モニター留学裏体験記 アメリカ東海岸をひとり彷徨う

ニューヨーク、セントラルパークを独りで歩いた人間の末路がこちらです。


こんにちは、ampangです。

あんぱんよりクリームパン派です。

ちなみにいうと、

ふわっふわでクリームとパンの間に空気を含んだクリームパンより

パンのほうにうっすらクリームついちゃったりしてる

ぺしょぺしょのクリームパンが最高ですね。

pascoとかお勧めです。

 

そう、今日の記事はクリームパンについて、

 

 

 

ではなく、

アメリカのお話。

 

ここ数年、一橋大学がなんだか妙に

力を入れているモニター留学の第2回生として、

わたくしampangは、2014年の9月に

ペンシルベニア大学に留学してきました。


地図はこちら。

 

ペンシルベニア大学、通称U-pennは

なんとなんとアイビーリーグのうちのひとつ。

アイビーリーグとは、アメリカ東海岸に位置する

世界屈指の名門私立8大学の総称をいいます。

  ↑強そう

ハーバードとかエール大学もこの一つに入っていますね。

そんな大学に、1か月間、

一橋のお力添えを受けて破格のお値段で留学してきたわけです。

 

これアイビーリーグね


 

勉強の方はといえば、それはそれはハードなものでした…。

 

移民をフィールドワークで知ろう!ってことで

突然チャイナタウンに行き、

チャイニーズアメリカンにアポなしで出自をインタビューしたり、

             ↑超センシティブだし超失礼

じゃ、明後日15分のプレゼンしてもらうから頑張ってね!と

過激スケジュールを2回ほど投げつけられたりしました。

 

 

 

そんな勉強の合間にも、旅行は結構いろんなところへ行けました!

U-pennのあるPhiladelphiaはもちろんですが、

モニター留学生みんなで行ったWashington

OB訪問も兼ねたNew York

ホストマザーに連れて行ってもらったDelawareなど、

充実を極めていました。

 


なんといっても印象に残っているのがこちら!

世界の中心、ニューヨーク マンハッタン!!!

 

今回はそんな世界の中心の中心、セントラルパーク

ampangに降りかかった、忘れもしないエピソードをご紹介します。




ニューヨークに行ったのは9月の第2週の週末のことでした。


U-Pennのモニター留学生ほぼ全員(13人ほど)で行ったのですが、

私にはメトロポリタン美術館やロックフェラータワー、

自由の女神などを差し置いて、

どうしても、どうしても行きたい場所がありました。


それが、

こちら、セントラルパーク内にあるベセスダ噴水です。

 

まぁ、普通に観光スポットとしてもそれなりに有名なのですが、

私が行きたかった理由はちょっと特別でした。

 

その理由が、

これ!!!!

わかりますか、

この奥のほやっ…と映ってるのがベセスダ噴水なんです!!!

 

一体なにかというと、これ、

 

Mr.Childrenの3rdシングル、

Replay(1993.7)という曲のPVの一幕なんですね。

 

                           

                                                             時代を感じる。

 

 

言わずもがな、わたくしampangは、

Mr.Childrenの熱烈なファンなのでございます。

 

どのくらいファンなのかと言いますと、

こんな動画を撮影してしまうほど。

 

いや何が何だかわかりませんよね。

実はReplayのPVの冒頭のカメラワークを完コピしたものなんです…




参考↓

(PV落ちてなくて個人のカラオケの録画だけど。冒頭部分ご参照ください。)

 


 

熱烈なファンであることがおわかりいただけたでしょうか。

 

 

そんなわけで、

PVの完コピ動画撮影や、

とある曲の歌詞に登場するベトナム料理店が実在するのか、など

絶対に友達が観光に付き合ってくれることのないスポットばかりを巡っていました。

 

 

 

 

 

 

それはそれは、孤独なニューヨーク観光でした。


が、ひとり興奮に耽っていたんですけどね。

 

 

 

      

ReplayのPVと見比べながら、

ベセスダ噴水をひとりニタニタ歩いていた私。

 

 

 

 

 

出会いは突然でした。

 

 

 

 

???「Hi,lady.」

                  (写真はイメージです)

 

 

たじろぐampang。

話しかけてきたのは、パッと見でイタリア人とわかる風貌の中年男性でした。

 

イタリア人ってジローラモしか知らないので

とりあえずジローラモと名付けます。

こんなチョイワル感は、全くないです。

ジローラモに角野卓造を足して安倍晋三で割った感じの顔でした。

 

 

どうやらジローラモ(卓造風味)も一人でベセスダ噴水に来ており、

写真を撮ってほしいようす。

孤独のさみしさを知っている私としては断るわけにはいきません。

 

現に私はベセスダ噴水でもベトナム料理店の前でも、

人生初めての自撮りを行うよりほかありませんでした。

 

ベトナム料理店の前で自撮りをした、その悲しき様子がこちらです。

モザイクの上からでも、ピクリとも笑っていない様子がお分かりいただけると思います。

 

 

そんなわけで、ジローラモ(卓造風味)に同情を抱いた私。

 

ちょっと話も弾んだので、

しばらくセントラルパークの中を一緒に歩くことになりました。

 

 

 

 

 

ジ(卓)「君はどこから来たんだい?」

 

am「東京ですよ。東京の学生です。」

 

ジ(卓)「Wow! 東京!僕 東京大好きさ!

    いつか行きたいと思ってるんだ。

    実は僕、ヨガのインストラクターをしていてね。

    今日もその関係でニューヨークに来ているんだ。」

 

am「へえ、すごいですねー!ヨガで世界を回っているんですか?」

 

ジ(卓)「そんなところだね。

    ところで君、今日はひとりで?」

 

am「アゥ……あっ、はい…みんなセントラルパークよりも

   ほかのところに行きたいみたいで…」

 

ジ(卓)「それは残念だね~彼氏でも連れてくればよかったのに。」

 

am「ウッス…彼氏いない…」

 

ジ(卓)「本当か!?いやぁまったく信じられないよ!!

    いやでも、待てよ。君、なんだか姿勢が悪いなぁ。うーん…

    あ、わかった!君、骨盤が広がっているみたいだね。」

 

am「えっそうですかね?あんまり意識したことないです。」

 

ジ(卓)「いやあ、骨盤は君みたいなレディのうちに

    綺麗に直しておくべきさ。そうでなきゃもったいない!!

    骨盤を正しい位置に戻せば背筋も伸びるし、ダイエットにもなる。

    どうだい、ちょっとヨガを教えてあげようか?

 

 

 

 

と、気付けばいつしか

ジローラモ(卓造風味)のペースに巻き込まれてしまっていたわけです。

 

しかしampang、本日の服装はマキシ丈のワンピース

100歩譲ってもヨガなどできる恰好ではありません

 

丁重にお断りしようとしたのですが、

引き下がらないジローラモ(卓造風味)。

 

結局、押しに押されて

マキシ丈でもできる程度の簡単なヨガを

教えてもらうことになってしまいました

 

 

立ったままでのヨガのポーズなのかな、なんて思っていたのに、

なぜか連れていかれたのは、

このだだっ広いセントラルパークでよくみつけたなと思わんばかりの

死角のかたまりみたいな茂みの中でした。

 

 

 

雨予報とわかっていても

平気で洗濯物を干すほど危機管理意識の低いampangでも

さすがに思いました。

 

これはヤバイ、と。

 

 

 

 

 

 

茂みにつくなり、ジローラモ(卓造風味)は

おもむろにズボンを脱ぎました

 

しかしさすがに下着のトランクスまでは脱いでおらず、

トレパンなのかな、と一瞬思ったりもしましたが。

 

 

 

ボクサーパンツなら、まだよかったのですが。

 

 

 

トランクス一丁で、このポーズするなよ、と。

 

 

もう何も言うまい。察してください。

 

 

 

そうです、ジローラモ(卓造風味)は露出狂でした。

 

 

勢い止まる事を知らぬジローラモ(卓造風味)。

 

 

 

俺の股の間に、君の頭を持ってきて寝っ転がれ

と言い出しました。

 


彼氏にもそんなこと言われたことないのに。(彼氏いません)






ここは丁重に、穏便に、逃げなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

でもさ、なんか、復讐したくね?

 

 

 

 

この期に及んで悪戯心が湧いたので、

 

am「あっ、ごめんなさい!用事思い出しちゃいました!

 でもお話できて楽しかったので、

    記念にツーショット撮りませんか?


 

 

このままブロードウェイのど真ん中の屈強なニューヨーク警察に、

その卓造染みた顔を突き出してやろう、と。

そう考えたのです。

(写真はイメージです)

 

咄嗟に私ampangが携帯のカメラを起動しようとしたところ、

 

ジ(卓)「(おどおどしながら携帯を取り出し)

   HHHH,Hi!! MMMMMikeかい!? 

        ああああ今から行くよ!!

   ごごめんねLady、とと友達に呼ばれちゃって、

        じゃあね!!」

 

 

 

 

こちらがそのときの姿です。ご確認ください。


 

 

収穫、以上です。

 

無念

 

 

イタリア人、女の子を誘うときの文句は巧妙なくせに、

いざ取り繕うときには異様に取り乱すようですね。

 

 

 

 

 

 

長々書いてきましたが、

この記事で私が言いたかったのは、

 

決して角野卓造っぽいヨガインストラクターにはついていくな

 

ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今夏モニターに行くみなさんは、くれぐれも自分のお体をご自愛ください。

 

男の子もね。後ろには、気をつけろ

 

 

 

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