テストの成績悪化に焦っている私が、弟想いの姉を演じることで先生に媚を売ろうとしている会話です。もちろん私は弟なんかにお年玉はあげていません。だって彼パリピだもん。(詳しくはこちら)ちなみにお年玉は実家に忘れてきちゃいました。
とまあこんな具合に、先生とお話しができるこの【学生の感想欄】を、みんなとてもありがたく活用しているのです。先生に質問したくても直接言うのはためらわれるときがありますし。特に今回なんかはね、ね。
ただ、小テストの時間内に 問題を解く+コメントを書く の2つのことをやらないといけないので、小テスト勉強をしていないとコメントを書いている時間がなく、非常に大変です。
したがって今回は、しっかりと小テスト勉強をしたうえで、実験に臨みたいと思います。
②「テスト当日に八つ橋が降ってくるらしいと言ってみる」を実践してみた
実験を行ったのは1月19日火曜日。
一限からのクラ語ということで、みんな死んだ魚のような顔をしていたのですが、私は目をキラキラさせながらさわやかに登校しました。今日のこの実験が成功すれば、期末テストがなくなるんですから!
先生:よし、それでは小テスト開始!
合図とともにペンを握り、一気に問題に取り掛かりました。
ん?なんか今回の小テスト 難しいな。
でもあれだけやったんだ。
あとは自分を信じるのみ。
爸爸一点也不感到意思......っと
うおりゃああああああああああああああ
なんとか問題を解き終え、ようやく一番下のコメント欄にたどり着きました。
先生:いやぁ、昨日は大変でしたな。
(18日は、国立に大量の雪が降った日でした。)
よし、出たぞ。先生のいつもの一言。今回は完全にこの一言を無視して、交渉を始めてやるぜ!
私:先生!今朝のニュースで 29日に八つ橋が降るでしょう と予報士がいってました。緊急事態だと思うのですが、テストを中止しなくて大丈夫ですか??
うわああ
よし、完璧だ!わかりやすい絵付きだし、先生にも状況を理解していただけることだろう!
終了の合図が聞こえ、答案が回収されたとき、私は非常ににやにやしていました。これでチャイ語期末テストの中止は確実なものとなった。だって「八つ橋が降ってくる」なんて、本当に緊急事態でしょう?空から降り注ぐ、もちもちとした八つ橋を、私たちは全身で受け止めなければいけないのです。雨粒や雪とは違って痛いだろうし、傘を差したらぼとぼとうるさくて歩くのに集中できないだろうし、かといって口を開けて待っていたら喉に詰まるだろうし。中央線も絶対とまってしまいますね。混沌の極み。きっとテストをなくしてくれるはずです。
③実験結果
そして迎えた一週間後。
1月22日 小テスト返却日
先生が生徒に素早くテストを返却していきます。
「はい○○さん
△△さん
ぶってぃーさん」
いよいよ答案が返ってきました。うきうきして二つ折りにされた答案用紙を開きました。
わーい 楽しみだあー!
そこに書かれていた先生のコメントはこちら。
ウチのTVではやってなかった。
あのね、先生
ウチのTVでもやってなかった。
期末テスト中止作戦失敗したし、ほんと 自分 乙だけど、
もっと乙なことに気が付いたんだよね。
それはね
あんなに頑張ったのに
Fだったことかな。
努力報われなさすぎいいいいいいいッッッ!!!
涙が止まりません。期末テスト中止作戦が失敗したうえに、こんなオチまでついてくるなんて。もう中国語嫌い。今回の小テストではFをとってしまいましたが、これは、小テストでも相対評価をすることで、先生が今の自分の立ち位置を生徒に教えてくれるという制度によるものなので、たぶん単位は大丈夫だと思います。中国語頑張ります。
応援してくださる方、単位パン楽しみに待ってます。
いかがでしたでしょうか。
噂のそうせきゅんがせっかく考えてくれた「テスト当日に八つ橋が降ってくるらしいと言ってみる」は、今回はあまりうまく使えませんでした。最初はいけると思ったんだけどなあ。残念です。やはり、期末テストに向けてしっかり勉強するしかないようです。
「結局テストをなくすことなんてできないのか...」ととても落ち込んでいるそこのあなた。
しずかちゃんがとてもいいことを言っていました。
人間の値打ちは、テストの点数だけで決まるものではありません。だから、そんなに心配しすぎないでください。しかし、単位を落としまくった人間は、おそらくしずかちゃん以外の人間からレッテルを貼られ大変な学生生活を送ることになると思うので、ちゃんと勉強を頑張りましょう。
それでは、期末テストの結果がみなさんにとって良いものになることを願って。
以上、ぶってぃーがお届けしました!
(画像引用元)
http://matome.naver.jp/odai/2142259968834711501
http://matome.naver.jp/odai/2142287324490451101/2142287888095093003
http://matome.naver.jp/odai/2142287324490451101/2142287888095093003
http://s-bokan.com/blog/multilingual_websites/china-website-server-management.html
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