映画で楽しむクリスマス、アリです。
いよいよ11月も終わりに差しかかり、クリスマスの季節がやってきました!
一緒に過ごす恋人がいて待ち遠しい人、いないから寂しい!来るな!って思う人、バイトだから関係ないですって人。感じ方はさまざまでしょうが、あの華やかでキラキラした雰囲気が好きな人は多いのではないのでしょうか?(12月5日からは国立の大学通りでも街路樹に電飾がついてイルミネーションが楽しめるそうです!)
▲去年の大学通り。(出典)
そんな幸せな雰囲気をいまから映画で楽しんじゃおう!もしくはクリスマス当日これを観れば安心だ!という作品を紹介するのが今回の記事の趣旨でございます。
雑な前置きはここらへんにして、まずはみなさんご存知であろうこの2作から。
1.「ホーム・アローン」(原題 : Home Alone / 1990年 / 米国)
(出典)
はじめはみんな大好きホーム・アローンです!12月11日の金曜ロードショーでも放送予定。
クリスマスの日、家族でパリ旅行に行く予定が屋根裏部屋に寝ていたせいでひとり置いていかれてしまったケヴィン少年が主人公。ひとり留守番を満喫していたところにやってきたふたりの空き巣に立ち向かうべくハチャメチャな作戦を展開していく、というのがザックリとしたあらすじ。
とにかくケヴィンくんを演じるマコーレ・カルキンがかわいい!ドタバタギャグがてんこ盛りで誰とみても安心安全、とても楽しい映画です。ちなみに主演のマコーレ・カルキン、数年経つと両親とのトラブルなどもあって完全にグレてしまいコカイン中毒に。
▲現在のマコーレ・カルキン。見る影もない……(出典)
激ヤセした姿を撮られてそののち何度も死亡説を流されるという可哀想な目に遭っています。
いまはなぜかバンドをやっているみたいですが……
〜予告編〜
2.「ダイ・ハード」(原題 : Die Hard / 1988年 / 米国)
(出典)
大人気シリーズの第1作はクリスマスの夜から始まりました。
主人公は世界一不幸でなかなか死なない(Die Hard)ジョン・マクレーン。武装したテロリストに占拠されたナカトミプラザに偶然居合わせた最強刑事ジョン・マクレーンが孤軍奮闘するお話です。
もはや細かく言及するまでもないですけど、とにかく楽しいアクション映画。ビルの主が日本の商社というのがなんともバブリー。時代を感じさせます。先日ナカトミプラザの模型付きブルーレイが発売されファンを困惑させた本作ですが、クリスマスに彼と一緒に泥臭く戦うのもアリでは?
〜予告編〜
3.「三十四丁目の奇跡」(原題 : Miracle on 34th Street / 1947年 / 米国)
(出典)
ここでちょっと古めの作品を紹介しましょう!
いわゆる名作ってやつです。クリスマス映画の定番にもよく名前が上がります。
以下おおまかなあらすじ。
マンハッタン三十四丁目に存在するメイシーズ百貨店のサンタ役に選ばれたクリングル(サンタクロースの別名はクリス・クリングル)と名乗る老人。ユーモアあふれ紳士的な彼のセールスは大評判となりデパートもその人気にあやかるが、サンタを自称する彼は精神病とみなされ仕舞いには裁判にかけられてしまう。彼が助かるには「奇跡」が起きるしかない……
どうなるかはぜひご自分の目で確かめてください!一見荒唐無稽ですが、優しさに溢れ、人を信じてみたくなるハートウォーミングな作品です。サンタクロースってホントにいるのかな~と無邪気な気持ちにもなりますね!白黒はちょっと……という人には1994年のリメイク版もありますよ!
〜予告編(1994年版)〜
4.「ジングル・オール・ザ・ウェイ」(原題 : Jingle All the Way / 1996年 /米国)
(出典)
こちらもサンタクロースのお話。
真顔で銃ぶっ放してる役のイメージが強いシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー、じつはコメディ映画にも結構出ています。
以下あらすじ。仕事が忙しく息子ジェイミーをかまってあげられなかった運送会社社長のハワード。なんとか息子に機嫌を直してもらおうとクリスマスにターボマンフィギュアを買ってあげることを約束するが、じつはそれがすでに品薄状態の超激レアおもちゃ...信頼を守るべくパパ、大奮闘します!子どものためターボマンフィギュアを手に入れようとどの親も必死!押し合いへし合い殴り合い。
とても滑稽なのだけど、同時に愛おしい。ラストは予想外のメチャクチャな展開を迎えるわけですが、思うことはただ一つ、どんな子どもにとってもお父さんがいちばんの、そしてホンモノのサンタクロースでありヒーローなんだってこと。どんなアクション映画に出ている時よりもカッコいいシュワちゃんが観られます。意外にアツくてジンワリきちゃうファミリー向けコメディ。誰とみてもオススメ!
〜予告編〜
5.「天使のくれた時間」(原題 : The Family Man /
2000年 /
米国)
(出典)
最後の2作はちょっと大人向けの映画を紹介!家族でワイワイってよりは……という方向け。
まずは「天使のくれた時間」です。ここでは紹介していませんがクリスマス映画の名作とされる「素晴らしき哉、人生!」をベースにしたファンタジー。主演はニコラス・ケイジ。
13年前、恋人ケイトの反対を振り切り、キャリアのためにロンドンへ留学したジャック・キャンベルは現在、ウォール街の大手金融企業社長として独身貴族の生活を楽しんでいる。クリスマスイヴに不思議な黒人青年に出会った彼は翌朝目を覚ますと、見慣れた高級コンドミニアムではなく身に覚えのない一軒家にいることに気付く。ベッドの隣には別れたはずのケイト。子どもも2人。ジャックは留学から引き返しケイトと結婚、庶民的な暮らしをしていたら...というパラレルワールドに暮らすことになる。というあらすじ。
制約があっても愛する人と暮らす生活と、お金持ちで何でも手に入るが仕事だけの生活、どっちが望ましい?誰の心にもひっかかっているであろう「あのとき別の選択をしていたら?」という気持ちを切実に突いてきます。ほんとうの幸せとは?を考えさせられる作品です。僕的には恋人とみるといいのでは?と思います!
〜予告編〜
6.「ラブ・アクチュアリー」(原題 : Love Actually / 2003年 / 英国・米国)
(出典)
ラストはご覧になったことのある方も多いであろう「ラブ・アクチュアリー」です!
19人の男女がクリスマスに向けて展開していく様々な恋愛模様を描いた群像劇。秘書への恋心を隠す新任英国首相、異国の地でお互いの言葉を理解出来ないが惹かれあっていく男女、片思いをしている息子と上手くコミュニケーションが取れない父親、カムバックを目指す老いぼれロック歌手とそのマネージャー、浮気心に悩む会社経営者、新婚の親友夫婦に対して打ち明けられない秘密を抱え悩む画家、イギリスでのナンパに限界を感じアメリカへ旅立つ青年、ある事情から恋に奥手なOL、ラブシーンの代役で気まずい空気の中にささやかな会話で楽しみを見出していく俳優たち。
これら9つのラブストーリーが微妙な接点を保ちつつも同時進行していきます。観ていて忙しそうですがまとめ方が非常にうまいので混乱することなく話についていけます。ひとつひとつのエピソードが1本の映画として独立できそうなぐらい濃く、ロマンチック。もっと見たいよ!って思いたくなるぐらい!僕はひとり悩みを抱えて苦しむ画家のお話が大好きです...何度見ても良い。どのエピソードも優しさと愛に満ち、クリスマスの非日常的な華やかさと微かな切なさが詰まっておりイチオシです!鑑賞後に幸せな気持ちになれることを保証しますよ!
〜予告編(英語)〜
以上6本のクリスマス映画をご紹介しました!
どれもみた後スッキリした気持ちになれます。
映画を通してクリスマスを楽しむことだってできるんですよ!
それでは今日はやはりこの言葉で締めます。メリークリスマス!
この記事をシェアしよう!
あわせて読みたい