ごめん、中央アジアのことなめてた。
ジモッター以来お久しぶりです、うらひです。
今回は、夏休みを利用して行ったカザフスタン・キルギスについて紹介します! そもそもそれはどこにあるんだと思った方も大丈夫です、わたしも旅に出る3日前まで知りませんでした。
旅の基本情報 |
■言語はそれぞれカザフ語・キルギス語が国語ですが、公用語はロシア語です。
■通貨は、カザフスタンがテンゲ、キルギスがソムを使用しています。
■1都市1日もあれば回りきれますが、あまりに広大すぎて移動に半日はかかるので宿泊場所や移動は計画的に決めましょう!
■時差は3時間ほど。ソウル経由で13時間ほどで着きました。
■物価はとても安いです!水500mlが日本円でいうと30円とかです。
ちなみにカザフスタンとキルギス、『地球の歩き方』以外に本の情報がほぼありません。ふつうに不安すぎる。しかし今回は「みんなが知らない場所に行く!」という趣旨のもと、女子3人旅で行ってきました。一緒に行ったふたりは、アフリカ渡航経験ありでとても心強かったです。(※注:わたしは海外2回目)
空港に着いてみると、
рагивмрряялщжощргфар!?!?!?!?!?!?!?
ああ、本当に未知の世界に来てしまったなあと思いましたね。申し訳程度のDeparture。
街を歩いてみると......
・・・・・・・・・
人生で2回目の海外、ハードル高すぎませんか。日本並みに英語が通じないとは聞いていたけど、想像以上でした。
一応ロシア語のハンドブックみたいなのを持って行ったものの、カタカナでルビが振ってあっても意味がないんですよね。「バダジヂーツェ バジャールスタ」ですよ、どう発音するのこれ。NHKロシア語講座を見ておけばよかったとこれほど思うことは後にも先にもないでしょう......
観光スポット カザフスタン編 |
ここからは、訪れた場所の中から厳選しておすすめを紹介したいと思います!
中央バザール(グリーンバザール) |
地球の歩き方でも、地元の人にもとてもおすすめされていたバザール。ここでも英語はまったく通じないので、ロシア語をいくつか覚えて挑戦するのも楽しいと思います。レッツコミュニケーション!
ゼンコフ正教会 |
残念ながら行ったときは曇りでしたが、色合いが本当にきれいで芸術的なロシア正教の教会です。なんと、1904年に建造された釘を使わない木造建築だそう! 撮影禁止になっている内部は壁から天井まで美しい装飾が施されており、しばらく見とれてしまいました……入り口の後方でスカーフを貸し出していたので、入るときはきちんと髪を隠すのがよいと思います。
さて、いよいよカザフスタンからキルギスへ移動します!車窓からの風景はだいたいこんな感じです。
......ここで思った人もいるかもしれませんね、いや、北海道かよ。こんな風景が6時間くらい続きます。北の大地の偉大さを感じた瞬間でしたね。
観光スポット キルギス編 |
イシク・クル湖 |
ここはキルギスでは絶対に外せません!どこまでも続いて見える水平線と、後ろを見れば7,000m級の山々を持つ天山山脈がそびえ立つ姿は圧巻! 海のように見えますが、正真正銘の湖で、日本とはスケールの違う大自然の迫力はとてつもなかったです。クルーズはかなりおすすめ。
ここは泊まったホテルの敷地内なんですけど、夜にビーチを歩いていたら子供たちがめっちゃパリピでした。
乗り物について |
今回の旅で調べても一番わからなかったのが乗り物に関して。せっかくなのでここで紹介したいと思います! 今回はカザフスタンでバス・地下鉄・乗り合いタクシーを利用しました。
バス |
日本みたいに路線に数字が付いていて、行き先が電光掲示板でわかります。運賃は一律で30円しないくらいだった気がします、安い。ボタンとかはないので、降りたい場所できちんとおりますアピールをしましょう! ちょっと遠くに移動するときに便利です。
地下鉄 |
これがホームって、すごくないですか? 最近できたのでめちゃくちゃ綺麗です。ホームまでのエスカレーターはやばい近未来。
外国人は手荷物検査されました。運賃は一律24円くらいでこれまた安い!駅が少なくて観光地に行くにはちょっと使いにくいのが難点です。
相乗りタクシー |
今回いちばん役に立ったのがこれです!普通の家庭用の車が小遣い稼ぎとしてやっていて外国人はぼったくられるんですけど、それでも安いです。3人で乗ったら、ひとり100円くらいでした。メーター制ではないので、乗る前の交渉次第ではもっと安くなることも。人差し指を立てた状態で腕を斜め下に突き出せば止まってくれます。バス停や地下鉄の駅が遠いときは本当に便利です!公共のサービスではないので、安全には十分に注意してくださいね。
情報の無いなか挑んだカザフスタン・キルギスですが、ヨーロッパのような街並みと大自然のギャップは新鮮で、日常を忘れられるステキな異空間でした。そんなカザフスタン・キルギスの観光シーズンは夏!!来年はカザフスタン首都のアスタナで万博が開催されますし、次の夏休みに中央アジア旅、いかがですか?
(うらひ)
(文中の情報は2016年10月25日時点のものです。変更の可能性があります。)
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