映画学概論〜見逃してない!? 2015年公開映画総まとめ〜

恋愛映画、戦争映画、洋画......映画オタクが今年の映画を総ざらい!


こんにちは。ライターのはっしーです。

2015年も終わり、もうすぐ新年ですね!皆さんやり残したことはないでしょうか?見逃した映画はないでしょうか?

 

というわけでいつになく雑なイントロをはさみつつ、今回みなさんに紹介したいのは2015年に公開された話題作たち

観たことあるよ!って作品があったら、それを観た時の思い出(一緒に行った友だちとか、彼氏彼女とか、ひとりで余韻に浸れたな!とか)を懐かしむもよし。見逃しちゃったな、悔しい!でもよし。気になるからレンタルビデオ屋に行ってみよう!でもよし。とにかくみなさんに映画を通して2015年を振り返ってもらいたいのです!

軽く今年のトレンドにも触れつつ、ジャンル別に、その中でも特に注目な作品をちょっと細かめに紹介してみようと思います。

 

 

 

少女漫画原作映画


       (映画.comより)

       (映画.comより)


      (映画.comより)

      (映画.comより)


      (映画.comより)

     (映画.comより)


トヨエツ&榮倉奈々の組み合わせが他作品とは違った雰囲気の「娚の一生(おとこのいっしょう)」、魅力的な男性に出会って大混乱を起こす主人公の脳内を描いた独特の設定が面白い「脳内ポイズンベリー」、桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎と旬の俳優大集合ヒロイン失格」、多部未華子がダメ女に挑んだピース オブ ケイク」、今年を代表する俳優とも言える有村架純と福士蒼汰のダブル主演ストロボ・エッジ」、原作者が公開前に作品の出来に不満を表して話題になったorange オレンジ」。

 

常に映画館でなにかしらの少女漫画実写化作品が公開されていた2015年。おかげで上映前の予告編で必ず山崎賢人か坂口健太郎の顔を見た気がします。みなさんこの中で見た作品はあるでしょうか!?恋が楽しいとき、気になる人がいるとき、思い出を懐かしみたいとき、いつだって違った楽しみ方ができるのがこのジャンルの良さではないでしょうか。とはいえ実はここにあげた作品、一つも見ていないので......唯一自分が見た「俺物語!!」を紹介します!

 

映画.comより)

 

【あらすじ】高校生離れした顔面と巨体を持つ剛田猛男は、豪傑かつ硬派な日本男児だが、心根は優しく純粋な高校1年生。その外見のせいで女子には恐れられているが、男子からの信頼は厚かった。そんな猛男は、親友のイケメン・砂川誠と一緒にいたある時、街中で危機に陥っていた女子高生・大和凛子を助ける。大和に一目惚れした猛男だったが、後日、3人で再び会った際、大和は砂川のことが好きなのだと察する。落ち込みながらも大和と砂川の仲を取り持とうとする猛男だったが……。映画.comより)

 

とにかく剛田猛男のキャラが面白すぎるし、魅力的です。超純粋で超鈍感。大和ちゃんに一途に恋する彼を応援したくなること間違いなし!男が惚れる男です。俺も猛男さんの学ランのボタン欲しい。

そんな主人公を「HK 変態仮面」「TOKYO TRIBE」など見るたびにまったく違う雰囲気を出して観客を驚かせてくれる鈴木良平が熱演しています。元から好きな俳優さんだったけれど、これをみてますます好きになってしまいました!ヒロインの大和を演じるのは永野芽郁。とってもかわいいです。この子に毎週お菓子作ってもらえたらそりゃ誰だって惚れますよ!これからの活躍が楽しみです。親友のイケメン役坂口健太郎は安定の塩顔。

とにかくほのぼのとしていて、鑑賞後はさわやかな気持ちになれる良作です。未見の方はDVD化された際に是非チェックしてみてくださいね!

 

 

戦争映画


続いて、戦争映画を紹介します。今年は太平洋戦争終戦から70年目。節目の年として、この戦争の意味を問い直す内容の映画が何本も製作されました。

 

     (映画.comより)

      (映画.comより)


     (映画.comより)


大岡昇平の名作小説を実写化した野火、戦時下の男女の許されない恋愛を描いたこの国の空、ユダヤ難民を救うためビザを発行し続けた日本人外交官の半生を映画化した杉原千畝 スギハラチウネ

 

どれも大きな話題を呼ぶようなタイプの作品ではありませんが、2015年という年だからこそ意味があるものです。以上にあげた3作はどちらかといえば時代の大きな波にのまれた一般人の目線のお話。僕が紹介するのは、そうした戦争を指導した人々の人間ドラマに着目した作品「日本のいちばん長い日」です。

(映画.comより)

 

【あらすじ】1945年8月15日に玉音放送で戦争降伏が国民に知らされるまでに何があったのか、歴史の舞台裏を描く。太平洋戦争末期の45年7月、連合国軍にポツダム宣言受諾を要求された日本は降伏か本土決戦かに揺れ、連日連夜の閣議で議論は紛糾。結論の出ないまま広島、長崎に相次いで原子爆弾が投下される。一億玉砕論も渦巻く中、阿南惟幾陸軍大臣や鈴木貫太郎首相、そして昭和天皇は決断に苦悩する。(映画.comより)

 

半藤一利の同名小説が原作。1967年にも岡本喜八監督が映画化しています。戦局が悪化する中で最後まで紛糾した終戦工作を、総理大臣鈴木貫太郎、陸軍大臣阿南惟幾、昭和天皇、青年陸軍将校畑中健二の4人に焦点を当てて描いています。一人ひとり異なる信念を持った男たちが文字通り命がけで争い、苦悩する歴史ドラマ。専門用語が説明なしにポンポン出てくるので日本史を勉強した人ならともかく、まったく知識がない人にはちょっと厳しいところがあるかもしれないけど、学校の授業で習う実在の人物たちがウロウロしているだけで楽しい!教科書の無機質な文章からは読み取れない、分厚い人間ドラマがそこにはあります。あと、ポスターに載っている主演の5人の演技が本当にすごい。特に本木雅弘の昭和天皇が上手いです。「あ、そう」っていう口癖が有名なんですが、案の定連発しているのでニヤっときちゃいます。これからの日本を考えていくうえでも重要な教材になるでしょう。興味がある方はオススメです。

 

 

洋画


 

最後は洋画です!2015年は大人気シリーズの続編がたくさん公開された年でした。

 

 

      (映画.comより)

       (映画.comより)


       (映画.comより)

       (映画.comより)


       (映画.comより)


主演ポール・ウォーカーが不慮の事故で亡くなったことにより完成すら危ぶまれたもののシリーズ最高との評価を受けたワイルド・スピード SKY MISSION、アベンジャーズたちが自ら生み出した脅威に立ち向かい、それぞれの進む道を見出すシリーズの分岐点的超大作アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン、これまでの展開を逆手にとった大どんでん返しが驚きのリブート作ターミネーター:新起動/ジェネシス、1作目にも登場したイスラ・ヌブラル島を舞台に最強恐竜インドミナス・レックスが暴れまわるジュラシック・ワールド、可愛い見た目のくせに下ネタと大麻が大好きなテディベアテッド2

 

ほかにも過去ヒトツマミでも紹介した映画の続編であるピッチ・パーフェクト2(記事)」「マジック・マイクXXL(記事)」などあげたらキリがないぐらい人気シリーズ続編がたくさんありましたね!

 

最後にまだ劇場で見られる2作品を紹介してこの記事の締めとしたいと思います。

(映画.comより)

 

【あらすじ】「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンドは、そこに隠された謎を追って単身メキシコ、ローマと渡っていく。その過程で悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルキア・スキアラと出会ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を突き止めるが……。(映画.comより)

 

ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドのシリーズ4作目。前作「スカイフォール」の完全な続きになっています。過去と向き合い、新たな局面を迎えた007が最強の敵ブロフェルドと対峙。作品のスケールもこれまでにないほどアップ。冒頭のメキシコシティのアクションシーンから一気に引き込まれること間違いなしです!さらにクライマックスの大爆発シーンは火薬使用量の多さでギネスに登録されました。過去作へのオマージュがてんこ盛りなのも注目です。細かいガジェットからスペクターの秘密基地まで幅広く散りばめられた過去作の要素を見つけたいという方は昔のシリーズを予習してみるのもいいかも!

 

映画.comより)

【あらすじ】公開前はいっさい情報がなかったということで、あえてこの記事でも省かせてもらいます!

 

伝説的SFシリーズの最新作!すでに公開から2週間ですでに全世界興行収入で1200億円を超える歴史的大ヒット。日本でもオープニング興行収入で「千と千尋の神隠し」を抜き、累計で45億円の数字をたたき出す期待通りの滑り出しです。

ちなみに本作はシリーズ7作目。予習しなくても十分楽しめる内容ですが、これまでを知っているとなお面白いです。フォースの覚醒」で主にかかわってくるのはルーク・スカイウォーカーが主人公のエピソード4~6。時間があればルークの父親が主人公のプリクエル(前日譚)であるエピソード1~3もチェックしてみてください。オススメなのは4→5→6→1→2→3→4→5→6の順番です(笑)。

主演はデイジー・リドリーでシリーズ初の女性主人公レイ。彼女とコンビを組むのはアフリカ系イギリス人のジョン・ボイエガが演じるフィン。その相棒に中米出身のオスカー・アイザックがポー・ダメロンを演じるなど、新しい風を吹き込んでいます。新キャラクターBB-8も可愛い!友達になりたいこと間違いなしです。スターウォーズを映画館でみられるチャンスと考えると見逃せませんね!

過去ヒトツマミでも取り上げた立川シネマシティでは極上爆音上映も行っているので是非!すごい迫力ですよ!

 

 

 

 

本当はもっとたくさんの映画を紹介したかったのですが、全部は紹介しきれませんからね。これを機にみなさんが2015年がどんな1年だったか振り返ってもらえたらうれしいです。来年はどんな映画が公開されるのでしょうか!?いまから楽しみでたまりません!!

 

それではみなさん、良いお年を!!

 

 

 

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