キャプテンオブイン「ダスト」リー?
こんばんみ。噂のそうせきゅんです。今回は、皆さんお馴染みの学生会館からお届けしたいと思います。
さて、この学生会館に自分の所属する団体の部室がある方はご存知かもしれませんが……
この学生会館、とにかく汚いんです!!!!!
いや、汚いどころの話ではありません。
まるで廃墟、もしくはゴミ屋敷です。
いや、ゴミです。
学生会館は、もはやゴミと化しているのであります。
私はこの大学入りたての頃、まだ学生会館を知らなかったあの頃、とある先輩(ライター、広い心)のプレゼンに感銘を受けました。(注:HASCの活動では、毎学期やりたいプロジェクトを考えてプレゼンするのです。)
そのプレゼンとは、「学生会館が綺麗になるようなプロモーションをしよう!」というものでした。実現には至りませんでしたが、非常に印象的なアイデアでした。
その想いが私の胸に刺さったまま、1年以上の月日が経ちました。
なぜ私は、こんなにも学生会館に魅せられているのでしょうか?
こんなにもゴミ屋敷a.k.a.廃墟なこの建物が、危うい魅力を秘めており、愛しくて、吸い込まれてしまうのは、一体なぜなのでしょうか?
その答えは、いたってシンプル。
そこにゴミがあるからです!
「学生会館は汚いからこそ学生会館なのであり、汚くない学生会館は学生会館ではない」
のであります。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は学生会館のヤバい場所ベスト4をお届けいたします!
マジで【閲覧注意】ですからね。
注意してください。
心の弱い人と潔癖症の人は、回れ右。
第4位 1階の洗面所 |
水回りは汚くなりがちなものですよね!しかし、そんなことも言っていられないのです。
芸術的!!!!!
でございます。
いや、もう、芸術的としか言いようがないですね。
飛び散る黄色や青色、生協のおちゃわん、かろうじて綺麗さを象徴するかのようなスポンジとたわし、かぶさる謎の紙片……。
水道の下のところでうっすらと、しかし確実に、懸命に、にっこりとほほ笑むしずくのキャラクターが放つ哀愁が、この洗面所を芸術たらしめている、と言っても過言ではありません。彼がほほ笑むことによって、この洗面所という無秩序な世界ははじめて意味を持つのです。
▲彼の微笑みの前で、我々は無力である。
第3位 1階と2階の間の所 |
階段を上る時に、ふと上を見れば、「嗚呼、今日も汚い」と実感する、アソコです。どうぞ。
手入れされていないことの象徴ともいえる「蜘蛛の巣」がはびこっています。それに限らず、何が入っているのかわからないビニール袋、そして奥の方には謎の本。恐ろしい。
「いつからあるのか?」「誰が置いたのか?」……このような不毛な、曖昧な疑問が、自然と私たちの頭に浮かんできます。このように想像力をかきたてるところが、汚さの魅力、いや、学生会館の魅力なのであります。
私たちは、自分たちのアイデンティティの不確かさ、存在の不安定さを、これらのゴミと重ねてしまうのかもしれません。
▲漫画は「スラムダンク」のようです。安西先生、掃除がしたいです……。
第2位 2階の奥に隠されたコピー機 |
え、学生会館にコピー機なんてあったの?と期待した方、ごめんなさい。
1970年代に描かれた2016年の東京、とでも言いましょうか。
扇風機に、布団に、生協の食器に、そして多くの漫画雑誌に囲まれた、コピー機。
つまり私たちは、「涼しさ」や「睡眠」や「食事」、そして「ストーリー」といったものを人間の手によって作り出し、そしてそれらを「コピー」したがったのです。
典型的な幸せや快適さをコピーしようとして、コピー機に群がった結果、コピー機は使用不可能になってしまったのです。
欲望を持ちすぎた現代人へ異議を唱えるかのような風景、いかにも一橋らしいですね。
▲モニュメントのようですね。良いタイトルを募集しています。
第1位 外の階段 |
栄えある第1位は、勿論外側のヤバい階段でございます!!!!!
たくさん汚写真があって選びきれなかったので、とにかく、何枚も見ていただいましょう。
Don't Think, Feel!
世界はこれを「不法投棄」と呼ぶんだぜ!!!
なんつって。いや、きっとね、定期的にね、誰かがね、気づいてね、なんとかしてくれているんでしょう、きっと、多分、わかんないけど、いや、知らない、私、知らないよ、いや、あの、何も見てないんだからね、何も、知らないよ、私は、何も知らない、何も見てない、何も知らないんだからな……。
ヒトツマミ史上有数の問題作となってしまったかもしれません。
私はちなみにこの取材の後から一週間熱が下がりませんでした。変な菌にでも感染したのかな。
記事を読んで気分を悪くされた方がいらっしゃったらごめんなさい。責任は取りませんよ、「閲覧注意」っつったんだから。
それから、学生会館の汚さは誰か一人やどこか一団体の責任ではございません。よって、この記事には、誰かを責めるような、そんな意図はないのです。
ただ私は、学生会館の汚さに魅せられた一学生として、この素晴らしきゴミ屋敷の魅力を伝えたかったのであります。
これからも、学生会館で楽しく生活していきましょうね!
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