じわじわキているスペインバルブームの本場をリポート!
¡Hola!三度の飯より笑い飯が好きなそうせき。です。
今回はみんな大好き「飯」のお話です。
なんてったって大学生ですから、お酒が好きだって方は多いと思います。
でも、ちょっとよさげなお酒は飲むけれど、オツマミにはあまりこだわらないって方も多いんじゃないですか?
それじゃあお酒がもったいないでしょう!
いいお酒にはいいオツマミ以外ないでしょう!
皆さん、タパスとかピンチョスとかってご存知ですか?
知恵蔵2015によりますと、
タパスは、スペイン人の生活に欠かせない居酒屋兼軽食堂、バル(bar)で供される小皿料理の総称。午前11時頃と夕方以降の間食として、生ハム、魚介や肉の網焼き、サラダ各種、貝や野菜の酢油漬けなどをワインと一緒に楽しむ。ピンチョスは、タパスのおつまみ版。一口大の料理を楊枝に刺したりパンに乗せ、手でつまんで食べられるように作られる(英語ではフィンガーフード)。
ということです。
簡単に言うと、タパスやピンチョスというのは、スペインのオツマミです。
このピンチョスってのが、パンにいろいろ乗っけただけでお手軽なのに、非常においしいんです!
ここ数年、スペインの居酒屋であるバルやスペインオツマミであるタパス・ピンチョスが日本でも定着しつつあります。
2015年6月のホットペッパーグルメ検索ワードランキングでは、バルがなんと14位!肉や食べ飲み放題を抑えての14位です!快挙!参照
スペインワインの日本への輸出は2000年から2010年の間に3倍にも伸び、またスペイン生ハムは2000年に日本への輸出が解禁になって以来どんどん輸出量が増加しているというデータもあります。参照
今回は、そんなピンチョスの本場であるサンセバスティアンに行ってまいりました!
お酒の飲めない私でもおいしいと感じたオススメピンチョス店3選を紹介させていただきたいと思います!
その前に、簡単にサンセバスティアンの紹介をば。
サンセバスティアンは、スペインの中でもフランスに近いバスク地方に位置する都市です。
Wikipediaによれば、人口は186,409人と立川よりちょっと多いくらい、面積は60.89 km² と府中市二つ分ってところでしょうか。(この例えではまったく想像がつきませんね。)
サンセバスティアンの空港は非常に小さく、もちろん国内線しかありません。手荷物検査所はたった2台です。ビルバオなどほかの都市からバスで行くなどの行き方をおすすめします。
サンセバスティアンには三ツ星レストランがたくさんあり、バルも多くあるので美食の町として有名です。また、映画祭も開催しているなど観光客でにぎわっています。
その中でも特に有名なピンチョス屋さんが立ち並ぶのが、8月31日通りと呼ばれる道です。今回はその道を訪れました。
それではいよいよ、極上のピンチョス店を紹介していきましょう!
①Gandarias
お店のサイトはこちら。
今回訪れた中で最も混んでいたバルです!
お店の奥にはテーブル席、入り口付近や外には立ち飲み用のテーブルがあるという造りになっており、特に立ち飲みスペースは若者の集団でごった返していました。
注文するにも一苦労で、人込みをかき分けやっとの思いで注文したのがこちら!
左が、パンにアンチョビや卵、エビなどの乗ったピンチョス。
右はマリネ風の魚と、少し酸っぱい野菜がいろいろ乗ったピンチョス。
口のなかに広がるすっきりとした味わいと、ぷりぷりの歯ごたえ!
ほどよい塩気で全くしつこくないので、ペロッと食べちゃいました。
ここでピンチョス屋めぐりの豆知識その1!
バルは何軒かハシゴするのが基本です。ちょっとしたお酒一杯にちょっとしたピンチョスを一つって感じで注文して、さくっと楽しんで次のお店を探すわけです。だから、あまり味の濃すぎない、一口から二口サイズのピンチョスが多いんですね。まさにヒトツマミ流なお酒とオツマミの楽しみ方ですね!
②CASA VEGARA
お店のサイトはこちら。(日本語もあるよ!)
生ハムが吊るしてあるのが、いかにもスペインって感じですね。
店員さんがとってもデキル人感かもしだしていたのがこのお店。
多くの人がわーわー注文するのをしっかり把握しているその姿!
ラテン系で時折テキトーなスペイン人のお客さんたちにも今までしっかり対応してきたんだなあ…と尊敬いたしました。
ここでピンチョス屋めぐりの豆知識その2!
ピンチョスやお酒は、最後にまとめてお会計するシステム!途中で物足りないなって思ったら、追加注文が気軽にできます。一応、最後に串の数を数えてお会計…というルールがあるようですが、だいたいお客さんの自己申請制、店員さんも何を頼んでいたか覚えてるって感じです。
さて、ここでは、あえてのシンプルなコロッケを食べました。
スペインではおなじみの超絶クリーミーなコロッケです。中には細かく切られたイベリコのハムが入っていたり、たらなどの魚をふんだんに使ったものも有名ですね。
スペインに来たら必ずコロッケを食べるべしです!日本のサクサクジューシー系とはまた違った、とろーりもぐもぐ系のコロッケ、ご賞味あれ。
③galtxagorri
お店のサイトはこちら。
※お酒を持っているのは成年済みの方々です
個人的に一番おいしかったのはこのお店!あまりにおいしすぎて、翌日の昼ももう一度食べに行ったほどです。
8月31日通りの入り口部分に位置しており、お客さんの出入りがなかなかに激しかったです。まず一発目のお店としてオススメ。
タコのピンチョスやサーモンのピンチョス等がある中、私が食べたのはこちら。
生ハム、チーズ、ドライトマト!これ以上の組み合わせがあるでしょうか!いや、ない!これぞ反語系ピンチョス!
口の中で混ざり合うハムのしょっぱさ、チーズのまろやかさ、トマトの酸味のハーモニー!
まさに三位一体といったところでしょうか。
簡単そうに見えますが、ひとつひとつの具材の品質がきっと良いのでしょう。こだわりの逸品でした!
笑いどころがほとんど無いまま進んできてしまいましたね。
おいしそうだったので許してください。
もちろん、ピンチョスやタパスを日本で楽しむ方法もたくさんあります!
自分で作っちゃうぜ!という方には、キリンのサイトでいくつかレシピが紹介されています。
手軽に作ることのできるレシピが、おすすめのお酒とともに紹介されていますよ!下宿生の皆さんにおすすめです!
スペインバルに行ってみたい!という方は、東京のおすすめスペインバル20店がこちらのサイトで紹介されていますよ!
次にお友達と飲みに行くときは、一風変わったスペインバルに行ってみてはいかがですか?
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