最強の地元選手権 エントリーNo.7 OBA
どうもみなさまこんにちは。
外部ライターになりました、OBAです。
「大変お世話になった編集長が危機と聞いて」と「地元:浜松をPRしたい!」が1:9くらいの動機で、今回寄稿させていただきました。ごめん編集長。
さて、私の地元は静岡県浜松市です。
東京と大阪のおおよそ中間地点にある政令指定都市です。「静岡県の名古屋よりのほう」といえば大体の方にはわかってもらえています。
常日頃勝手に浜松大使一橋支部長を名乗っている身としてはここできちんとしたPRをしなくては!という確固たる思いから、ここ数日、いろいろな角度からのアプローチを試みていました。
次期大河ドラマの舞台だとかB級グルメ・浜松餃子とかゆるキャラグランプリ1位とか……
なぜでしょう、どれも今一つピンときません。
仕方なしに地図とにらめっこすること、数刻。
あっ、これ四神相応じゃん?
ということで。
そもそも四神相応とは |
ここでまずは、四神相応とは何ぞや?というところからお勉強です。
ウィキペディア大先生によれば、
「四神相応(しじんそうおう)は、東アジア・中華文明圏において、大地の四方の方角を司る「四神」の存在に最もふさわしいと伝統的に信じられてきた地勢や地相のことをいう。四地相応ともいう。なお四神の中央に「黄竜」(おうりゅう)、あるいは麒麟を加えたものが「五神」(ごじん) と呼ばれている。ただし現代では、その四神と現実の地形との対応付けについて、中国や韓国・朝鮮と日本では大きく異なっている」
ほうほう。
つまり「四神相応=なんかすごい自然地形」ということですね。
ちなみに日本では
北 → 丘陵
西 → 大道
南 → 湖沼
東 → 流水
がよいとされています(下図参照)。
引用:ウィキペディア
ちなみにどれくらいすごいのかというと、あの京都の都の作り方がこの考え方に影響されている、とかナントカ。
ということはつまり、 「四神相応=遷都できちゃうくらいすごい自然地形」ですよね。
さて、予備知識がついたところで、もう一度浜松市を確認してみましょう。
これはいける。(根拠のない自信)
それではさっそく確認してみましょう。
レッツ、ガバガバ検証!!!
北 佐久間地区 |
「静岡県の北西部、浜松市の北部に位置し、愛知県東部と接しており、竜頭山をはじめとする急峻な山並みをはじめ1級河川である天竜川が蛇行する中流域に位置する」
引用元:http://www.hamamatsu-inaka.com/areaSakuma.html
山だ。これは玄武だ。
大変雑に検証が始まりましたが、浜松市の玄武こと佐久間地区は、私がひそかに激推ししている「最高の田舎」だったりします。
最近まとめサイトでは「こんなところが日本に!?」的隠れ田舎の特集がアツいですが、ここ・佐久間地区はそんなサイトも手をのばせていない、正真正銘の隠れ田舎なのです。
ここでは星が見れたり、
引用元:http://blog.goo.ne.jp/charibaka-aniki/e/6367a7b8e5f540f7dcf31b823058e362
…ハッ!
ウィキペディア大先生によれば「玄武は、北方を守護する、水神」。
完璧かよ。
さらに「俳句において冬の季語である「冬帝」・「玄帝」と同義であり、冬(北・玄)の象徴である。なお、冬のことを「玄冬」ともいう」そうで。
ちなみに佐久間地区は
「高度的に佐久間地区 - 佐久間ダム間あたりが境となって雨と雪が分かれる(佐久間より下流では雪が積もることは稀であり、佐久間より上流では毎年積雪する)」
圧倒的に降雪量が少ない浜松市で唯一といっても過言でない積雪地帯が佐久間地区…玄武……。
東 天竜川 |
引用:ウィキペディア
天竜川 = 河川。
これはもう青龍。
浜松市とお隣・磐田市の市境を流れる天竜川。
かつては「暴れ天竜」だなんて呼ばれて氾濫ばかり起こしていたのを、明治初期に行われた名士・金原明善の治水=植林が功を奏し、今に至ります。
ただ問題なのが、植えちゃったのが「スギ」だということ。
花粉症には辛い。
さてさて青龍について調べてみると…
「現代日本語では青は英語で言うブルーを意味することが多いが、「青」の原義は青山(せいざん)・青林(せいりん)のように緑色植物の色であり、本来は緑色をしているとされる」
ウィキ先生!!!
こんな細かいところまで対応させて来るなんて、恐るべし浜松市…
南 浜名湖 |
朱雀は湖沼を指すそうで。
さてさて、こんな風にざっくり紹介してきた天竜川と浜名湖ですが、この2つを結ぶ、わたしが次に来ると踏んでいる激推し(※本日2度目)×未発掘のフォトジェニックな鉄道があります
天浜線です。
あああかわいい良き!!!
関西地方へお出かけの際は、途中下車をしてコトコト浜松横断の旅はいかがでしょうか??
西 東海道「濱松宿」 |
引用元:https://www.adachi-hanga.com/ukiyo-e/items/hiroshige042/
さてさてラストは白虎=大道、ということで、東海道濱松宿を取り上げてみました。
濱松宿は位置的に浜松の中心部ですが、ほかと相対的に見て西ということで…!
上の画像は歌川広重≪東海道五十三次 濱松 冬枯ノ図≫。
後ろに見えるのは浜松城です。
かの徳川家康が居城していたほか、ここの城主が次々に出世してことから、出世城だなんて呼ばれることも。
おまけ 中田島砂丘 |
四神に加えて、中央に黄龍を据えた五神をとることもあるそうですよ。
「四神の中心的存在、または、四神の長とも呼ばれている。四神が東西南北の守護獣なのに対し、中央を守るとされる。五行説で黄は土行であり、土行に割り当てられた方角は中央である。十二天将勾陣(こうちん)と同一視・混同されることもある」
土…砂……砂丘………
引用:http://find-travel.jp/article/41549/photo/147542
はい。
ということで、日本3大砂丘にも数えられる中田島砂丘です。
GWには「浜松まつり」という市をあげた祭りで凧揚げ合戦を行う会場になったりと、市民みんなから親しまれています。
さてさて、以上「浜松・四神相応最強説」の”ガバガバ検証”(※ここ大事)はいかがでしたか?
予想外に当てはめちゃってまっちゃって、なんだか冷汗が止まりません。
ここまで長々と書いてきましたが、何が言いたかったというと、つまり「浜松市=風水的に最強」ってことです。
ほら、遷都できるし。
ちなみにアクセス面でも遷都の希望が見えてきます。
なんとJR東海道線1本・乗り換えなし。東京駅から片道2時間弱です。
関東からでも関西からでもアクセス最強なのです。
今回紹介させていただいた市内各所も、残念ながら紹介しきれなかったあんな所やこんな所も、とってもと~っても魅力的な街です!!!住みやすいよ大好き!!課題放り出して帰りたい!!!ていうか課題やりたくないな!!!!!
とにもかくにも「最強の地元=最強の遷都地」ということで、浜松市をよろしくお願いいたします。かしこ。
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