一橋生になった瞬間、新入生は何を語るのか?
こんにちは。ライターのMC菩薩です。
季節は春ですね。
春といえば入学シーズン、
入学シーズンといえば新入生、
新入生といえば合格発表、
合格発表といえば人生の絶頂、
人生の絶頂といえば今後自分の人生に合格発表以上の喜びは待っていないんだろうなという悲哀、
それ即ち絶望…………。
……というのは冗談で、合格発表って人生の中でもわりと喜び指数上位のイベントですよね。そんな合格発表で、合格した瞬間の新入生がどんなことを思っているのか、どんなことを言うのかって、結構気になりませんか?喜びのあまりずっと秘密にしていたことをポロッと吐き出しちゃったり、テンションが上って思ってもないことを口に出しちゃったり、そんなオイシイ展開に溢れてたりして……。
ということで、今回は去る3月8日に行われた一橋大学前期試験の合格発表にお邪魔し、喜びに満ち溢れた新入生の皆さんにインタビューしてきました。一橋生になった瞬間の新入生は何を語るのか、さっそくご覧ください。
① 商学部・Mさん |
まず最初にインタビューしたのは、商学部に合格したMさんです。
桐朋高校出身で、1年間の浪人生活を経て合格を勝ち取ったというMさん。あまりの嬉しさで、終始ニヤニヤが止まらない様子でした。
――まず最初に、喜びの一言をお願いします!
「え~~~~~ひぇっひぇっひぇ~~フフッ(笑)……え~~~~、やっぱり1年間あの~~~~ここに向けてずっと勉強してきたので……フフッ(笑)、ほんとに今が人生のキャリアハイだなって思ってますね~~~~はっはっは(笑)」
――本当に嬉しそうですね(笑)。それでは、この喜びに乗せて、親に今まで隠していたことを1つ暴露してみませんか?
「あの~~~、僕男子校だったんですけど、浪人中に結構女子と仲良くしてたっていう……(笑)。彼女とかではなくて友達なんですけど、この関係がずっと続けばいいなって思ってます。」
――大学生活楽しんでください!ありがとうございました!
僕の経験上、予備校でリハビリした男子校出身浪人生は余裕オーラが出ててやたらモテるんですよね。僕は余裕がないので今からでも予備校に行きたいです。
② 社会学部・Oさん |
2人めは、社会学部に合格したOさん。「歯の矯正をしていても大学でやっていけるか」が今の一番の不安らしいのですが、バリバリやっていけます。大丈夫です。
(顔出しNG)
――受験生時代、一橋にはどんなイメージを持っていましたか?
「真面目な人が多そうなイメージですね。」
――それは否めないですね……(笑)。興味のあるサークルは何かありますか?
「運動サークルの話を聞いて、何かスポーツがやりたいって思うようになりました。高校時代はスポーツをやっていなかったので、大学から何か新しいスポーツを始めてみたいです。」
――スポーツがんばってください!ありがとうございました!
「今までスポーツをやっていなかったので、大学で新しく何か始めたい」って、運動系サークルの人が一番喜ぶタイプの新入生ですよね。新しいことを始める大学生活、応援しています。
③ 商学部・Mさん |
3人目は、商学部に合格したMさん。お母様と2人で発表を見に来ていらっしゃいました。
――合格おめでとうございます!今一番やりたいことは何ですか?
「とにかく遊びたいです!ディズニーランドに行ったりとか。」
――今が一番楽しい時期ですもんね。お母様は一橋にどのようなイメージを持っていらっしゃいますか?
お母様「……地味(笑)。」
――……間違いないです(笑)。それではMさん、合格の喜びに乗せて、お母様に今まで黙っていたことを暴露してみませんか?
「黙っていたこと…………。え、えっと……。特に無いです(笑)。」
――偉い!そのまま大学生活も楽しんでください!
Mさん、すごくいい子そうでした。親に黙っていたこととか本当に無いんでしょうね。下衆な質問してすいませんでした。
④ 商学部・Sさん |
4人目は、商学部のSさん。兼松講堂の入り口階段上という新歓ベストポイントに立っていたせいで、あらゆる団体から声を掛けられていて大変そうでした。
――合格おめでとうございます。早速なんですが、一橋で私はこれで一番になれる!というものは何かありますか?
「一番ですか……。巨人の応援歌は一橋で一番歌えると思います。生まれた時から洗脳されてファンだったので(笑)。」
――巨人の応援歌!?ちなみに、一番好きな巨人の応援歌は何ですか?
「矢野謙次のが一番好きだったんですけど、移籍してしまったので……。今は長野の応援歌が一番好きです。」
――なるほど……。それでは、ここで受験期親に黙っていたことを1つ暴露してみませんか?
「そうですね……。10月の1ヶ月間、塾をサボってめっちゃ遊んでました(笑)。急に勉強がめんどくさくなって、受験無理なんじゃないかなって思って。でも、周りがめっちゃ勉強しているのを見て、焦って10月には塾に復帰しました(笑)。」
――受かったから結果オーライ!ありがとうございました!
巨人の応援歌を歌える橋女、グッと来ますね。ちなみに、矢野謙次と長野の応援歌はこんな感じです。たしかにかっこいい。
⑤ 社会学部・Xさん |
続いてインタビューしたのは、社会学部のXさん。Xっていうのはイニシャルではなく、単に名前を聞き忘れただけです。
――今日はどこから来たんですか?
「愛知から来ました!家探しも兼ねて。」
――遠いところからご苦労様です!現時点で興味のあるサークルは何かありますか?
「高校時代はボート部だったんですけど、今は迷ってます。色々な団体を回って決めようと思います。」
――後悔しないようなサークル選びをしてくださいね。それでは、受験期に親に黙っていたことをここで暴露してみませんか?
「え…………。あの……、(インタビュアーに耳打ち)」
――あ、これは秘密にしておきましょう(笑)。ありがとうございました!
Xさん、受験期からヒトツマミを読んでくださっていたみたいで、本人たっての希望で黒い目線を入れさせていただきました。なぜか知らないけど無駄にしっくりきてますね。
⑥ 商学部・Oさん |
6人目にインタビューしたのは、商学部に合格したOさん。嬉しさのあまり号泣していて、こっちまでもらい泣きしそうになってしまいました。
――合格おめでとうございます!本当に嬉しそうですね。
「1年間頑張って受かって、本当に良かったです。この1年は友達と全然遊べなかったので、その分今からたくさん遊びたいと思います!」
――一橋に入って、自分だったらこの分野で一番になれる!というものは何かありますか?
「えっ……!いや、ほんとに無いんですけど、強いて言えば体の柔らかさは一番になれるかもしれないです!」
――ここでやってもらうのは……ちょっとキツイか(笑)。それじゃあ、この喜びと一緒に、親に今まで隠していたことを1つぶっちゃけてみませんか?
「えっ……!えっ……!あの、実は、定期を無くしたことがあります(笑)。親には言えなかったので、自分で2万円出して新しいのを買いました。」
――リアルな失敗談ですね(笑)。ありがとうございました!大学生活楽しんでください!
高校生にとっての2万円ってかなりの大金ですよね。それでも親に怒られるのが怖くて言えない気持ち、めっちゃわかります。受かった勢いで親に言っちゃえばお金もらえるような気がしますけどね、どうなんでしょうか。
⑦ 社会学部・Aさん |
続いては、この日のために山梨から来たというAさんにインタビュー。「胴上げをしたい体育会の人vs胴上げの前にインタビューをしたいヒトツマミ」というバトルの中、快く僕たちのインタビューに答えてくれました。
(顔出しNG)
――おめでとうございます!今日は山梨からいらっしゃったんですか?
「そうです!どうしても一橋で発表を見たくて来たんですけど、気になって電車の中でチェックしちゃいました……(笑)。」
――合格発表あるあるですね(笑)。受験が終わって、今一番やりたいことは何ですか?
「見たい映画がたくさんあるので、映画館に行きたいです!特に『信長協奏曲』が一番見たいです。」
――めっちゃ面白いって評判ですよね!それでは、今日の合格の喜びに乗せて、これまで親に黙っていたことを暴露してみませんか?
「あの、実は今日、親に内緒で発表を見に来たんです……(笑)。ずっと行くか迷ってて、親が先に出かけたので来ちゃいました。」
――それはかなり冒険しましたね……(笑) とにかく受かって良かったです!ありがとうございました!
親に内緒で発表見に来たのに結局電車の中で結果見ちゃうの、気持ちはとてもわかるけどめっちゃ面白いですね。オイシイエピソードありがとうございました。
⑧ 商学部・Sさん |
最後にインタビューしたのは、商学部に合格したSさん。
――合格して、今率直にどういう気持ちですか?
「正直数学で失敗して、まさか受かっているとは思わなかったので、とても嬉しいです。」
――本当におめでとうございます!それでは、この喜びに乗せて親に内緒にしていたことを暴露してみませんか?
「え~~~、内緒にしてたことですか(笑) ……あの、いい話になっちゃうんですけど、親には受験期本当にお世話になって……。毎回試験が始まる10秒前に、お世話になった塾の先生と、お母さんの顔を思い浮かべて試験に臨んでいました。」
――ほんとにいい話……。そのこと、内緒にしないでぜひお母さんに話してあげてください!今日はありがとうございました。
最後にリアルガチいい話が聞けてよかったです。やっぱり、困ったとき最後に助けてくれるのはお母さんなんですよね。僕も明日からお母さんをもっと大事にしていこうと思います。
いかがだったでしょうか。
まさしく一橋生になった瞬間の新入生の生の声、なかなか面白かったのではないかと思います。真っ直ぐで淀みのない新入生の声を聞いて、僕もまた明日から初心に帰って頑張ろうという気になりました。
さて、最後になりますが、合格発表という人生の一大イベントで快くインタビューを引き受けてくださった新入生の皆さん、本当にありがとうございました!皆さんが楽しい大学生活を送れることをヒトツマミ編集部一同願っています。
以上、「新生一橋生の第一声は!?2016年新入生インタビュー in 合格発表」でした!
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