少女漫画雑誌「ちゃおDX」で最も目が大きい主人公を探してみた

お目目きらきら女子で胸キュン必至!


みなさん こんにちは。ぶってぃーです。

 

突然ですが、みなさんは『ジャンプ』などの「漫画雑誌」を読みますか?

 

私は、幼少期に『ちゃお』(『なかよし』『りぼん』と並ぶ三大小中学生向け少女漫画雑誌)を読んでいたのですが、それ以来、単行本は読んでも、漫画雑誌からは程遠い生活を送ってきました。

 

 

そんな中、先日、久しぶりに本屋の漫画雑誌コーナーで足を止めました。偶然、『ちゃおDX(デラックス)』が目に入ったからです。(『ちゃおDX』とは、『ちゃお』本誌連載作の番外編やデビューから5年以内の若手の漫画家の読み切り作品が掲載された、奇数月にのみ刊行される少しレアな漫画雑誌です。)残念ながら、ちゃお』は売り切れているようでしたが、『ちゃおDX』でも、なんだか幼少時代が思い起こされて懐かしいし、580円でオール新作41本808ページ読めるみたいだし、特集が「夢シチュ♡春のウハウハ祭」だったので、即購入しました。

 

デーン!!!

ドサっ

 

帰宅後早速、この辞書並みに分厚い『ちゃおDX』を読み始めました。読み進めれば進めるほど、確かにウハウハ止まらなかったです。小学生のときにこれ読んでたら、鼻血を出していたに違いありません。小学館恐るべし。

 

そして、あることにも気が付きました。

 

どの漫画も主人公の目が妙にでかい。

 


(左から「恋するキッチン」、「花嫁といじわるダーリン」、「はじめまして、ハツコイ」)

こんなお目目キラキラ女子を見たことがあったでしょうか。長いまつげに、大きなハイライト。どの女の子も現実にはあり得ないくらいにお目目が大きいのです。

 

ここでふと疑問に思いました。

41本あるこの漫画たちの中で、最も目が大きい主人公って誰なの?

いくら目が大きいとはいえ、その大きさは十人十色。

 

よって、そんな勝手な思いつきと興味から、今回は「『ちゃおDX』で最も目が大きい主人公は誰なのか」について調査してみたいと思います。

 

ルール:

①キャラクターの目の縦幅を測る。(まつげの生え際の線の最も高い位置にあるところから、下まつげの生え際の線の最も低い位置にあるところまで)(今回は横幅は考慮しない)

②目の下から、あごまでの幅を測る。(下まつげの生え際の線の最も低い位置から、あごまで)

⇒①が②と比べて大きければ大きいほど、「目が大きい」と判断する。

 

※それぞれの漫画の中で、一番目が大きく描かれているコマの主人公について取り扱う。(笑ったりするなど、目を細めているコマは用いない。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

←こんな感じ

 

 

それでは、第三位から順に発表していきたいと思います。


第三位 「ショコラの魔法」の寧々(ねね)ちゃん

41作品の中で、見事第三位に輝いたのは、「ショコラの魔法」(みづほ梨乃)の主人公寧々ちゃん。目の幅:2.55cm、目の下からあごまでの幅:2.4cmで、目の大きさが目の下からあごまでの長さより0.15cmも長いです。

 

そんな寧々ちゃんの顔はこちら。

 

一見泣いているようにもみえますが、泣いてはいません。ハイライトが大きいだけです。目はどでかいけど、とにかくかわゆす

 

【「ショコラの魔法」のあらすじ】

私のお店にいらっしゃい。あなたの願いをかなえてあげる…。
でもね…その代償としてあなたの大切なものをいただくわ。
主人公・哀川ショコラはチョコレート店「ショコラ・ノワール」のショコラティエ。彼女のもとへ訪れるお客の目的はひとつ、魔法のチョコレートを食べて自分の願いをかなえてもらうため。
ねたみ、うらみ、疑い、みずからの欲望に翻弄される者たちをショコラは、おとしめ、時に救っていく…。

小学館サイトより)

 

↑哀川ショコラ

 

この漫画の本来の主人公は上のあらすじの通り、哀川ショコラなのですが、今回の物語では、寧々ちゃん香乃ちゃんが中心となって物語が進んでいきます。寧々ちゃんが作曲家で香乃ちゃんがピアニスト、そして寧々ちゃんゴーストライターとして香乃ちゃんを手伝うという話だったので、新垣隆佐村河内守の争いを目の前で見ているという感じでした。

人間の醜い部分もきちんと書かれており、道徳の教科書みたいで面白かったので、気になる方はぜひ雑誌を買って読んでみてください。



同率第1位 「るかのScience DAYS」のるかちゃん と「いじめ」の明日花ちゃん

第一位に輝いたのは、「るかのScience DAYS」(辻永ひつじ)るかちゃんと、「いじめ」(五十嵐かおる)明日花ちゃんです。なんとどちらも、目の幅と、目の下からあごまでの幅の差が同じでした。以下、順番に紹介していきたいと思います。

 

まず、「るかのScience DAYS」のるかちゃんは、目の幅:1.6cm、目の下からあごまでの幅:1.3cmで、目の大きさが目の下からあごまでの長さより0.3cmも長いです。

 

 そんなるかちゃんの顔がこちら。

大きなお目目をしながら照れている姿、なんともたまりませんね。頭から跳ねている1本の寝癖が少し気になりますが、可愛いし大目に見ましょう。

 

【「るかのScience DAYS」のあらすじ】

科学が大好きな中学2年生の天才少女、三家るか。賢いがためにみんなと話が噛み合わず、孤立してしまう。そんな中、唯一優しく話しかけてくれたチャラ男のライトに、るかはゾッコン!ライトと平和な生活を送っていたが、突然るかの才能を手に入れようと、とある会社の大人たちがるかに忍び寄ってきて...。

 

 

↑ライトくん

 

るかちゃんは、毎日ライトくんのことばかり考えていて、自作の偵察用ロボットをライトくんの家に送り込み、シャワーシーンをのぞくという、犯罪まがいのことまでやってのけます。愛の力は時にホラー。

この漫画を読み進めていく中で、るかちゃんライトくんクッキーをあげるシーンがあるのですが、そのクッキーがマズすぎてライトくんが死にかけるという胸キュンのシーンがあるので、みなさんもぜひ読んでみてください。

 

るか...俺はもうダメだ...

今までありがとな...

 

ライト―!!!

 

すやあ...

チャラ男の習性 

弱ってる姿で女子の母性にアピール★


次に紹介するのは、同列1位に輝いた「いじめ」(五十嵐かおる)の明日花ちゃんです。目の幅:0.7cm、目の下からあごまでの幅:0.4cmで、目の大きさが目の下からあごまでの長さより0.3cmも長いです。

 

そんな明日花ちゃんの顔がこちら。

こ、これは......REVOLUTION!!

ある意味で病みつきになりそうです。

 

 

【「いじめ」のあらすじ】

あなたはいじめにあっていませんか?いじめをしていませんか?見て見ぬふりをしていませんか?自分には関係ないと思っていませんか?これはあなたの学校でも起こりうるストーリーです。

コミック小学館ブックスサイトより)

  

題名通り、読んでみたら結構深刻な物語でした。2014年9月時点で累計発行部数230万部を突破しており、多くの小中学生に読まれているようです。wikipediaより)五十嵐かおるさんは、この漫画に限らず、このような「大きな目」を描く漫画家さんとして有名です。

最初は目の大きさに驚きますが、これだけ個性を出した描き方をできるのはすごいと思うので、みなさんもぜひ読んでみてください。


いかがでしたか。

少女漫画の登場人物の目がなぜ大きく描かれるのかについて疑問をもった方もいるかもしれませんが、それは、感情表情を表すのに最も適しており、多感な少女をターゲットとしている少女漫画は「感情」を重要視しているからなのだそうです。参照

 

幼い頃に読んだ雑誌や本をもう一度読み直してみると、新しい発見がたくさんあります。長い春休みの真っただ中、「暇すぎて鬱になりそう」な方は、ぜひやってみてください。きっと懐かしさから、自然と心が温かくなりますよ。

 

それではみなさんの春休みが充実したものになることを願って。

 

以上、ぶってぃーがお届けしました!

 

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