これが(多分)「東京最強イルミネーション」だ!!
こんにちは、鷹・カーンです。
月並みな挨拶であることを承知で言います。
もうすぐクリスマスですね!
ちょうど再来週はクリスマスイヴ、皆様のご予定はいかがでしょうか?
どういうわけかこの国では(いや、世界どこでも?)クリスマスが近づくと街をビカビカと光らせてミーハーを集める「イルミネーション」というイベントが各地で行われます。
いや、決してイルミネーションを否定しているわけじゃないですよ? むしろイルミネーション大好きです。割とミーハーなので。
で、ミーハーとしては「より凄いイルミネーションを観たい!」という心理が働いて、あんなサイトやこんなサイトでどこのイルミネーションが良いか血眼になって探すわけです。
ところがいざ行ってみたら人混みをかき分けるので精いっぱい、イルミネーションは堪能出来なかった……ということが少なくないのが現実。もっと悲しいことに「思ってたほどじゃなかった」ということもしばしば。
というわけで、本日のモヤ多摩は迷えるミーハーの皆さんにイルミネーションを一つご紹介しようと思います。
その舞台は
西武多摩湖線 西武遊園地駅
「いや、そこは埼玉じゃないのか」というツッコミがうっすら聞こえてきましたが、西武遊園地駅は東京都東村山市なので問題なしです。
西武遊園地もイルミネーションをやっているのですが、イルミネーションのクオリティ云々以前に、面白そうなんですよ。
思い切ったなぁ……
というのが第一印象でしょうか。誰が思い切ったのかは正直よく分かりませんが。
今年紅白歌合戦に帰ってくる演歌界の不死鳥・「ラスボス」小林幸子はイルミネーションのプロデュースまでやっていました。
あの紅白名物の巨大衣装のことを思うととりあえず凄いものを見せてくれるんだろうと期待しつつ、「いや、これは見掛け倒しの線も十分あり得る」と警戒しつつ、ひとりで行ってみます。
……ひとりです。
「イルミネーションは誰かと見ないと!」みたいな強迫観念は僕にはないので構わないのですが、家族連れやカップルが行き交う園内をひとりで歩くのは寂しいというより、何だか申し訳なくなります。
「僕がここに立っていなければ後ろの家族連れはもっとイルミネーション見やすかっただろうに……」とか、「あ、ここから動かないとあのカップルの自撮りに写りこんじゃう」とか思っていると死にたくなりました。
爪が長い
のは置いといて(翌日切りました)、夜の入園料は1100円。ちなみにアトラクション乗り放題付きのチケットは1500円です。たいていのアトラクションは1回400円以上するので、何か乗るつもりなら1500円のチケットが断然お得です。
上京から2年弱、浦安のあのテーマパークにもまだ行っていない僕にとって東京初の遊園地。せっかくだから観覧車くらい乗ろうかな、と思ったのですが、財布を見ると1300円ほどしか入っていなかったので断念。前回然り、鷹・カーンは常に金欠なのです。
入ると早速綺麗なイルミネーションが広がっています。下手な写真でざっとご紹介しましょう。
綺麗です。西武遊園地も並々ならぬ気合で頑張っていることがひしひしと伝わってきます。
でも、肝心の小林幸子がなかなか登場しません。BGMは松任谷由実の「恋人はサンタクロース」や稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」のオルゴールで、ここにも小林幸子はいません。
小林幸子の影が見えたところと言えば、
幸子像が屋根に鎮座したメリーゴーランド「サチゴーランド」と、
海の幸子なべ(山の幸子なべもある)くらいでしょうか。
確かにイルミネーションは綺麗だけど、サチゴーランドで終わりなら看板に偽りありと言わざるを得ません。
これで終わりのはずはない、と幸子を探して歩いているとイルミネーションのメインらしき場所に辿りつきました。
うわぁ手ブレがひどい!
ここがメインらしいのですが、イルミネーションに囲まれているだけでやっぱり幸子はいないじゃないか!
……と思ったその時、
突然イルミネーションが消えて、幸子のコメントが流れ出しました。真ん中の円形の液晶(?)だけ煌々と光っているのが不気味。
幸子が一通り喋り終えると、幸子の歌が流れ、イルミネーションも幸子の歌に合わせて動きます。写真ではなかなか伝わらないことを承知の上で、写真を並べます。
このイルミネーションのテーマは「花鳥風月」とのことですが(幸子談)、全くもって意味不明です。滅茶苦茶綺麗でしたが。
普通良いイルミネーションって感動するはずなのですが、これに関しては(イルミネーション自体は凄いけど)幸子の歌のインパクトが強過ぎて、イルミネーション見ながら笑ってしまいました。幸子の歌がまた上手いんですよね。シュールの極みです。
幸子の歌は20分に1回のペースで流れるので、20分待ってもう1度見ることにしました。こんどはあの不気味な円形の液晶の近くで見てみます。
階段も曲に合わせて光るんですよ(そこのカップルマジでごめん!)
結局2回目はカメラを構えずに自分の眼で堪能したかったのと、いいポジションにカップルがいらして申し訳なかったのとで写真はほとんど撮っておりません。
いやいや気になるじゃないか!という方はご自分で西武遊園地まで足を運んで確かめて来て下さい。
感動こそしないかも知れませんが、イルミネーションのクオリティは保証します。しかもクオリティの割に人がいないので落ち着いて楽しめるのも加点ポイントです。
4月までやっているので急ぐ必要は全くないのですが、再来週に迫ったクリスマスの予定に困っている皆様、幸子と過ごすクリスマスはいかがでしょうか?
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