もう一度慈しもう、伝説のあらびき芸の数々。
「ライターのそうせきです」
「ライト東野です」「レフト藤井です」
「「「あらびき団です!!!」」」
皆さん、伝説のネタ番組、あらびき団をご存知ですか?
ショートネタブーム全盛期の2008年…あらびき団は、夢と希望に満ちあふれていた。
あらびき団とは、TBS系列で2007年~2011年深夜に放送されていたニュースター発掘番組である。
時計じかけのオレンジメイクの東野幸治(以下敬称略)、藤井隆らがMCを務め、はるな愛や世界のナベアツ、エハラマサヒロなど、世界を代表する最強のパフォーマーを世に送り出した。
最高に荒削りなネタだけを公共放送で30分間流すというそのパンクな精神には、キューブリックもびっくりであろう。
当時小学生だった私は、テレビの前でただただ震えていたのだった…。
さて、あらびき団が大好きだったあなたも、そんな番組知らんわっていうあなたも、今日は5組の愛すべきあらびきパフォーマーのあらびき芸をご堪能ください!!!
蠢く謎の前衛集団
キュートン
皆さんご存知、椿鬼奴やくまだまさしが属する謎のパフォーマンス集団、キュートン。
美しく整ったフォーメーション、絶妙なタイミング、選曲や衣装のセンス、ストーリー性…
圧倒的なかっこよさに出会った時、私たちはどうやら笑ってしまう生き物のようです。
これこそ「エモい」ってやつなんじゃないですかね。
K-POP界のバックダンサー
アイヒマンスタンダード
韓国でバックダンサーをやっているというぺ氏。
ダンサーなのに「最高のネタを持ってきたんで」と言って登場するぺ氏。
放送作家までついているらしいぺ氏。
ぺ氏。
皆さんもスベった時には「ズンチッチズンチッチ」でごまかすセヨ!
魂の鉄工所ラップ
モンスターエンジン西森
※他の芸人のネタも入った動画ですのでご注意を
「暇を持て余した神々の遊び」で一世を風靡したモンスターエンジンの西森。
実は彼の実家は東大阪にある鉄工所なんです!
鉄工所で一生懸命働く人々の生活が、その風景が、リアルに感じられるラップです。
「安い弁当を食う」の連呼を聴くたび、生協で悠々とローストビーフなんか食べていていいのか、と自問自答したくなりますね。
キングオブあらびき・段ボール漫談皇帝
ハリウッドザコシショウ
彼はどんな衣装も段ボールで作ってしまいます。きかんしゃトーマスの他にもアシュラマンや目玉のおやじ等様々な衣装があり、その数は1億を超えるとか。
たった2分のため、彼は段ボールを集め、切り、着色し、組み合わせ、身にまとい、そして、声を振り絞る…
笑いへの執念が凝縮されたその刹那を、私たちは慈しむことしかできないのです。
ちなみに彼は、古畑任三郎のハンマーカンマーモノマネで少し話題になりました。
別の番組で披露されたものですが、あわせてご覧ください!
みんなのアイドル・セーラー服おじさん
安穂野香
穂野香ちゃんは元中学校の音楽教師なんですが、「セーラー服を着て、歌いなさい」という山からのお告げがあったそうで、こんな姿になりました。
悪意と愛情のこもったコメントやカメラワークも、あらびき団の見どころのひとつです。
ちなみに穂野香ちゃん、実は、CDデビューもしているんです。
思わずカートに入れたくなったんじゃないですか?誰か買ったら是非貸してください。
それでは、穂野香ちゃんの代表曲で今日はお別れしたいと思います。
期末テストやレポートが辛くなった時こそ、ナイスピース!
皆さんも、お気に入りのあらびきパフォーマー是非探してみてくださいね!
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