私が一橋生にタカラヅカ観劇を勧めるワケ。
こんにちは、けろっぴです。
冬学期始まりましたね……!!秋ですね!!!!
さて、秋といって思いつくものは色々ありますけど、みなさんは一番に何を思い浮かべますか??
食欲の秋、行楽の秋、読書の秋、芸術の秋……。
はい。このあからさまな強調からわかるでしょうが、今回は芸術の秋に関する話です。
それも宝塚歌劇団についての話です……!!!
……時に煌びやかで華々しく
……時にシックで凛々しい
そんな宝塚歌劇の世界。
ここから"一人のタカラヅカファン”として、より多くの一橋生の皆さんにタカラヅカを観ていただけるようにタカラヅカの魅力をバンバンお伝えしていきたいと思います……!!!!
まずは基礎知識から!
~5秒でわかる宝塚歌劇~
宝塚歌劇団は兵庫県宝塚市を本拠地とする、宝塚音楽学校を卒業した女性のみによって構成された歌劇団。
昨年2014年に100周年を迎えた歴史ある歌劇団なのです。
その始まりは、阪急電鉄の小林一三先生(タカラジェンヌはこう呼ぶ)が阪急線の終点に乗客を向かわせるために少女歌劇団を開設したのがきっかけだとか。(商学部っぽくない?)
宝塚歌劇団は花・月・雪・星・宙の五組に分かれていて、五組が順番に、一年中公演を行っています。
公演が行われる主な劇場は、兵庫県宝塚市にある宝塚大劇場と東京・日比谷にある東京宝塚劇場の2か所です。その他日本中をまわる全国ツアー公演や、大阪の梅田芸術劇場、名古屋の中日劇場、福岡の博多座での公演も定期的に行っています。
演目は、宝塚歌劇オリジナル作品(多くの場合、お芝居とショーの2本立て)から、人気海外ミュージカル(エリザベート/ME AND MY GIRL/THE SCARLET PIMPERNELなど)マンガ原作作品(ベルサイユのばら/ルパン三世/メイちゃんの執事/銀河英雄伝説など)さらにはゲーム原作作品(逆転裁判/戦国BASARA)などなど多岐にわたり、幅広い年齢層・趣味層の人の心をつかんでいます。
各組にはそれぞれ″男役トップスター″がいて、全公演の主役を務めます。
5組のトップスターをざっと紹介しますね!
各トップスターの写真をタッチすると公式HPのプロフィールにジャンプします。
花組
明日海りお
(あすみりお)
月組
龍真咲
(りゅうまさき)
雪組
早霧せいな
(さぎりせいな)
星組
北翔海莉 (ほくしょうかいり)
宙組
朝夏まなと
(あさかまなと)
紙面の関係で本当にざっくりしていて申し訳ないですね……。
宝塚歌劇団公式HP内に、”タカラヅカって何ぞや?”という人向けのいいコーナーがありました!
ぜひ見てみてください!!
リンクはコチラです↓↓↓
http://kageki.hankyu.co.jp/fun/index.html
……全っ然5秒じゃ説明できませんね笑 というわけで、そろそろ本題に入りましょう!
~私が一橋生にタカラヅカ観劇を勧める3つの理由~
①気軽に生の舞台が観られる!!
「興味が無くはないけど、敷居が高そうでなかなか……」
「ミュージカルとか観てみたいけど、値段が……」
そんなそこのアナタ、安心してください。
宝塚歌劇団はそんな学生の皆さんの味方です…!!!!!
宝塚歌劇のチケットの値段は
SS席 12,000円
S席 (宝塚大劇場)8,300円 (東京宝塚劇場)8,800円
A席 5,500円
B席 3,500円
更に当日券を購入する場合だと
当日B席 2,500円
立ち見席 1,500円
となっています。
当日券は、よっぽどの人気演目・人気公演・トップスターの退団公演でない限り
AM7~8時に劇場にいればほぼ購入可能です。
……どうですか??思ったより手が十分届く値段ではないですか???
②歴史に強くなる!!
宝塚歌劇団といえば、やはり『ベルサイユのばら』でしょう。
(ヅカファンの視点から言わせて頂くと、ベルばらとかもう飽きたし古い、という感じではあるんですけどね……)
『ベルばら』は18世紀のフランス、つまり革命期のフランスが舞台の物語です。
実はタカラヅカ、この革命期のフランスが大得意なんです!!
え?どれくらい得意かって……?
例えるならば一橋大学の二次世界史の中世ドイツ史レベルで得意なんです!!
あまりに革命期のフランスが舞台の作品が多いので、
国王ルイ16世が貴族に課税しようとしたことによる貴族の反発から、
王妃マリー・アントワネットの浪費にスキャンダル、
ネッケルの罷免にバスティーユ襲撃、人権宣言、
国王夫妻の処刑から、ロベスピエールの恐怖政治期、
さらにさらにナポレオンの台頭から没落まで
なんと!!!すべて!!!タカラヅカ作品で網羅出来てしまうのです!!!!
私はこうしてこの大学に合格したのです!!!!(ガチ)
これだけじゃないんです。
”タカラヅカ、歴史に強い”の真骨頂は、ズバリ!
一つの歴史的事件(ex:フランス革命)を多視点から見ることが出来る
という点にあるのです!!!
歴史を多面的にとらえて分析する……?
何だかそんな問題の入試を突破して、そんなような授業を受けているような気がするなぁ…(社学並感) そう、一橋生(特に社学生)にぴったりなのです!!!!
貴族視点に国王夫妻視点、シトワイヤン(市民)視点に革命家視点、男の視点、女の視点、大人の視点、子供の視点………全部、タカラヅカで観察可能です。
ここまでフランス革命の話ばかりしてきましたが、ほかの時代・ほかの地域の歴史を扱った作品も数多くあります。
タカラヅカ≒山川の世界史といっても過言ではないです!!!(実際、このような本も出版されています⇒「タカラヅカ流世界史」中本千晶著(東京堂出版)
※日本史版もあります)
何といっても、私はこうしてこの大学に合格したのです!!!!!!(マジ)
大学生として、もう一度歴史のお勉強、やり直しませんか??
③美しさを学べる!!
タカラヅカの最大の魅力って、やっぱりその華麗さにあると思うんです。
男役さんはひたすらにかっこよくて、娘役さんはひたすらに可憐なんです。
男役さんの胸キュンセリフに壁ドン、ジャケットの羽織り方にコップの鷲掴み、歩き方……どうしようもなくカッコいい………♥
娘役さんのはにかんだ笑顔にドレスの裾さばき、立ち姿……なんて可愛らしいの……??
この言葉に表せないほどのカッコよさ・可愛らしさは、どちらも女性が演じていることに起因しています。つまり、
女の人が演じる男役=女の人の理想の男性像 であり
女の人が演じる娘役=女の人の考える究極の女性像 であるわけです……!
ん…ちょっと待った。ということは……
男性は宝塚の男役を真似すれば、女の人の理想に近づけ、
女性は宝塚の娘役を真似すれば、女子力のウルトラアップが狙えるのです!
(理論上は)
長年芋と蔑まれ、芋に過剰に反応し、芋が大好きな一橋の皆さんも、タカラヅカを観劇して刺激を受けて真似すれば、キラッキラな洗練されてる系大学生に変身出来るんです!!!!
(理論上は)
さぁ、タカラヅカを観て、この秋"理想の男子”&”理想の女子”に変身しませんか??
この記事を読んで少しでもタカラヅカが観てみたくなった方々へ
現在公演中の公演を紹介します!!!
〈東京宝塚劇場〉
〈宝塚大劇場〉
星組公演
「ガイズ&ドールズ」
10/16~11/22
花組公演
「新源氏物語 /Melodia」
10/2~11/9
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