ヒトツマミを会社に例えたとき、ヒトツマミを「いい会社」にする方法
みなさんこんにちは。編集長のぶってぃーです。
突然ですが、みなさんは何かをはぐくんだことはあるでしょうか?
もう大学生ともなれば、
愛とか
愛を
育んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなのとは比べものにならないほどすごいものをはぐくんでいる会社にインタビューしてきました。
会社の名前は
はぐくむ。
そして、その「ものすごいもの」とは、
人生を大切にする働き方、生き方です。
道徳の教科書かよ!!!
会社名やはぐくんでいるものから、この会社の凄さが伝わってくるとは思いますが、今回は取材を通して、はぐくむさんの魅力について詳しく知ることができました。「自分が何のために生きているのか」「将来何のために働けばいいのか」など、何かと悩み事が多い大学生のみなさん、このインタビュー必見です......!!
株式会社はぐくむインタビュー |
ーーヒトツマミ編集部です。今日はよろしくお願いいたします。
「株式会社はぐくむの平山です。よろしくお願いします。」
ーー早速なのですが、株式会社はぐくむでは何を目的に事業を行っているのですか?
「はぐくむには『1人ひとりが本当に幸せな世界をはぐくむ』という理念があります。その幸せな世界を考えた時に、人生の時間の中でも大部分を占める『働く』に対する考え方のシフトが大事だと思ってます。特に、就職活動時期に近づいた大学生たちが『何のために働くのか』と考えたときに、例えばお金や生活のためという目的、これを自分たちはライスワーク(お米のための仕事)って呼んでるんだけど、彼らがこういう目的を抱くのではなくて、もっと生きがいとかやりがいを仕事の中で感じられる働き方をしてほしいっていう意味で、ライスワークからライフワークという考え方のシフトを起こしたいと思っているんだ。」
▲ぶってぃーのライス
「これを実現するために主にやっている事業は3つあって、1つは働く前の大学生に対してキャリア教育という形で、考え方を深めたり改めて人生の中で『働く』とはどういうことなのかについて自分の中で深堀していく機会を提供する教育事業があります。
その中には、月1回開催しているNext Leaders Cafeであったり、10年前からやっているLIFE DESIGN SCHOOLとかがあって、『自分にとって働くとは何か?』って考えたり、人生を通じて何をやっていきたいのかなど自分の未来を描くスクールをやっています。最終的に親とか友達を呼んで、自分がどんな人生を歩みたいのかっていうのをそこで発表してもらったりしています。」
ーー親を呼ぶんですか!?
「大切な人を呼んでほしくて。中には親を呼ぶスクール生もいるんだ。」
ーーなるほど。ちなみに、はぐくむさんのHPを拝見したところ、この2つ以外にも複数のイベントを開催していらっしゃるようですが、どのイベントが一番人気なんですか?
「人数としては、毎月やっているからNext Leaders Cafeなんだけど、うちとして大切にしたいのはLIFE DESIGN SCHOOLなんだ。もともとうちの代表が創業したきっかけも、LIFE DESIGN SCHOOLみたいな事業をやりたかったからなので。
LIFE DESIGN SCHOOLに参加した子の中には、『今まで向き合えて来なかった自分の過去や自分の弱さに向き合えるようになった』とか『それを人に話せるようになった』っていう子もいるし、『”自分が何をやりたいのか”、”何のために生きているのか”について自分の中ではっきりした』って言ってくれる子もいたよ。」
ーー私も「自分が本当は何をやりたいのか」わからなくなることが多いです。それを再確認できるイベントがあるなんて、すごいですね......。教育事業のほかにやっている残りの2つ目の事業は何ですか?
「『こういう風に働きたい』とか『こんな未来を実現したい』が見えてきた学生が次にぶつかる壁として、それをどの会社で実現できるんだろうっていうのがあるんだけど、多くの就活のスタイルでは見つかりにくいと思っているのね。業界とか人数規模では情報を得られるけど、そういう想いを持った会社はなかなか探せないなと思ってて。そこで、そういう想いを持ってちゃんとやっている会社をうちが集めてそこで学生と企業が一緒に出会える機会を生み出そうということになったの。それが「奏志相愛」という就活イベントです。就活支援、採用支援だね。」
「大体5社の企業と30人くらいの学生を集めてやっているイベントなの。就活をはかるものさしとして面接とかESがあるけど、それだけじゃ人柄はなかなかわからないって俺らは考えているんだ。そこでやっているのが人事の方も含めた「グループワーク」。人事の方が一方的に学生を見極めるんじゃなくて、学生も同じ目線で人事の人を見てほしいと思っている。
この奏志相愛でやっていく内容は主に3つあって、一つはインプロっていう即興演劇を用いたワーク。アドリブでグループ演劇をやってもらうことで、演じているけどアドリブだから素の自分が出てしまったりとか、パッと何かを振られたときに機転力が見極められるようになっているんだ。あとはビジネスワークということで貿易ゲームをやってもらって、最後に仕事体感ワークで会社の仕事を体感してもらう。」
▲インプロの様子
ーーインプロ面白そうですね!ところで、今までどういう企業が参加されていたのですか?
「うちは大きい会社は営業していないんだ。というのも、大きい会社はみんな知っているから、わざわざ自分たちがやる必要はないかなって思ってる。それよりも、みんなが知らないんだけど、ほんとは志とかミッション、ビジョンを大事にしていて、そこに向かって社会のためにいいことをしたいという会社を集めているんだ。人を採用していくうえで学歴とかただのスキルではなく、本当にその人の目指していることを見極めていきたいと思っている会社さんが参加している。」
ーーその場で、就職が決まる場合ってあるんですか?
「うん。学生や企業の人が『この会社いいな』『この子いいな』って思ったら、そこでそのまま採用につながって、今年も何人かそれで入った子はいるよ。」
ーー学生にとっても企業にとっても一石二鳥のイベントですね。「奏志相愛」の本当の意味が分かったような気がします。それでは最後に一橋生へメッセージをお願いします!
「一橋生って一般的には学歴が高いと言われてるので、できることや選択肢はいっぱいあると思う。ただ、『世間体のために働く』とか『親に言われてるから働く』みたいにはしてほしくなくて、自分の人生は自分で歩むって考えたときに『自分は誰のために働きたくて、その人たちにどんな価値を提供したいと思っているのか』ということについて深く考えてほしいなと思います。そもそも『働く』の語源が、『はた(周り)を楽にする』という言葉から来ているのね。昔の人たちも、お金をもらうためには誰かの役に立たなくちゃいけなくて、その価値を提供して対価として初めてお金をもらえたんだよね。だから、みんなも働くときに『そもそも自分は誰に、どんな価値を与えたいか』について考えてもらったうえで、就活なり活動をしてみてほしいなと思いました。」
ーーありがとうございました!
いかがでしたか?
はぐくむさんの魅力を体感できたでしょうか?
New Leaders Cafeの次回開催日
→11月13日(日)13:00~17:30
@Editory神保町
12月10日(土)13:00~17:30
@表参道
お申込みはこちらから。
奏志相愛の次回開催日
→12月19日(月)17:00~19:30
@渋谷(トレーディングゲーム)
12月20日(火)17:00~19:30
@渋谷(インプロ)
お申込みはこちらから。
LIFE DESIGN SCHOOLの次回開催日
→11期:2017年4月START
気になる方はこちらから問い合わせをお願いします。
はぐくむさんが運営するTwitterアカウント→@hataraku3
となっています。ぜひ参加してみてください!
と、ここで、このインタビューにこんなクレームを言おうとしている人いませんか?
▲インタビューをしっかり読んでくれているめっちゃいい人の例。
別に聞けてないわけではないのです。ただ、長いインタビューに飽きる人多いだろうなと思ったので一旦インタビューを終了しました。「もう読むの飽きたよ」という方は、ここで閉じてもらっても構いませんし、私とはぐくむさんのために読んでくれる方は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
3つ目の事業って?~ヒトツマミを会社に例えたら~ |
ーー教育事業、就活イベント事業などが紹介されてきましたが、はぐくむさんがやっている3つ目の事業って何ですか?
「いい会社作りを目指す研修やコンサルティングの事業です。経済性や利益だけじゃなくて、『何のためにやっているのか』『社会にどんな影響を与えたいのか』っていうところをもっと高めていける会社を増やしたいので。」
ーーなるほど。「いい会社づくり」ですね......。仮にヒトツマミを会社に例えたとしたら、ヒトツマミを『いい会社』にするために、はぐくむさんはどういったサポートをしてくださるのでしょうか......?
「なるほどね(笑)面白い質問だね。
そもそもさ、ぶってぃーはなんでヒトツマミをやっているの?」
ーー自分が書いた記事をいろんな人に読んでもらえるのは楽しいし、達成感があるので......。
「なるほどね。そのヒトツマミでの発信を通じて、読んでいる人たちにどういうことを届けてどういう気持ちになってもらいたいって思ってるの?」
ーーヒトツマミの中でも、Funnyな記事を書きたい人とか真面目なインタビュー記事を書きたい人とかいろいろいるんですね。それはそれでヒトツマミの個性で『いろんなライターがいてそれがヒトツマミ』でいいんですけど、私は割と読者を惹きつけるFunnyな記事が好きで、とにかく読んで笑ってもらいたいという想いがあります。今の時点では全然そんな記事書けていないのですが......。
「そうかそうか、読んでいて楽しいなって思ってもらいたいのね。そういうさ、読んでいて楽しいなって思う人たちが増えていくとして、ぶってぃーはその先にどんな未来を描いているんだろう?」
ーーヒトツマミの最終形態ということですか?
「ヒトツマミを読んで『わー楽しいね』って言ってくれる人たちが増えてくると、ヒトツマミによってどういう影響を生み出せると考えているのかな?」
ーー今まであった一橋のメディアは、そのまま事実を伝えるような真面目なものが多かったので、もし面白い記事が増えればヒトツマミはそこで差別化を図ることができて、暇なときに読んで楽しいサイトになるかなと思います。
「なるほど。なんでそんなにさ楽しい記事を書いて発信したいと思っているの?」
ーー私も楽しい記事を読むのが好きだし、真面目な記事は溢れているけど、そこをどう工夫したら読者がより惹きつけられるかについて考えるのが楽しいからです。
「うんうん、なるほどね。楽しいって思ってもらって、その先には何があるんだろう?」
ーーその先......
「もっと大きいことを想像してほしいんだけど、『ヒトツマミを通じて一橋生にこういう風な文化を作りたい』とか、例えばね。ただ『面白い』と思ってもらうことがぶってぃーの描いていることなのか、”ヒトツマミ面白いね”ってなったときに、『他大学からも注目されるメディアになりたい』とか、例えばね。その先にどんなものを描いているの?」
「うちは『Why?』をすごい大事にしてるわけ。”働く”だったら何のために働くかだし、”ヒトツマミ”だったら何のためにヒトツマミをやるのか。そこがすごく大事で、そこが一致している仲間で集まれると、組織のメンバーがものすごく楽しく働けるし目指すものも明確になっていくんじゃないかって思う。だから今ぶってぃーが言ってくれた、『みんなに楽しいと思ってもらって、多くの人に注目されるメディアになりたい』っていうのがどれくらい今のメンバーに共有されていて、それに対してどれくらい共感してくれているのかが大事かなって思っています。編集長であるぶってぃーが『なんでここにいて、なんでヒトツマミをやっていて、何を目指しているのか』って語ることはすごく大事だし、みんなの想いを引き出すのもすごく大事かなと思います。」
ーーそういわれてみると、今まで「なぜヒトツマミで記事を書いているのか」についてじっくり考えたこともなかったし、自分のヒトツマミに対する想いをみんなと共有したこともそんなになかった気がします。平山さんから頂いた貴重なアドバイスをもとに、ヒトツマミについてもっとみんなで話し合いを重ねていきたい思います!
ということで、取材後ヒトツマミ編集部で話し合いを行いました。
今後のヒトツマミの方針からコンセプトまで、話し合い、ヒトツマミは生まれ変わることになりそうです......!どうなるのかは、今後にご期待!!
以上、ぶってぃーがお送りしました!
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