大学通りでアビイ・ロードのジャケット写真を再現してみた

私とゆずと、ABBEY ROAD。


こんばんわ。ぶってぃーです。

凍えるような寒さの日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?2015年もあっという間に過ぎ去ろうとしています。なんだか寂しいですね。

 

さて、今日からヒトツマミではKKOプロジェクトが始まります。 

KKOプロジェクトとは、「(K)このままじゃ(K)今年は(O)終われない」をキーワードとし、色々あった2015年を振り返る年末企画です。

 

私なりに2015年を振り返ってみれば、憧れの一橋大学に入学し充実した大学生生活を送ってきたので、何もやり残したことはないように感じられます。しかし、この企画のために何かひねり出さなければならないので、改めてじっくり考えてみました。そして、頭を抱えて考え込んだ結果、たった1つだけやり残しがあることに気が付きました。

 

「えー何ー?教えてー」という方、まずはこちらをご覧ください。

 

                                  (画像出典はこちら

はい、そうです。かの有名なABBEY ROAD(アビイ・ロード)/THE BEATLESのジャケット写真です。

 

アビイ・ロードについては、ほとんどの方がお分かりだと思いますが、一応お分かりでない方のために解説しておきますね。

 

 

アビイ・ロード』(Abbey Road)は、イギリスにおいて1969年9月26日に発売された、ビートルズの12作目のオリジナル・アルバムである。本作はビートルズの解散が意識される状況のなか行われ、事実上頓挫した「ゲット・バック・セッション」の後に制作されたアルバムである。ロンドンのアビイ・ロード・スタジオ前の横断歩道で撮影されたジャケット写真は、レコードジャケット史上最も有名なものの一つだ。

(参照:Wikipedia

 

ちなみにですが、アビイ・ロード・スタジオ前のこの横断歩道は、世界中のビートルズファンが集まる人気の観光スポットとなっており、イギリスの文化的・歴史的遺産の指定を受けたそうです。

 

ここでみなさん。このジャケット写真のこの道路を見て、なんだか親近感がわいたりしませんか?

いや私に限らず、親近感がわいている人絶対いるはずだ。

 

だって、この写真の背景...

 

 

大学通りにそっくりなんだもん!!!

一橋大学前の横断歩道(東キャンパスから西キャンパスの移動によく使う横断歩道)を渡るとき、横を向いていただくと、共感できると思います。


......ずっとここで、アビイ・ロードのジャケット写真を真似したかった。こんなウズウズする気持ちを抑えて年越しだなんてできるわけがないでしょう。このままじゃ今年は終われない......!

 

 

 

したがって、今回は

「大学通りの横断歩道でアビイ・ロードのジャケット写真を再現してみる」

に挑戦したいと思います!

 

 

 


第一章 まずは許可を取りに行ってみた


 

早速、HASC部員を集めて写真を撮ろうとしたのですが、1つ不安に思うことがありました。

 

 

「アビイ・ロードの真似とはいえ、公道だし、しかも撮影した後それを記事に載せちゃうっていうのは......許されることなの?」

 

 

これはおそらく重要事項です。とても悩んだのですが、そもそも誰に許可を取ればいいのかわからず、挙句の果てには悩みすぎておなかが痛くなってきたので、編集長たかたに相談することにしました。

 

 

おおおお!!!なるほど!!

 

市役所に許可を取りに行けばいいのか!「許可をとるところから書く」というアイディアはちっとも思い浮かばなかった!やっぱり編集長すごい!!

 

 

 

 

 

 

 ということで、感動した私は、編集長たかたから貴重なアドバイスをいただいた日の翌日、早速噂のそうせきゅんを連れて市役所へ向かいました。

一橋大学から市役所までは約1.6km。所要時間は20分。なかなか長い道のりでした。

 

以下、 ぶってぃー: 噂のそうせきゅん:

 

:まだかな......

 

:もうすぐ着くよ

 

 

 

てくてくてくてく

 

 

 

まだかな......

 

もうすぐだって!!

 

 

てくてくてくてく

 

......

 

.........

 

............

 

 

 

 

 

:そうせきゅん、もうあきらめよう。たぶん、私たち道に迷っちゃったんだ。ここに来るまで本当に長くかかったね...。なに、軽い運動をしたと思えばいいじゃない。落ち込まないで。

 

 

 

 

 

:.........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ........ぶってぃー   

 

 

:ん?

 

 

 

見て!

 

 

 

 

 

ついに着いたよ!国立市役所!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うわああああああああああああああ!!!

 

 

  あぁもう......嬉しすぎて......なんて言ったらいいのか......!

 

 

 

 

 

 

 

 

よし じゃあ 早速行きますかあ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピッコン(LINE通知が届いたときの音)

 

:あ たかたさんからだっ!......ん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶ:......ま?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい......編集長たかたに言われて調べてみたのですが、今回のような場合、国立市役所に許可を取りに行ったとしても道路は東京都のものであるため、意味が無いのだそうです。仮に許可をとる場合には警察などに申し出るのがよいそうですが、警察にまで相談をしたら交通規制をかけて撮影するというように下手に大事になってしまうことがわかりました。つまり、他人に迷惑が掛からないように配慮すれば特に誰の許可もなく撮影できるということです。

 

あんなに苦労して歩いてきたのに、市役所に着いた途端こんな事実に気づかされ、本当に悔しくて悔しくてたまりませんでした。というか、なぜ道路が東京都のものだってお互い早く気が付かなかったんだろう。

 

「1限ぶん時間無駄にしておいて何も得られなかったな......」

 

噂のそうせきゅんに励まされつつ、とぼとぼ大学へ引き返しました。ずっとうつむいて歩いていたため、電柱にぶつかり、犬にぶつかり散々でしたが、頑張って市役所まで来た私を神様は見離しませんでした。

 

 

 

「わーい!国立で採れたゆずが5個100円で売ってたどー」

 

大学へ帰る途中、国立で採れたゆずがなんと5個100円で売っていたのです。お得感半端ない。もちろん買いました。今回、私と噂のそうせきゅんが国立市役所まで歩いた証ができました。みなさん、何かつらいことがあっても、神様は頑張るあなたをちゃんと見てくれています。

神様、本当にありがとう。

 

ということで、当企画では「他の車や人に絶対に迷惑がかかることのないよう十分に配慮して、アビイ・ロードの写真を撮る」ことになりました。

 


第二章 大学通りにビートルズ現る


許可を取りに行った次の日、ついに撮影を決行しました。協力してくれたのは、4人のHASC部員。朝7時に私たちは大学の西正門前に集合しました。(第一章で述べたように他人に迷惑がかからないようにするため、通行人の数や交通量が少ないであろうと予測して、朝7時という時間帯を選びました。)

 

:わーい みんな来てくれて本当にありがとう!えーっと、撮ってくれる人を除いて、1、2、さ って、あ あれ?3人目がいないぞ......?んーと、いないのは......あ 噂のそうせきゅんかあ......

 

思い返してみれば、昨日の時点で噂のそうせきゅんはだいぶ疲れている表情をしていました。課題に追われ、ヒトツマミに追われ、親知らずを抜かれ、いろいろと最近は大変だと言っていました。

 

:うーん しょうがない。いつ通行人の数が増えるかわからない。時間は限られているんだ。もう撮ってしまいましょう!

 

青信号に変わったらダッシュで決められた立ち位置につき、撮影を開始、青信号が点滅し始める前に歩道に戻るという行為を守りました。

 

 

 

そして、撮れたのがこれです。(後日、噂のそうせきゅんがどうしても一緒に写りたかったと言うので、合成したものをみなさんにはお届けします。)

うおおおおおおおおお!!!!なんかアビイ・ロードっぽい!!!!

 

 

                                 (画像出典はこちら

実際のジャケット写真と比較してみても、大差ないように見えますよね。(細かいところはごめんなさい)

 

 

 

ちなみに、私と噂のそうせきゅんが国立市役所まで歩いた証であるゆずをもって、もう一枚パシャリ。

うおおおおおおおおお!!!!国立市役所まで行った甲斐があった!!!ゆずすごくいい!!!

 

噂のそうせきゅん仲間はずれにしてごめん。)

 

 

 

 

 

 

(感想)

やっぱり、大学通りでやってみて良かった。もう2015年やり残すことはない。これで、心おきなく2016年を温かく迎えられる。

 

 

 

結論:自分の中では、大成功に終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

(完)


KKO企画第一弾、いかがでしたか。なんだか一人だけ満足感に浸っていしまい、本当に申し訳ございませんでした。「今年やり残したこと?そういえばあったなあ......」と一瞬でも心の中で思ったそこのあなたぜひ今年中にそれを片づけて、私と同様、優しく温かく2016年を迎え入れましょう。

 

それでは、みなさんが悔いなく2015年を終えられることを願って!

 

以上、ぶってぃーがお届けしました!!

 

 

 

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