名誉あるモニター１期生、社会学部３年のライターＭです。

 

「タダで行けるのよお～！こんなチャンスないわよおなんで応募しないの？行っちゃえばいいのよお～ね？ね？？」という某教授（かわいい）の猛烈プッシュにより臨んだはじめての海外、行き先はグレートブリテンことユナイテッドキングダムこと世界の工場ことイギリスはシェフィールド！

  

初海外にしていきなりホームステイ、父親からは「めしまずい」「CAこわい」という悪意に満ちた脅しに次ぐ脅しを受け、スーツケースをいっぱいにして成田を発ったのを覚えています。

 

元来チキンな性分ゆえ他のライターが暴露したようなトンデモ道中を（あまり）経験していないので、私からはモニター留学を100倍楽しむ秘訣についてお話しします。

バスの運賃から電車の切符、博物館の入場料まで、イギリスではありとあらゆる場所で学割がききます。

 

現地の学校で支給される学生証を提示すれば大抵の場所でディスカウントされるので、交通機関や窓口ではガンガン学生証を見せていきましょう。

言葉が通じなくても、学生証さえ見せればオーライみたいなとこある。パスポートなんかより学生証の方がよっぽど人権を感じられました。

 

 

イギリスのバスは二階建て。（二階めちゃ揺れる）

この学割、思いがけないところで使えたりもします。

 

たとえば…

 

ストリップ

 

 

ストリップ。あのストリップ。

 

シェフィールド駅からほど近いクラブで「学割でストリップ観れるらしいぜ！」という噂を現地の大学で知り合った日本人学生から聞きつけた我々一行。私もおおいに社会科学的関心という名のミーハー心をそそられたのですが、花も恥じらう女子大生がストリップはさすがにパンチが効きすぎているので泣く泣く断念。翌日行ってきた先輩♂に感想を聞いたところ…

 

 

「俺ダメだわ。ダメ。」

 

もう一人♂にも聞くと…

 

「最高！（満面の笑みで）」

 

感じ方（ダブルミーニング）には個人差があるみたいですね。

 

どうやら接客サービスにしては破格の値段で（あんなこと）や（こんなこと）を体験できたとか。もちろんセキュリティは万全。学生料金で社会勉強ができちゃうなんて学生バンザイですね。

滞在中土日休みが三回あったので、毎回いろんなところへ観光に行きました。

 

観光体験記については後編で公開予定です。みてね。

 

日本ではお出かけといえば日曜日。今日は素晴らしいサンデービューティフルサンデーということで、私たちも意気揚々とマンチェスターへ出かけたのでした。

 

片道一時間の電車に揺られ、辿り着いたマンチェスター。いざ駅を出て気づいたことが。

 

 

・・・人少なくね？

 

マンチェスターといえばイギリスでも３本の指に入る大都市。日本でいうところの大阪的な？いやいや人少なくね？？？？

 

このときようやく、日曜日もバリバリ仕事して街が動いているのなんて日本くらいだけということに気づきました。特にイギリスはキリスト教の国。日曜は礼拝して、よほど商売っ気のある店でも昼頃店を開けて夕方には閉めるのが普通です。

 

あまりにも閑散としたイギリスの大阪(たぶんちがう)マンチェスターの中心部を歩いていると、大きなショッピングモールに行きつきました。キタ。これはキタっしょ。さすがに都市型ショッピングモールに曜日など・・・

 

 

 

あった。

 

 

 

映画館も併設した複合型ショッピングモールがもぬけの殻。ピエリ守山さん、自信持ってください。

 

歩いても歩いても人とすれ違わない、ゴーストタウンにでも迷い込んだかのような静けさ。

 

 

 

何度も言いますがここはマンチェスターです。なにがイギリスの大阪だ。

 

さすがに博物館や観光施設は多少にぎわっていましたが、駅前の飲食店はほぼ全滅。パブを探すのにも一苦労でした。

 

というわけで、日曜日の観光にはくれぐれもお気をつけあれ。ロンドンなどの大きな観光地でもない限り、日曜を外すのが得策です。いわゆる観光地を日曜に回して、ビジネス街や田舎への旅行は土曜のうちに済ませておくのがいいかもしれません。

 

 

「イギリス行ったんだ～」と話すとまず聞かれるのが「ごはんマズかったでしょ？」。

いやマズかった？て。せめておいしかった？でしょ。海外旅行帰りの人にマズかった？て聞きますか普通。反射のようにごはんマズい？と聞いてくる日本人はさすがHow are youにI'm fineで返す民族ですね。

 

ただ聞きたくなる気持ちもわからなくはない。かくいう私も出国前にさんざん脅され、マズいごはんでダイエットできるんじゃ？という超ポジティブ計画まで立てて臨んだほど。

 

そんな「ごはんのマズい？国」イギリスで一ヶ月暮らしたわけですが・・・

 結論：言うほどマズくない

 

さらに付け加えるなら、「場所を選べばまず失敗しない」。マズそうなものは明らかにマズそうな雰囲気を醸し出しているので、舌の肥えた皆様なら難なく避けられることでしょう。

さらに、わりと大きな街にはフランチャイズのパブがたくさん出店しているので安心です。パブめしはだいたいおいしいです。

全長30㎝はありそうなフィッシュアンドチップス。これがうまいんだわ。

私は幸いホームステイ先でもおいしいごはんをいただけたので、食事に困ったことはほとんどなかったような気がします。ダイエットには無事失敗しました。

 

ステイ先や寮でのごはんは完全に運ゲーなので、こればっかりは日ごろの行いを良くして八百万の神々に祈るしかありません。

 

ちなみに、内陸中の内陸みたいなイングランドにも寿司屋がありました。おっかなびっくり試してみたらこれがまたおいしかったので、その詳細は後編で！

というわけで、モニター裏体験記イギリス編、後編では「ロンドンだけじゃない！イギリス穴場？観光地」をお送りします。あの超有名スタジアム潜入レポートも！乞うご期待！！

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