ついに、HITPORTのメディアがオープンするってよ!見逃すな!!
桑田佳祐が推しメンの季節、噂のそうせきゅんです。
いよいよ8月に突入し、あ〜夏休みですね!
みなさん、サザンを聴くかTUBEを聴くか悩んでいらっしゃるかと思います。
そんな中(どんな中?)、今回取材したのはこちら!
さんです!!!!
え、知らない? そんな方も多いでしょう。
それもそのはず。今年の6月に結成したばかりの団体なのです!!!
HITPORTは、「一橋のキャリアに革命を起こす」ことを目標に、新たなチャレンジをする一橋生やそのキャリアを応援してくれる団体なんだとか。
こんなにふざけたサイトが、そんなすごい団体さんに声をかけていただけるなんて感無量ですね。
なんと、本日8月1日に「HITPORT media」というサイトが立ち上がるということで、それに先駆けて独占インタビューを行ったわけです!
アクセスはこちらから→Twitter @hitport609 FaceBook HITPORT
……え、「キャリア」?「革命」?
夏休み早々そんな言葉聞きたくないワッ!サザンを聴かせなさいッ!
な〜んて方も、とりあえず落ち着いて、画面は閉じないで、安心してください。そうせきゅんだって、そんな気分ですよ!大学生活なんてニアリーイコール真夏の果実でしょうが!いぇーい!?
いや、そんな気分だったのです、この取材をする前は!
というわけで、今回はHITPORTスペシャルインタビューをご覧ください!
インタビューに答えてくださったのは、代表の津村さん(4年)、副代表の大原さん(4年)、そして田邊さん(4年)、柳川さん(4年)、奥田さん(3年)の5人です(以下敬称略)。
「自分、このままでいいのかな……?」って思っているそこのアナタに響くように、5人の皆さんの今までの経験をたっぷり紹介していますので、きっと参考になるハズ。
マジで、そこの君も考え方がガラッと変わっちゃうかもよ?
ーーまず、この団体を結成した目的をお聞かせください。
津村「私たちは現在の一橋生のキャリア観にいろいろ課題があると感じています。例えば就活の時に、周りが受けてるからって皆同じ企業を受けて、面接を切り抜けるためだけにその企業に合わせた志望動機を後付けして作るような人は少なくなくて。でもそれって本質的に本人のためになる行為ではないはず。自分のやりたいことやありたい姿を見つけて、その将来に近づくための手段として就活があるべきだと思っているので、そのサポートをできたらいいな、と考えています。」
ーーそういった課題感からの結成だったんですね。では、具体的な活動内容について教えてください。
津村「メディア、オフラインの活動、そしてコンサルの3つの活動があります。1つ目のメディアには、一橋生向けの目的と、一橋の外に対する目的があります。まず一橋生の傾向として、皆が受けるような企業については詳しい人は多い反面、情報不足や自身のキャリアへの向き合いの遅さからチャレンジできていない業界とか生き方も多いと感じています。実際にそういう選択をしている人は、実は一橋に確実にいるんだけど、そういう先輩・同期の情報にアクセスできずにいる人が多い。だから、そういう人の存在を共有できれば、皆も新しいことにチャレンジしようとか、考えてみようっていうきっかけが生まれると思うので、そういう情報を継続的に発信していきたいです。これを私たちは『一橋生のキャリア観の形式知化』と呼んでいます。」
ーーヒトツマミみたいなおふざけメディアとは違って、キャリアに関する情報に特化しているんですね。とても役に立ちそうです。
津村「次に外向きの目的についてですが、一橋生のブランディングをして、社会人の目に触れさせていきたいと思っています。一橋って外から見ると、面白くないとか、いわゆる旧産業ばっかり受けているっていうイメージ、実態があって、一橋生の採用をもともと人事戦略に入れていないような新しい企業が今たくさんあります。でも、そういう企業こそ、これからの日本を作っていく新しい産業や業界に多くて、そういうところで一橋生のキャッチアップが難しくなってゆく可能性がある。だから、メディアを通してイメージを変えていけたらと思っています。」
ーーなるほど……。では、次に2つ目のオフラインについて教えてください!
津村「2つ目のオフラインは、講演会や座談会を広い門戸で開催しようと思っています。メディアで情報を発信するだけでは不十分なのです。リアルに一橋の卒業生で起業していたり新しい産業で活躍していたりする方から直接話を聞けたらワクワクするし、オンラインでは生まれないような魅力的な方々とのつながりを作り出したいと思っています。就活や採用とかに関係なく、人生観を考えていくきっかけになればいいと考えています。」
▲「就活」じゃなくて、「人生観」!を強調する津村さん
ーー人生観を考えるきっかけ、というのはとても素敵ですね。では3つ目のコンサルティングについて聞かせてください。
田邊「コンサルティングって難しい言葉を使っていますが、要は、学生が一橋の先輩と1対1で話す機会を作ろうっていうものです。自分のキャリアへの向き合いが遅かったり、単に情報不足な学生は、就職の際に自分が本当にやりたいことや向いていることを深く考えたり、その考えが妥当そうか検証したりするプロセスを省略してしまいがちだと感じています。その結果、友人や先輩が行ったような業界やなんとなく良いイメージの業界に就職する流れがあって。そこで私たちは、できるだけ早い段階から、どんなキャリアを作りたいかという思いを言葉にするサポートをして、どんな情報や行動が必要かをともに考え、様々な産業や働き方に目を向けてもらうサポートをしたいと思っています。そのためには、自分の進む道を先行く先輩と直接話せたり、世間の目や評価ではなくただ自分に対して正直になって相談や提案ができるような、隠れ家的話し場を作れればと思います。」
▲コンサル担当の田邊さん
ーーまずメディアで多くの人に認知させて、オフラインでイベントをやり実際に人を集め、最終的に1対1という流れになっているんですね、すごいです。ところで、ここまできて質問するのも恐縮ですが……「キャリア」ってなんですか?
津村「いい質問ですね! キャリアって、一般的に職務とか職歴みたいなことを言われてはいますが、それってあくまで狭義な意味です。広義な意味ではその人個人の人生、生き方そのものだったりとか、その人が培ってきたすべての経験の積み重ねのことを指すと思っています。私たちとしては、職業とかじゃなくて、これから自分はどうなりたいのか、どう生きていきたいのかを考えることを前提に、『キャリア』という言葉を使っています。」
ーーでは、このような活動をしよう!と考えたきっかけはなんだったのでしょうか。
津村「俺自身、ずっと体育会系で、自分自身のキャリアに思いを巡らす機会はあまりありませんでした。そんな中、一橋出身のベンチャーキャピタルの社長の話をたまたま聞く機会があって、イーロン・マスク(南アフリカ共和国出身、アメリカの起業家で、スペースX社の共同設立者でありCEO)の話とかを聞いた時にすごいワクワクして、めちゃくちゃ面白い! と感じたんです。それと同時にその方は日本経済の憂いについても語っていて、とにかく新しい世界を作っていこう、一橋生にもそういうことができるんだよっていう話をしていました。俺はさらに詳しいことを知りたくなって、体育会の活動をしながらその会社でインターンを始めて、世界では実際に様々な新たな産業が世の中を変えていることを学びました。さらに俺は興味を深め、新たな産業の中でこれからの時代を創ってゆくような企業でインターンに取り組みました。今でも思いますが、あの時たまたまその社長の話を聞いていなければ今の自分はなかった。俺は非常にラッキーだったし、こうした輪は広がってゆくべきだとも思いました。」
ーーでは、他のメンバーの方々に質問なのですが、皆さんはどのような思いでHITPORTさんに入ったんでしょうか?
大原「私としては、失敗経験があったからです。私は2年の時に長期インターンを始めたんですけど、経験談を聞ける先輩がいなくて、結局ネットで調べた企業に入ったんです。でも実態は、自分の求めていた環境とは異なっていて、あまり実りのある時間にはなりませんでした。そういう失敗を他の人にはしてほしくないので、正しい情報を得て、良い人との出会いをしてほしいという思いがありました。それから、就活も若干流されるままにやっている感じがあったんですけど、ある時ベンチャーの方のお話を聞く機会があって、とても面白い、私みたいに内向きな人でも、もっと早い段階で話を聞ける機会があったら変わるんじゃないかって思って。私たちが、そういう機会を提供できたらいいなと思ったんです。」
▲同じような経験をしてほしくない、と語る大原さん(右)
奥田「僕は代表と副代表のゼミの後輩で、設立の時に誘われて、お二人の思いに共感して入りました。入学前から将来の漠然とした目標があって、2年の時にITベンチャーでインターンをしたんですね。その企業は最先端のインターネット技術を利用したサービスを提供していました。そこで、自分は、古くからある安定的な産業よりもITやネットサービスとか、そういう最先端の技術の取り組みに積極的な企業の方がむしろ解決できる問題は多いんじゃないかって感じたんです。この時、自分がもし早い学年のうちにインターンに飛び込んでいなければ自分の視野は狭いままだったことに気付いて。だから、早くから自分のキャリアについて考える意識は大事だと思っているんです。その課題感と、お二人の思いが一致していると思って、この団体に入ればやりがいを持って活動できるだろうと感じました。心が動きましたね。」
柳川「私は、一橋に入って最初に抱いた違和感が、『一橋に入ったからもう人生は安泰だ』っていう言葉でした。自分は安泰な人生を送るために生きてるんだっけ?っていう疑問が生じて、外の世界を見た方が良いという思いから、就活メディアを運営しているところでインターンをしました。で、ベンチャーを運営している方とかにインタビューして雑誌にまとめる仕事をして、とても刺激を受けたんです。自分のおもしろいと思うことを仕事にして、結果的に社会に価値を還元している人たちに出会い、私もこういう生き方をしたい!と思ったんです。その折に、同じような経験をした、同じ課題意識を持っていたHITPORTの皆さんと出会ったので、この団体に入りました。」
▲3年生で最も早くメンバーになった奥田さん(左)と、安泰な人生に疑問を抱いていた柳川さん(右)
田邊「学生の『結論ありきのキャリアづくり』に違和感を感じていたのがきっかけです。例えば、自分は1年生の時から学外で様々な人と会ったり協業したりする機会に恵まれました。幸運にも、その中で自分のロールモデルとなるような人と出会うことができ、自分も起業家である彼のように何か世の中に新たな価値観を提供できるような活動をしたいと思いました。でも、自分が経営者に向いているかなど当然わからず、まずは足元からサークルの立ち上げなど様々な活動に取り組みその楽しさや辛さも学びました。結果として、自分がなにがしかの経営に向いているところとか足りないところとに向き合ったこの経験は、その後の自分のキャリア観に大きな影響を与えました。誰しも、自分のベストな将来の生き方に当たりをつけるために、自分のやりたいことが本当に向いてるか試しにやってみようっていう仮説検証を、早い段階からできるに越したことはありません。海外で働きたいと思っている人は、なるべく早い段階で海外に行ったり、小さくてもいいから外国人と共に何かはじめてみるべきです。そこで得た反省がまた『自分のやりたいこと』への精度を高めてくれます。そうやって皆が、自分が望み、自分の強みが活き、ワクワクし続けられる生き方を幅広く探れる大学になってくれたらと思います。ただ現状では、少し都心から離れて情報も遅れがちになり、学生や社会人とのネットワークが狭くまとまってしまいがちな一橋大学には、あまりそういう環境は整っていない。だからこそ、自分と同じような気づきを持ったメンバーで、一橋生がもっと早く、広く、深くキャリアのことを考えていくことを支援する体制を広げていきたいと思っています。」
ーー皆さんのお話を聞いていて、自分の経験を還元していきたいという強い思いを感じました。私だったら他の一橋生のためにここまで動けないと思います。その原動力は一体なんなんでしょうか……!?
柳川「面白いからですかね……。一橋生の飲み会とかでこういう話で盛り上がれたら、もっと素敵な空気が生まれるかな。押し付けたいとかじゃなくて。」
奥田「是非一緒に語れる仲間を増やしたいな、みたいな。」
柳川「すごいさみしかったんです!誰も話せる仲間がいなくて、共有できなくて。ずっと一橋から気持ちが離れていたんですけど、そしたら、こんな人たちいたんだ!って。」
津村「今までの自分に様々なきっかけをくれた人への恩返しっていうのは、次の人にそれをつなげていくことだと思っています。自分の選択に納得して生きていける、そんな経験ができる人が増えていったらいいなと思います。」
このインタビューの後、私も実際にコンサルを体験させていただきました!
田邊さんと対面し、まるで面接が始まるよう……キンチョーの夏!!
以上、HITPORTさんへのインタビューでした!!!
皆さんの夏が、充実した夏になることをお祈りしております!!!
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