「一橋生×表現」横断ウルトラインタビュー~オケアノス編~

ラジオは、実は相互的なメディア!


数時間ぶりですね、噂のそうせきゅんです。

 

前回の記事でも述べたように、今週は一橋でイベントが目白押しなんです。

 

引き続き、「一橋生×表現」シリーズ第2弾!

 

劇団コギトさん、放送集団オケアノスさん、お笑いサークルIOKさんに、「一橋生なりに表現をすること」というテーマをベースに、大横断ウルトラインタビューを刊行しました!

「横断」というだけあって、他の表現方法と自分のやっていることを比べてみてもらったり、互いのサークルにぶっちゃけ聞いてみたいことを調査してみたり、バチバチです!?

 

 

今回の主役は、放送集団オケアノスさん!

 

声劇やラジオDJを行う音声班と、ミュージックビデオやバラエティ番組のような動画を製作する映像班に分かれ、年に3回ある番組発表会に向けて活動しているそうです。

 

東京女子大学などとのインカレということで、一橋生には馴染みが薄く、知名度がなかなか上がらないのが悩みだそうです……。

でも、活動内容めちゃくちゃ面白そうじゃないですか?絶対みんな興味あるでしょ??

 

インタビューを受けてくれたのは2年の合田さん!普段は音声班に所属し、DJ(ラジオ風のトーク番組)の製作を行っているそうです。

小4の頃から将来の夢に「ラジオパーソナリティー」を書いていたほどの喋り好きな彼に、ラジオというメディアの本質にも迫るほどの!?アツい思いをぶちまけてもらいました!必読、いや、必聴!

 

 


 ――最初の質問ですが、DJの製作の際には台本ってあるのですか?

 

「はい、がちがちに固めています(笑)。台本があって、その場の空気を読んでアドリブを少し足していく感じですね。生の放送と言うよりは、10分間ぐらいで自分の好きなことをしゃべるような感じですね。」

 

――そうなんですね。喋ることが好きだ!という思いや、聞いてもらいたい!という思いなど、色々あるかと思うのですが、どういった思いからDJをやっていますか?

 

「やっぱり喋りたいという気持ちが大きい気がします。それで、喋るからには皆に聞いてもらわないといけないので、面白さとか他の人と違うところを出していけたら、と考えています。」

 

 

▲合田さんはHASCのメンバーでもあります。活動中の彼を撮影。

 

――将来のことを考えてのサークル選びだったのでしょうか?

 

「きっかけは好きなことをやりたい!というところから入って、更に将来役に立てばいいかな、と。ラジオに関わる仕事ができればいいな、と思っているので。また、このご時世『コミュ力』が重要ですが、最近よく、自分では伝えたつもりでも全然伝わっていないということが多くて。そういったところを鍛える上ではどんどん喋っていくのがいいかな、と思っています!」

 

――皆に通じる話ですね……!オケアノスさんって、一橋生はどれぐらいいるんですか?

 

「そうですね、全体で50人ぐらいいるのですが、その中で8人とかです。少ないんですよね。」

 

――DJをやるにあたって、一橋なりの良さだったり、逆にやり辛さだったりを感じることはありますか?例えば、なんとなく、一橋生って前に出て発表をしたがる人が少ない印象を個人的に持っているのですが。

 

「自分が1年の時に入っていた社研ゼミでは、たまたまかもしれませんがよく発言する人が集まっていて、そういうのを見ていると、発言する人はしっかりと発言するんだな!という印象を持っていました。」

 

――なるほど、確かに、ラジオでの喋りというのも、そういう普段の発言の延長ですよね。

 

「だから、きっかけさえあれば皆前に出て発表するんじゃないかと思います。あと、文系っていうのは強いですね。文理がいることでの多様性もあるとは思うんですが、文系しかいないのでそれなりに誰と会っても話しやすいですよね。普段から言葉というものを大事にしている空間、大学なのかな、という気がします。」

 

――確かにです。一橋生だということを、DJをやっていて実感することや、自分で意識していることはありますか?

 

「そうですね、若干意識するのは、論理的に考えようということです。例えば2つ話したい内容があったら、それを繋ぐ言葉を考えるんですが、その流れをきちんと考えないと個人的には喋りにくさがあって。この論理的に考えよう!に縛られてしまう感じに、自分は一橋生なんだな、と感じます。良さでもあり、ウィークポイントでもあり。」

 

――興味深いです。続いて、DJでの喋り以外にも様々な表現方法がありますが、ラジオなりの良さだったり困難だったりというのはどういった点にありますか?

 

「やっぱり表情などが使えないところに伝えにくさがあると感じます。あと、ラジオの場合曲を絶対にかけるのですが、曲が流れている間、テレビだったら映像を流せばそれなりに面白くなりますけど、ラジオだと曲だけしか流せない時間になるので、選曲、良い前フリを考えるのが難しいですね。BGMの質やこだわりも、難しさであり、また良さでもあります。」

 

 

 

――なるほど、音声だけのメディアならではの難しさですね。

 

「一方で、僕はラジオの『距離感』が好きなんですよね。テレビだとどうしても違う世界という感じがあるんですが、ラジオだとイヤホンを付ければもうすぐそこで話してくれていて。その近さもありますし、あとはメールを送ったら実際に読まれること、生放送が多いことも近さだと思っています。そのあたりがラジオの好きなところであり、自分も作る上でその『近さ』を出していけたらいいな、と思っています。」

 

――実は相互的なメディアですね、確かに。では続いてIOKさんからの質問です!「お笑いをやっている人が聴くべきラジオがあれば教えてください!」

 

「個人的には、お笑い芸人さんがやっているラジオで好きなのはTBSラジオのアルコアンドピースさんの『D.C.GARAGE』ですかね。ラジオだからこそできる空気感があって、2人の独特の雰囲気がそのまま、ずっとコントが続いているような雰囲気で。お笑いじゃないので言うと、1番好きなパーソナリティのバカボン鬼塚さんって方がおすすめです。擬音の使い方がうまかったり、初対面のゲストのいじり方が絶妙だったり。お笑いとはちょっと違うかもしれませんが、この人のトーク力は1度聞いてほしいなと思います。」

 

――続いて、コギトさんから、「どのような人を対象に創作・表現活動を行っているのですか?」とのことですが。

 

「番組発表会には他の大学の放研の人がくるため大学生をターゲットにした作品が多いです。しかし誰が見ても面白い、ためになる、感動できる作品を目指しています。」

 

――なるほど、ありがとうございました!

 

 

 


字放送集団オケアノス 第66代夏の番組発表会
【日程】7/9(日)
【テーマ】サーカス
【タイトル】オケアノサーカス
【開場】15時00分
【開演】15時30分
【会場】東京女子大学 23101教室 

 

「サーカス」というテーマでどのようなものが繰り広げられるのか、期待が高まりますね……!

ラジオならではの距離感を是非体感しに行ってみては?

 

以上、「一橋生×表現」横断ウルトラインタビュー~オケアノス編~でした!ラスト、IOK編もこうご期待!

 

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