VOCALOID学概論 ~もう電子音だなんて言わせない~

ねえ、”ボカロ”って知ってる?


 

はじめましての人ははじめまして、ライターのぱのこめと申します。HASCに入ったその日のうちにヒトツマミ編集長から声をかけていただき、何の説明も無く一ヶ月後の記事投稿を命じられました。もしかしたらブラックなサークルへ足を踏み入れてしまったのかもしれません。素晴らしいサークルのために働けて私は今、とても幸せな気持ちです!

 

 

 

そんな私が今回紹介するのはズバリ「VOCALOID」です!

 

 

 

VOCALOIDとは、ヤマハが開発した音声合成技術、及びその応用製品の総称であり、メロディーと歌詞を入力することでサンプリングされた人の声をもとにした歌声を合成することが出来るものです。

 

 

 

 

昨年はVOCALOID史上初となるミュージックステーション出場を初音ミクが果たし、年末の紅白歌合戦では初音ミクの代表曲の1つである「千本桜」を小林幸子さんが熱唱し話題になりました。あの羽生結弦さんも口ずさんじゃうボカロ曲、まだ聞いたことない人は今すぐ聞きましょう!

 

 

 

 

 

 

このように、近年では認知度も高まり身近な存在となったVOCALOIDですが、嫌悪感抵抗感持っている人が多いのも事実です。特に特徴的な電子音が苦手な人も多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

そんなVOCALOIDが苦手な人にこそ興味を持ってもらおうと思い、

 

① VOCALOIDの可能性!人間に限りなく近い声
② 日本の技術はここまできた!2.5次元ライブ
③ 知らないなんて言わせない!有名人とのコラボ盛りだくさん

 

3ポイントに焦点を当てて記事を書いていきたいと思います!

 

どうぞ、最後までお付き合いください。

 

 

 

 

 

① VOCALOIDの可能性!人間に限りなく近い声


 

VOCALOIDを好きになれない人の多くは、人間味のない電子音っぽい声が苦手なのではないでしょうか?でも、声が原因でVOCALOIDを嫌いになるなんてもったいない!

 

 

そこで私が独断と偏見で選ぶ「人間が歌っているようにしか聞こえない曲トップ3」を発表します!これを聞けば、あなたのVOCALOIDに対する印象も変わるかも!?

 

 

 

Sister’s noise feat.鏡音リン – 調教:non

 

 

一曲目はテレビアニメ『とある科学の超電磁砲S』のオープニングテーマを「鏡音リン」というVOCALOIDによってカバーした曲です。歌い出しからとても力強い声で、まるで人間が歌っているようにしか聞こえませんね。ニコニコ動画でも130万再生を突破しており、広く認められた神調教曲となっております。

 

 

神調教VOCALOIDの調教(調節・調声)の上手さを賞賛するものであり、まるで生きた人間が歌っているような、神がかった調声がされているもののことをいう。

 

 

 

さよならメモリーズ feat.GUMI – 調教:神無月P

 

 

二曲目は作詞・作曲supercellの「さよならメモリーズ」という曲を「GUMI」というVOCALOIDがカバーした曲です。この曲は全体を通して素晴らしい調教がされていますが、特に歌いだしが神調教だと評価されています。

 

 

この曲を作詞・作曲したsupercellというグループの一員であるryoさんはVOCALOIDを使ったオリジナル曲の作者としても有名で「メルト」「ブラックロック★シューター」などの名曲を作っているのでこちらも合わせてお聞きください。

 

 

 

Fairytale, feat.VY1V4 – 調教:cilia

 

 

三曲目は作詞・作曲buzzGの「Fairytale,という曲です。この曲の聴きどころは、なんといってもサビに入る直前の唸るような声の部分です。近年導入された新機能「グロウル」を使用されて作られた曲で、ニコニコ動画に投稿された当初とても話題になりました。

 

 

この曲は最初からVOCALOIDが歌う曲として作られた「VOCALOIDオリジナル曲」と呼ばれるもので、上で紹介した2曲のアニソン、J-POPとは曲の雰囲気が少し違うかもしれません。

 

ちなみに動画はHEROさんというネット漫画で超超有名な方が作ったものなので、そちらもぜひ注目して下さい!!

 

 

 

 

 このように、VOCALOID日々進化を遂げながら人間の声へと近付いてきています

今回紹介した3曲はたくさんあるVOCALOID曲の中のほんの一部なので、興味がある人は今すぐに

「神調教 VOCALOIDで検索しましょう!

 

 

 

 

 

② 日本の技術はここまできた!2.5次元ライブ


 

「もしVOCALOIDを好きになったとしても、2次元なんだからライブも出来ないじゃん。私はライブが好きなのよ!」と思っているそこの奥さん。安心して下さい、やってますよ。

 

 

 

 

これは201595日、6日に日本武道館で行われたライブ映像で、作詞・作曲kz (livetune)さんの「Hand in Handという曲です。VOCALOIDのライブは日本国内だと年に34回ほど毎年行われていましたが、去年はついにVOCALOID史上初となる日本武道館でのライブが行われました。(私はチケットの抽選に外れました。とても悔しかったです。)

 

 

今日初めてVOCALOIDライブ映像を見た人も多いと思いますがいかがでしょうか?このライブは2次元を超えた2.5次元ライブ」と言われていて、技術力の高さに海外からも絶賛されています。制作は大手ゲームメーカーのSEGAさんです!いつも楽しませてもらっています、ありがとう!!

 

 

このように、技術の進歩によってVOCALOIDはどんどん3次元の世界に近付いてきています!VOCALOID「会いに行けるアイドル」になる日もそう遠くないのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

③ 知らないなんて言わせない!有名人とのコラボ盛りだくさん


 

最近ではVOCALOIDと有名なアーティストとのコラボが盛んに行われています!
あなたの好きなアーティストとも知らないうちにコラボしているかも…


最近話題になったコラボをいくつか紹介していきます!

 

 

 

BUMP OF CHICKEN

 

 

私も大好きなロックバンドBUMP OF CHICKEN2013年に出した新曲「rayで初音ミクとのコラボをしたことで話題になりました。ハモリも綺麗に決まっていて最高ですね。

 

 

 

セカオワ深瀬、小林幸子


 

 

最近とある有名人がVOCALOIDとなって発売され話題になりました。それがセカオワ深瀬VOCALOIDである「VOCALOID4 Fukase小林幸子VOCALOIDであるVOCALOID4 Sachikoです!この二つのVOCALOIDは二人の声の特徴を忠実に再現していて、ファンも満足のいく素晴らしい出来となっています。是非一度、歌も聞いてみてください。

 

 

 

 

レディー・ガガ

 

 

なんと世界のガガ様ともコラボを果たしています!2014年に行われたワールドツアーでオープニングアクトとして初音ミクが起用されました。これはガガ様の当時のツイートで、実際に北欧諸国18カ国でオープニングアクトを務めたそうです。

 

 

 

 

他にもGACKT椎名林檎安室奈美恵ガチャピンなど様々な人たちとコラボを行っています。これからは幅広く活動しているVOCALOIDに注目してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 


 

ここまで様々な視点でVOCALOIDを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?誕生から10年以上が経った今でも成長を続けているVOCALOIDを一度に全て理解することは難しいと思います。しかし、この記事をキッカケに少しでも多くの人がVOCALOIDに興味を持ってくれると嬉しいと思います。

 

 

終わりに、私が大好きな一曲をもって本記事の結びとさせて頂きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!39(サンキュー)!!

 

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