ただ続けるだけのしりとりはもう古い!?イマドキしりとりの楽しみ方を伝授します
好きな果物はりんご、好きな動物はごりら、好きな楽器はらっぱのぴらてぃすです。すみません、2つは嘘です。
すっかり暑くなってしかたない今日この頃ですが、みなさん期末試験も終わってだらけてきたり、時間に少し余裕がでてきたりしてきたのではないでしょうか?
かなり時間があれば色々することはあるんでしょうけど、ちょっとした空き時間って何してます?スマホいじったり、友達とだべったりしてるのが大半ですかね?寝てるって人もいると思います。
少しの空き時間、有効に活用したいなって人におすすめなのが……、
「しりとり」です!!
すっかり拍子抜けしたって?てかわざわざ紹介するまでもないだろって思いました?
確かに、しりとりは有名で、誰もがやったことのある遊びだと思います。全ての人が遊び方を知っている。ルールがみんなに共有されている、っていう遊びは意外と少ないです。スーパーレアです。
すごく面白いゲームでも、遊び方が難しかったり、知らない人が多かったりしたらなかなかできないですもんね。年がら年中、どこでも誰とでもできる遊びってのが今求められてるのかなぁなんて思ったりして。
ていうものの、ただ紹介しても意味がないので、しりとりの色んな遊び方、アレンジルールについて書いていきたいと思います!
①テーマしりとり |
スタンダードなしりとりって何が問題だったかっていうと、終わらないんですよね。
「ねえまだやんのかよー、もう飽きたから終わりにしよ?」
よくあるパターンです。少しも終わる気配がしなくて、だからと言って「ん」で終わらせちゃう人も普通あんまいなくて、飽きちゃうんですよ。よく考えたらこれ、構造的に大きな欠陥がありますよね。寝ても起きても終わらない。いや、寝ないでください。いくらでも続いちゃうんですよねー、普通のしりとりは。
はい、というわけでいくつかルールを追加してしりとりを飽きないゲームにしてみましょう!うぇーい!
一番初めは、「テーマしりとり」です!すごくシンプル!
ルールは、ただある一つのテーマに沿った言葉だけでしりとりをする、というものです。すぐにお試しあれ!
例をあげると、「食べ物」っていうテーマに決めたとしますよ。よくありそー。
そーするとですね、
「しりとり」の「り」→「りんご」→「ごま」→「マシュマロ」→「ロールキャベツ」→「つくね」→「ねぎ」→「牛肉」→「くるみ」
みたいな感じになりますか。関係ない言葉を使ってはダメです。すげー簡単だった。
「食べ物」以外でも、「女子力高めの言葉」とか、受験生だったら「日本史」とか「世界史」とかも面白くておすすめです。少し難しそうって思いましたか?かく言う僕も、受験生時代に、休み時間に友達と「世界史しりとり」をして単語力をあげていました。楽しみながら単語を覚えられるっていいですよね!
②文字数しりとり |
Next!
…とはいうものの、だいたいさっきと方向性は同じです。少し「テーマしりとり」をアレンジして、「テーマ」をしばるんじゃなくて、「文字数」をしばります。少ない文字数でバンバンつないでいくのがしりとりだと思っていませんか?簡単すぎますよね、それじゃ。
じゃあどうするかっていうと、一文字ずつ文字数を増やしてつなげていくんですよ。よくこんなルール考えつきました!
例えばこんな感じになるっていうの書きますね、2文字から1文字ずつ増えていきますよ、
「しりとり」の「り」→「りす」→「すいか」→「かまきり」→「りんごあめ」→「メスフラスコ」→「コアラのマーチ」→「チェックボックス」→「スーパーマーケット」→「トイストーリーマニア」→「アンティグアバーブーダ」
段々難しくなってきました。単純なしりとりだと絶対出てこないような単語もでてきますな。長い文字数になったときに、頭にふと思いついた単語が文字数ぴったりだととっても気持ちいいので是非やってみてください!
③五十音しりとり |
今までのルールは、しりとりの単語自体にしばりをつけるものでした。ただこんなルールじゃ満足しないって人に、最後のアレンジしりとりを紹介します!すごく難しいので、いざ覚悟!
「五十音しりとり」です!数分で終わっちゃうようなルールですが、とても頭を使って楽しいですよー。用意するのは、紙と鉛筆です!すぐそばに黒板とかあればそれでも可!
簡単にルールを説明すると、しりとりの間ずっと、五十音は一回ずつしか使えません。「ん」と「-(のばす棒)」だけは何回でも使用可能ですが、他の文字は一回使ったら、他の人も使用不可です。すぐ終わるお手頃ルールなので、これも友達とお試しあれ!
例をあげますね、
「りんご」→「ゴマフアザラシ」→「シルクロード」→「トナカイ」→「芋」→「モノマネ」→「寝落ち」→「帳簿」→「本籍」→「牙」→「はっぴ」→「ヒ素」→「ソース」→「スター」→「垂れ目」→「目やに」→「任務」→「無味」→「三重」
えっと、この場合だと、まず「りんご」ってまず言ったとしたら、「り」と「こ」はもうこの試合では使用できません。「ん」は何回でも使えるので気にしなくてよいです。すぐに事前に紙に書いておいた五十音表の「り」と「こ」に×をつけてください。一回ずつこういう風に使った文字をチェックしていくのがポイント!特に濁音と半濁音と拗音は気にしないで、清音にまとめちゃって大丈夫!
無事にチェックできたらどんどん続けていきましょう、「ごりら」はもう「り」が消されているので使えませんね、「ごるご」も「こ」を2回使っているのでだめです。すごく制限されます。少し続いただけで、もう大分きついですが、結構頑張って続けていくと、「もうこの清音しか残ってないと相手は言葉を作りようがないから自分の勝ちだな…」っていうのが見えてきて、戦略を立てる楽しさも味わえます!
少し早足で3つのしりとりアレンジルールを説明しましたがどうでしたか?
簡単なしりとりも、ちょっとルールを加えるだけで、こんなに面白いゲームになるんですね!
ネットでゲームをするのも楽しいですが、たまには友達とリアルな言葉の遊戯を楽しんでみてはいかがでしょうか?
「かなりさっきから偉そうにしりとりを語ってるけど、筆者さんよ、あんたは強いのかな?」
なーんて声が聞こえてきそうですけど…。
読者さん、この記事最初からまた読んでみたら僕のしりとりの強さ、わかるはずですよ?