関西旅行計画中の方必見! 大阪人オススメ関西穴場スポットはここだ!!

京都、神戸、USJで満足していませんか?


こんにちは、鷹・カーンです。


 

昨日まで大阪に帰省していました。

 

そうです、僕は大阪人です。

両親から濃い大阪の血を受け継いだ鷹・カーンは国立一人暮らし一年半になりますが、大阪弁が一向に抜けません。標準語のリスニングはだいぶ慣れてきましたが、スピーキングはなかなか向上しません。というかする気がありません。この辺が大阪人が煙たがれる所以なのでしょう。

 

 

 

そんな僕に大学入学以来多く寄せられる質問がこれ。

 

「今度関西に旅行に行くんだけど、どこがオススメ?」

 

「んなもん自分で調べんかい!」という大阪のババア的ツッコミをグッと堪えて、毎回日程や宿の場所等からオススメをご紹介しています。


しかし皆さん大体訪れるところは同じ。

京都・大阪(というかほぼUSJ(ときどき)神戸

 

確かに確実に楽しめる鉄板スポットですが、そこだけ回って関西を満喫した気になっていませんか?? 特にUSJしか行っていないくせにドヤ顔で「大阪に行ってきた」と言ってしまう人は許せません。あそこはアメリカです。

 

というわけで、今回はnative大阪人鷹・カーンが残り半分を切った夏休みを利用した関西方面への旅行を計画中のアナタに、イマイチだった8月の借りを返すべく9月はどこかへ行きたい!と意気込むアナタに、是非足を運んでいただきたい穴場スポットをご紹介します!

 

 

 

 

……と言うと


「あぁ、奈良でしょ? 修学旅行で東大寺と法隆寺は行ったことあるし……、それにあそこ地味じゃん」

 

という声が聞こえてきそうですが、

 

甘い!!

 

 

どういうわけか東京から関西へいらっしゃる皆さんは奈良へは行かれないですが、奈良も十分見どころ満載の観光スポットです。「穴場」といってしまうのは聖徳太子に失礼です。


そして奈良を「地味」と言ってしまう方には今回の穴場スポットはオススメしづらいです。

 

前置きが長くなりました。ここです。

 

「どこ?」って感じですよね。はい、写真が悪すぎます。

 

比叡山と並ぶ日本仏教の聖地・高野山です。

 

和歌山県北部に位置し、大阪の中心部から特急を利用すれば最速1時間半で行けます。


僕の実家は最寄り駅から電車一本で高野山に行けることもあり、高校時代は年一回通っていました。真言宗の開祖・空海様がお休みになっている高野山はどことなく荘厳でspiritualな雰囲気が漂い、心が浄化されるような気分になるのです。


誰がそんなところ行くんだ? と思われるかも知れませんが、高野山を歩けば外国人観光客の方がたくさんいらっしゃいます。ある意味京都よりもCool Japanを感じられるスポットだからでしょうか。2004年に世界遺産に登録されたのも影響しているのでしょう。今年は高野山開創1200周年のメモリアルイヤーということもあり、いつもに増して賑わっています。

 

 

見どころはたくさんありますが、特に僕が毎回欠かさず足を運ぶスポットを2か所ご紹介します。

 

1. 奥の院

この森を2キロほど歩くと、空海様がお休みになられる御廟があります。御廟に至るまでの参道には数々の歴史上の人物の墓があり、その数20万基以上といわれています。


このような参道を行くと、色んなお方の墓に巡り合えます。


武田信玄・勝頼の墓


薩摩藩主・島津家の墓


石田三成の墓


明智光秀の墓


大阪と高野山を結ぶ我らが南海電鉄創業者・松本重太郎の墓


織田信長の墓

 

 

参道の突き当りで空海様がお休みになっています。神聖な場所なので写真撮影は出来ません。

歴史好きの方なら色んな人物がここで眠っていることに感動すること間違いなし、そうでなくても心静かに参道を歩くだけで落ち着けることでしょう。




2. 壇上伽藍

「だんじょうがらん」と読みます。

「伽藍」とは僧侶が集まって修行を行う神聖な場所のことで、空海様が曼荼羅の思想に基づいてお造りになりました。上述の奥の院と合わせて高野山の二大聖地となっています。


見どころは何といっても高野山のシンボル・根本大塔。空海様が最初にお造りになってから落雷による焼失などで数回建て替えられていて、現在の塔は昭和12年に再建されたものとのこと。


古風な佇まいのお寺が多い高野山にあって、一番色鮮やかな建造物でしょう。冬の雪深い季節に訪れると真っ白な雪とのコントラストで一層美しく見えます。





高野山にお泊りの際は「宿坊」をご利用下さい。というか宿坊しかありません。

宿坊とは一般参拝者向けに宿泊させてくれるお寺のことで、高野山にはたくさんの宿坊があります。宿坊では精進料理(僧侶の禁忌を使わない、僧侶向けの料理。めちゃくちゃ美味しいです。)をいただけたり、朝のお勤めで住職の講話を聞いたりと、高野山に暮らす僧侶の日常を垣間見ることが出来ます。



最後に、高野山に行くまでの南海電車に乗る際に聴いてほしいオススメの楽曲をご紹介。


THE COMMON BANDの「高野線ブルース」

大阪の超ローカルバンドで、今は活動休止しているらしいです。「高野線ブルース」は2枚発表したアルバムの1枚目に収録されています。こんなローカルバンドなのにiTunes Storeで配信していました

南海高野線の始発駅なんばから高野山までの道のりを歌った楽曲です。いい感じにふざけた歌詞です。個人的にはボーカルの名前が「ホークス早田」というところに親近感を感じます。高野山参りのお供に、いかがでしょうか。

 

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