長期留学中のライターが送る、practicalでvitalなAppsです
お久しぶりです。現在、北欧・スウェーデンに長期留学中のampangです。
あざといあざらしがなんか言ってますね。
これ、へじへじ! じゃなくて ヘイヘイ! って読みます。スウェーデン語の挨拶です。
へじへじ ってじっと見てるとニャッキに見えてきませんか?
あ、見えないですか。そうですか。
不毛な提言はさておき、
今日は慣れない海外生活を送る私が、今まさにめちゃくちゃ重用している
便利なスマホアプリをご紹介します!
現在留学中の人はもちろん、留学を控えている人、
留学を考えているけどどうやって勉強したらいいかわからない人、
語学の勉強をしたい人等々にオイシイ情報をお届けします。
先に言っておきますが、超真面目に紹介しますよ。
意識高い系の方にもご満足頂ける、はず?
ちなみに上に行くほど留学準備者、語学勉強向け、
下に行くほど現地で生活する留学生向けとなっております。
No.1 ナマの外国語に触れよう。TuneIn Radio
留学前や外国語習得中に入れておきたいのがこのアプリ。
欧米圏、アジア圏のラジオ局はもちろんのこと、オセアニア、アフリカ、果てには南極大陸のラジオまで聞くことができます。
ちなみに今南極大陸のラジオを聞いてみましたが、優しいギターのアルペジオが延々と流れていました。果たして南極でギターは弾けるのでしょうか。
そんな異国の文化体験も去ることながら、ありとあらゆる言語の放送を聞くことができるのが最大の魅力。
留学前、私は主にこちらの2つを聞いていました。
左:PRI's The World
平日毎日更新。世界のニュースを現地のリポートを交えながら50分程度で聴くことができます。
リポーターはきれいなアメリカ英語です。
右:TED talks
不定期更新。こちらは有名ですね。世界各国の著名人によるプレゼンが聴けます。
留学先の人がみんな中高の英語の授業で聞くような英語で喋ると思ったら大間違い!
インド、シンガポール、中国など各国から留学生が来ているのです。
TED talksを聞くことで、ある程度まとまって世界各国の独特な英語の訛りに慣れることができます。
派遣留学などで中国やドイツに行きたいと思っている方は、中国語やドイツ語を要件に課されたり、現地で学ばなければならないこともあります。
そんな時はこのアプリでリスニングの勉強をしてみるのもいいでしょう。
また、海外で日本のラジオを聴くことも出来ます!
スウェーデンでFMたちかわが聴けますよ!なんてグローバル、立川シティ!
No.2 英語の論文もサクサク読める! Biscuit
留学中は、日本では考えられない量の英語論文の予習が課されます。
前期ゼミの英書講読でヒィヒィ言ってるそこの商学部2年、甘いぞ。
このアプリに出会ったのはこちらに来てから。
わからない単語をまとめておける単語帳アプリを探していて、このBiscuitにたどり着きました。
これの何がすごいって、文章を読んでいる最中にコピーをするとバナー通知で意味を教えてくれる!
しかも、オフラインでも辞書が使える。難単語もきちんと調べられます。(右参照。圏外です。ちなみに難単語の例は思いつかなかった)
留学中もインターネットはWiFi環境のみで過ごしている留学生も少なくありません。
宿題の論文をpdfでスマホに入れておけば、電車やバスの中でサクサク予習ができますね!
また、この単語の意味ぱっとわからないな、と思ったらマーカーをつけられるし、設定からファイルをダウンロードすれば発音も聞くことができます。なんて素晴らしい。
1時間ごとにランダムで単語とその意味を通知してくれる機能もあったりと、シンプルなUIのクセして至れり尽くせりな辞書&単語アプリです。
ちなみにDropboxやEvernoteにも同期でき、Evernoteに転送すると以下のような感じに。
なんかかっこいい。(それだけ)
No.3 どこにいても時代に追いつくために。 NHK World
多くの留学生はテレビを見る機会はほとんどないといっていいんじゃないでしょうか。
そうなると、ニュースの情報源はインターネットに限られてきてしまいます。
こちらに来て若干戸惑ったのが、留学生たちがかなり世界のニュースに敏感なこと。
フランス人の留学生がTGI Friday'sでフランス政治の話をしだしたり、同じ寮のインド人に「シンゾウ・アベの政策についてはどう思うか?」と聞かれたり…笑
日本語で聞かれてお手上げな話題を、まさか英語で答えられるわけがありませんよね。
また、NHK Worldでは世界情勢に関わりの薄い日本のホットトピックも放送してくれるので、海外にいても日本の状況を知ることができます。
日本にいるあなたも、ぼーっと過ごしている時間をなんとなく有効に使いたくなった時にのぞいてみてはいかがでしょうか。
No.4 えっ家計簿?いえいえ重要なんです。 おこづかい帳
「えっ、この流れで最後におススメするアプリがおこづかい帳…?」と思ったあなた、侮ってはいけません。
留学には多額のお金がかかります。
まして、スウェーデンなんかの税金の高い国に来てしまったが最後、高福祉を謳うも私たち留学生への直接的なペイバックはありません。もう一度言います、恩恵はないのです。コーラ1本330円、バナナ1本150円、コンビニのコーヒーでも1杯450円。学生だとしてもランチの平均的な出費は1200円くらいでしょうか。
イギリスなどの物価の高い国も然りですね。
最近の家計簿アプリは本当に進化していて、レシートを読み込んで反映させるものや、銀行口座と直接連携できるものなど、さまざまな機能を備えたアプリが数多く存在します。
さて、留学生には旅行もつきもの。
群雄割拠の家計簿アプリの中、このアプリが特に留学生にとって便利になる理由はそこ。
左が日々の出費を示す表、右が入力するときの画面です。
表の左側にご飯や電車のマークが見えるかと思いますが、一般的な家計簿アプリにもついているカテゴリ分けですね。
一方で、表の右に「旅行」という文字があるのにお気づきでしょうか?
実はこのアプリ、カテゴリに加えてタグをつけることができます。
食費や交通費とは別に、旅行のタグ付けをしておくと、レポートから旅行タグのついた出費だけを抜き出すことができるのです!!
(ちなみにこれは私のヘルシンキ旅行の出費)
「この旅行は食費がかさんだなぁ」とか、「この3か月、旅行でいくら使ったんだろう?」とかっていう分析が簡単にできるようになるんです。
カテゴリに加えてタグを付けることで出費をクロスで管理できる、留学生にとって一番使いやすい家計簿アプリとしておススメさせていただきました。
いかがでしたでしょうか?
進行形で留学している人向けに特化した紹介になってしまったような気がちょっとしますが、家計簿アプリにしろBiscuitにしろ、日本で使っていても便利であることには変わりないと思います。
快適で実りある海外生活を送るためにも、ぜひダウンロードしてみてくださいね。
P.S.
スウェーデンや留学についての記事のご要望が万が一あれば、こちらのフォームまで一言ください。笑