そうだ、美術館行こう
(冬休み)あけましておめでとうございます。ゆーきゃんです。
自治体が撤収をさぼって残っていたクリスマスのイルミネーションも町から姿を消し始めるこの時期に、一橋生であれば共有できる一つの思いがあると思います。
冬休み短すぎるでしょ!!!!
帰省をし、正月の準備をしながらロゴ描いて、親戚の相手をしているうちに正月どころか冬休みが終わっていましたよ!
なんだこれ!?
はああ!?
自分の冬休みの感想ですが、同じようなことを思っている人も多いのではないでしょうか?
そんなあなたにお勧めしたいのが美術館。
記事のネタがなくてこれ書きやがったなこの野郎。
と思った方もいることでしょう。(編集部にも)
締切日に、ふと目に入った西武線の広告「cat art展」から着想に至ったことは否定しません。しかし割と前から温めていたものですのでご安心を。
それではどうぞ
予備知識?そんなもん犬にでも食わせとけ
美術館をお勧めするにはちゃんとした理由があります。
1.知識がなくても楽しめる!
まずは美術館なんてほとんど行ったことがない人へ(美術作品に対して失礼かもしれない表現が多少含まれます。不快に思う方は1を飛ばして2からお読みください。)
おそらく多くの人は、小中高時代の遠足や授業の一環として美術館博物館に行ってそれっきりだと思います。何がなんだかわからないまま連れていかれて、何が何だかわからないまま出ていく場所。あるいは敷居が高く教養が必要とされる場所。そんなイメージでしょうか?
教養なんてもんは犬にでも食わせておきましょう。大丈夫です、かけらもいりません。(知識はあった方が楽しめるかもしれませんが)
まずはこれを見てください。
違和感もありませんね、大丈夫そうです。(本当にすみません)
芸術作品・美術作品には高尚な楽しみ方もあるのでしょう。純粋に心動かされに行くのが筋というか正しい美術館の楽しみ方だとは思います。
そんな建前はどうでもいいのです。楽しみたいように楽しみましょう。
クソコラの素材探しという目的で言ってもいいとさえ思います(写真撮影が不可なところもあります。写真撮影、クソコラの作成は各自の責任でお願いします。)
印象的なもの・ツッコミどころ満載なものはたくさんあります。
「芸術ってなんでもありかよ!自由かよ!」
と突っ込みつつ館内を巡るうちに、心動かされるような作品や、好きな作家を見つけられるかもしれませんよ?そういったものが見つかれば、もっと楽しくなることでしょう!
しかし、背景知識があるとより楽しめるのも事実。少しでも興味がある展示会や美術館があれば、まず本屋へ行くことをお勧めします!
大型書店に行けば、様々な展覧会や美術館に関する雑誌が置かれています。読みにくい専門書ではありません。漫画で作家の人生を紹介していたり、周辺のオススメのお店を紹介していたりと読み易いものばかりです。
しかもよくまとまっているものが多いです。知ったかぶりをして博識アピールをするには十二分の知識がつきます。
立川ルミネの書店は美術関連本もそこそこ充実しているのでオススメ。この前行った時にはすぐ目につく場所に後述の村上隆の五百羅漢展や江口寿史展 KING OF POP、ボッティチェリ展関連の雑誌等々がありました!たった一駅ですし是非!
上記の攻撃力3000が展示されているのはこちら東京国立近代美術館。
企画展「ようこそ日本へ:1920‐30年代のツーリズムとデザイン」です!
1920年代から1930年代にかけて、世界的な海外旅行ブームが起きていました。そんな時代の中制作された日本の広告が展示されています。レトロ感のある広告が好きな人は足を運んでみてはいかがでしょうか?
2.併設されているショップ・カフェ
例えばここ(後述の東京現代美術館のレストランcontent restaurant)
落ち着いて瀟洒な内装
中庭に見える作品
美味しい料理の数々
美術館に併設されたレストランやカフェは高確率でお洒落だったり面白い内装だったりして楽しめます!併設施設に訪れる楽しさもあるのです。
また、美術館に売っているグッズ等は良いものが多いです。ノートなどの文房具やTシャツにトートバッグ。実用性が高いものも多いので、誰とも被らないものが好きな人にはお勧めですよ!
3.印象の向上
「休日に美術館に行くだけで、なんとなく教養が深まった感と有意義な時間過ごした感が得られる」
これは一つの真理ともいえるんじゃないでしょうか?
毎晩飲んで騒いでいるけど、昨日美術館行ってきた今二股かけているけど、昨日美術館行ってきた
バイトとサークルに全てをささげていて、3週間くらい授業出てない。でも昨日美術館行ってきた
「美術館行ってきた」この一言で一気に印象が変わってきませんか?
「酒ばっかのんでる人間の屑的印象の緩和」から入ったとしても、それが好きな作家の発見につながって美術館が楽しくなる。そんなことも大いにありうると僕は思います。入り口は何でも良いのです。割引も効きますしね!是非!
4.気楽に行ける&周辺も楽しい
こーれにつきますわ。何かと忙しい一橋生。気がつけば自宅と国立間の往復の日々なんてことになっていませんか?
サークルで忙しい人は特にそうなりやすいと思います。また、イベント系は事前予約が必要であったりして、気が向いた時にフラッとはいけないものも多いですよね?
その点美術館は基本的に行きたい時に行くことができます。また、都内の美術館は駅や都心へのアクセスがよいところが多いです。都心や、行ったことのない場所へ行くきっかけとしていかがでしょうか?
加えてみなさん、一橋大学の美術館・博物館及び劇場の利用優遇制度(キャンパスメンバーズ)をご存知でしょうか?
東京国立近代美術館・東京国立博物館・国立科学博物館・国立劇場が無料、あるいは割引価格で入館できるというものです。これを活用しない手はないでしょう!
最後に個人的にオススメしたい(というか行きたい)美術館・展示会等を紹介します!
洗練された建築物群と先鋭的な作品の数々
敷居が低く、誰でも楽しんで帰れる美術館です!現代美術というだけあって、比較的近年の作品が多いです。あと、変なもんが多いです。何がしたかったねんお前ってもんも多いです。したがって背景知識とか一切ない状態で行っても楽しめるんです!
また、併設されているカフェやレストラン、売店はハイセンスで洗練されており併設施設だけでも十二分に楽しめるくらいです。
美術館とか門外漢です…な人や、行ってみたいけども…な人に特に推せる美術館です!
一度みたら忘れられない?村上隆さんの五百羅漢図を是非生で!~3/6
個人的に好きであることと、その広義での営業力は一橋生はまた違った視点から見られると思い推薦。
村上隆さんは伝統的な日本文化要素とサブカルチャー要素を含んだ作品で知られる芸術家であり、起業家であり、プロデューサーです。
ゆずのアルバム「home」のジャケットで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
伝統的な日本文化やサブカルチャーを英語+現代語に翻訳して世界へ発信している同氏の
日本では14年ぶりの本展を是非!
「今まで出た画集は全部捨てちゃって。」渾身の画集KING OF POP展 ~1/31
「ストップ!! ひばりくん!」や「すすめ!!パイレーツ」で知られる漫画家でありイラストレーターでもある江口寿史さん。その画業を集大成した画集『KING OF POP 江口寿史 全イラストレーション集』の刊行を記念して行われる展示会です!
音楽関連のイラストも多い同氏。バンドマンなら銀杏BOYZの「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」のジャケットのイラストを見たことがあるはず!あのジャケットも江口寿史さんが手がけたものです。
最近で言えばShiggy Jr.のLISTEN TO THE MUSICのジャケットも手掛けています!
数多くの原画を見られる貴重な機会でもあります。オススメ!
銀杏BOYZ「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」 画像引用元
以上美術館学概論でした。是非空いた時間で行ってみてください!ゆーきゃんでした。
この記事をシェアしよう!
あわせて読みたい